じじぃの「人の死にざま_813_井上・靖」

井上靖 - あのひと検索 SPYSEE
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井上靖先生 1 動画 YouTube
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1988年角川映画敦煌李元昊力の論理を語る.m4v 動画 YouTube
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井上靖敦煌 新潮社
900年間、眠り続けた仏典4万巻。敦煌文書を巡る雄大なロマン。西域の夢の都敦煌の衰亡を描く不朽の名作。
http://www.shinchosha.co.jp/book/106304/
井上靖 フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 (一部抜粋しています)
井上靖は、日本の小説家、詩人。文化功労者文化勲章受章。
【作風】
小説は現代を舞台とするもの(『猟銃』、『闘牛』、『氷壁』他)、自伝的色彩の強いもの(『あすなろ物語』、『しろばんば』他)に加え、歴史に取材したものに大別される。歴史小説は、日本で特に戦国時代(『風林火山』、『真田軍記』、『淀どの日記』他)、中国ではとりわけ西域を題材にした(『敦煌』、『楼蘭』、『天平の甍』他)ものを多く描いた。
歴史作品を中心に各国語に翻訳され、ペンクラブ会長時代にはしばしばノーベル文学賞の候補とされた。巧みな構成と詩情豊かな作風は今日でも広く愛され、映画・ドラマ・舞台化の動きも絶えない。
しろばんば』、『夏草冬涛』、『北の海』は、井上靖自身がモデルの主人公・伊上洪作の、幼少から青年になるまでの自伝的な作品である。『しろばんば』は静岡県伊豆湯ヶ島(現伊豆市湯ヶ島)で過ごした幼少時代の、『夏草冬涛』は旧制沼津中学校の生徒だった頃の、『北の海』は沼津中学卒業後の沼津での浪人生活の1年近くの日々を描いたもので、その日常、あるいは旧制第四高等学校の練習に誘われ、寝技主体の柔道、いわゆる高専柔道に明け暮れる洪作が生き生きと描かれている。井上靖の周囲に実在した人物がモデルとして多く登場し、特に『しろばんば』中に登場する、曽祖父の妾で洪作とは血の繋がらない「おぬいばあさん」(実在の名は「おかの」)との生活は、井上靖の人格形成を語る上で欠かせないものである。
その他、老いの境地に入った実母・八重について書いた靖晩年の短編三部作として『花の下』、『月光』、『雪の面』がある。

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『知識人99人の死に方』 荒俣宏/監修 角川文庫 2000年発行
井上靖(いのうえやすし) (1907-1991) 83歳で死亡。(一部抜粋しています)
軍医の息子として北海道旭川市に生まれ、京大哲学科を卒業後、大阪毎日新聞社に入社。昭和24年に『闘牛』が芥川賞を受賞したことから、翌年、記者生活にピリオドを打ち、本格的な執筆活動に入る。実に43歳の再スタートだった。以来、中国や日本を舞台にした歴史小説や自伝的な色合いの濃い私小説的な作品、現代に起こった事件を扱った小説などを次々と発表し、国民的人気作家となる。51年には文化勲章を受章。
翌52年1月18日、井上の「作家七十歳」と題する一文が日本経済新聞に載った。「一日の終わりに夕暮れがやってくるように、人生の終わりに夕暮れはやってくる。夕暮れというものは落日に飾られたり、残照に彩られたりして、なかなか華やかなものである。人生の夕暮れもまた同じであるに違いない。……こうした老いの華やぎのあとに、死は冷酷に、あるいは厳然として控えている」。
79歳の秋、食道ガンがみつかり、食道を切除。このときの5時間にわたる大手術で、「人間の生、死というものは、人間の力でどうなるものではない。/”…”に任せるほかない」と理解したという。
そして2年後、新たには肺ガンが発見される。抗ガン剤などの治療を受けながら、病室で書き続けた『孔子』はのちに65万部のベストセラーとなった。
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平成3年1月、再び国立がんセンターに入院。1週間後の夜、井上は次女黒田佳子に「大きな、大きな不安だよ、君。こんな不安には誰も追いつけっこない。僕だって医者だって、とても追いつくことはできないよ」と語りかけ、やがて静かな眠りについた。そして2度と目覚めることはなかったのである。

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