じじぃの「スゴイぞ・世界に誇る職人大集合・呉竹の墨!スクーパー」

墨ができるまで :墨について学ぶ 株式会社呉竹 動画あり
http://www.kuretake.co.jp/create/calligraphy/introduction.html
奈良墨 Google 検索
http://www.google.co.jp/images?sourceid=navclient&aq=f&oq=%E5%A5%88%E8%89%AF%E5%A2%A8&hl=ja&ie=UTF-8&rlz=1T4GZAZ_jaJP276JP276&q=%E5%A5%88%E8%89%AF%E5%A2%A8&gs_upl=0l0l8l580282lllllllllll0&aqi=g2&oi=image_result_group&sa=X
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「呉竹・テクノロジー」の中核ともいえる微粒子分散技術は従来の墨やインキ作りの分野にだけにとどまらず、産業用機器分野にまでおよぶようになりました。
そのひとつが、静電誘導を利用して電気を蓄えるコンデンサ製造への応用です。
コンデンサには小型化がポイントととなり、伝導性塗料が大きな役割を果たします。この塗料作りの段階で呉竹技術開発の微粒子分散技術が注目されています。
http://www.kuretake.co.jp/corporate/development.html
外国特派員と見る関西 奈良にありー世界トップの技術開発と伝統の技
◆日本の文化を支える1000年余の伝統産業 「奈良墨」・「奈良筆」
http://www.kippo.or.jp/j/presstour/detail_19.html
スクーパー 「スゴイぞ 世界に誇る職人大集合」 2012年2月3日 日本テレビ
【出演者】椎名桔平鈴木崇司真鍋かをり 【レポーター】ドン・ジョンソン
http://www.ntv.co.jp/scooper/
どうでもいい、じじぃの日記。
2/3、日本テレビ 『スクーパー』で特集「スゴイぞ 世界に誇る職人大集合」を観た。
大体、こんなことを言っていた。(手抜きしている)
奈良墨
実は今、世界では「漢字」ブームということで、書道に注目が集まっている。そこで、今回はその書道に欠かせない墨(すみ)。それに携わるSAMURAIワーカーをスクープ。
屋上に「Kuretake」という大きな看板がある会社が映像に出てきた。
伺ったのは墨業界のシェア50%以上を誇る「呉竹」。さっそくだが、変な機械がある。
ローラーの下から小さな炎がたくさん並んでいる映像が出てきた。
たくさんの火でローラーを熱しているようだが、
ジョンソン、「これは何をしているのか?」
職人さん、「墨の原料である『すす』を取っているんです」
実は 植物の油を燃やしてできるすすをローラーに付着させて採取しているのだ。このすすと「にかわ」(動物の皮や骨を煮込んで得られるゼラチン質)、さらに香料が墨の原料になる。
黒いモチ状になった原料をぶら下がり健康器のようなものにつかまって、職人さんが足でこねている映像が出てきた。
機械で荒く混ぜた後、今度は職人が練っていくんだから、ここからは熟練の技が必要とされる。温かいうちに足や手で練り込む。良質の墨はすすが均一に行き渡ることで発色が良くなるのだ。
ジョンソン、「練り具合はどうやって、判断しているんだい」
職人さん、「練り込んで、揉み込んだ時に、墨の柔らかさを感じて、その感覚、カンです」
すすを均一に行き渡らせた墨は小分けにし、絵や文字が刻まれた木型に入れてプレス。小分けにされた墨は柿を吊るして干すように、工場内の天井から吊されている映像が出てきた。
ここから墨は徐々に水分を抜きつつ、最低でも2ヵ月かけて乾燥させる。
職人さん、「手書きは『どういう気持ちで書いているのかな』、というのが伝わってくるんで。書道を小さい時からやってもらいたいです。大人になっても書道はやって欲しいです」
そして、墨を作るうえで生み出された技術は、最先端テクノロジーにも活かされているのだ。
墨作りの技術は最先端テクノロジーにも活かされていた!
ほこりのようなものが大小ばらばらに散らばっているような画像と小さな粒子が全体に均一に散らばっている画像が出てきた。
良質の墨はすすが均一に行き渡っている。この技術を「微粒子分散技術」という。
呉竹はこれを携帯電話のコンデンサに応用。コンデンサは電気を貯めて必要なときに送り出す装置だが、呉竹の技術により内部に含まれるすすと同じ炭素を均等に分散させることで、電力をロスすることなく送り出すことができる。
ジョンソン、(墨を持って)「すごいなあ!」
日本の伝統技術が、現代のハイテク機器に活かされているなんて驚きだろう。そんな呉竹には日本に3人しかいない職人がいる。それが墨の木型職人の米谷さん。細かく浅く何度も何度も、彫り上げるのだ。時には彫るラインが1ミリ以下になることも。この道具の先端は何と0.2ミリ。
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じじぃの感想
「手書きは『どういう気持ちで書いているのかな』、というのが伝わってくるんで。書道を小さい時からやってもらいたいです。大人になっても書道はやって欲しいです」
墨ひとつに、職人さんの心意気が伝わってくるようだ。