じじぃの「グーグルIT技術者・チーム率いるリーダーの条件・仕事の流儀!プロフェッショナル」

Google 日本語入力 for Android 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=3JDJ-Yj3Btg&feature=relmfu
Working at Google 東京 - 及川卓也: シニア プロダクト マネージャー 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=Gx-1BFEKw3E&feature=related
及川卓也 グーグル Google 検索
http://www.google.co.jp/images?sourceid=navclient&aq=f&oq=%E5%8F%8A%E5%B7%9D%E5%8D%93%E4%B9%9F+%E3%82%B0%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%AB&hl=ja&ie=UTF-8&rlz=1T4GZAZ_jaJP276JP276&q=%E5%8F%8A%E5%B7%9D%E5%8D%93%E4%B9%9F+%E3%82%B0%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%AB&gs_upl=0l0l2l49945lllllllllll0&oi=image_result_group&sa=X
活況タブレット市場で、アップル首位陥落 (追加) 2013.01.16 ZAKZAK
タブレット端末の国内市場で、米アップルが昨年12月に初めて首位を陥落した。調査会社BCNが16日発表した。米グーグルの基本ソフト(OS)を搭載した「ネクサス7」を9月に発売した台湾エイスースが急激にシェアを伸ばし、初めてトップに立った。
ネクサス7は2万円を切る価格が魅力のひとつ。昨年11月には、アップルが小型タブレットiPad miniアイパッドミニ)」を投入し、いったんエイスースを引き離したが、12月にはアップルのシェア40.1%に対し、エイスースは44.4%と競り勝った。
パソコンやタブレットの販売台数は、昨年11月に前年同月比20.7%増、12月に11.8%増と2けた増が続いている。7インチ台の小型製品の発売が相次いだタブレットの構成比が30%台まで高まり、全体を押し上げた。これに対し、パソコンは12月後半、米マイクロソフトの最新OS「ウィンドウズ8」搭載機の構成比がようやく半数を超えた。「3月の春商戦に向けて弾みが付いた」(BCNの森英二アナリスト)格好だ。
一方、12月のスマートフォン(高機能携帯電話)の販売台数シェアは、32.1%のアップルが首位をキープ。ただ、ピークだった10月の56.9%からは20ポイント以上低下しており、「息切れしている」状態だ。2位は19.3%のシャープで、前月から8.2ポイント上昇。解像度が高く、電池が長持ちする新製品「アクオスフォンゼータ」が順調な滑り出しをみせている。
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20130116/ecn1301162332009-n1.htm
ブログ情報 - Nothing ventured, nothing gained.
http://d.hatena.ne.jp/takoratta/about
『グーグル ネット覇者の真実 追われる立場から追う立場へ』 スティーブン・レヴィ/著、仲達志・池村千秋/翻訳 阪急コミュニケーションズ 2011年12月発行
ChromeMicrosoftを追い、App EngineでAmazonを追い、AndroidAppleを追い、Google+FacebookTwitterを追う。

                            • -

プロフェッショナル 「チーム率いるリーダー・仕事の流儀」 2012年1月23日 NHK
【語り】貫地谷しほり橋本さとし
及川卓也 グーグル株式会社 シニアプロダクトマネージャ
世界最先端のIT企業で、パソコンやインターネット関連の新しいソフトやサービスの開発にあたる及川。40人以上のエンジニアを率いるリーダーとして、「世界を変える」ようなインパクトのあるものを常に志す。「世界を変えるとは、今までの仕組みを変えて新しい価値観を提供し、社会をより良くすること」と語る及川。その高い志がチームを鼓舞し、大きな成果を生むと信じている。
常に高い志を掲げる。
http://www.nhk.or.jp/professional/2012/0123/index.html
どうでもいい、じじぃの日記。
1/23、NHK 『プロフェッショナル』で「チーム率いるリーダー・仕事の流儀」を観た。
大体、こんなことを言っていた。 (手抜きしている)
あのIT企業の心臓部機密の開発現場に潜入 天才集団ガチンコ勝負 驚きオフィス環境
【後半部のみ】
アメリカ。シリコンバレーにあるグーグル本社の映像が出てきた。
及川さんの勤める会社はインターネット検索サービス最大手。アメリカ、日本を始め、世界70ヵ所に拠点を構え、日々新しいソフトやサービスを生み出しているのです。この企業ではエンジニアが開発に集中できるように可能な限り、快適なオフィス環境を用意しています。
東京・六本木の高層ビル 六本木ヒルズにあるグーグルの映像が出てきた。部屋の敷居の壁には「上野ー秋葉原御徒町」の名前が付いている。
たとえば及川さんがいる日本のオフィス、クッションやマッサージ器を備え、リラックスを計っています。
会議室の名前には社員たちの投票で決められた駅名や地名が付けられ、プリンターにも寿司ネタの名前が付いている。これもオフィス環境を楽しく、快適にするはからいの1つだ。さらに食堂も充実している。
バイキング方式の食堂が映像に出てきた。
及川さん、「取り放題です。取り過ぎないように気をつけないと、いつも気づくと皿がいっぱいになっていて」
和洋中、さまざまな料理からデザートまで何でも揃っています。社員はすべて無料。業界ではここは「エンジニアの楽園」と呼ばれている。
及川さん、「楽しくて楽で何もしなくってってわけではなく、あることを目的としている人が、その目的を達成しようとするためには、天国のような環境であるという言い方のほうがいいのかなと思いますね。天国っていう言葉を1つだけ出してしまうと、いろいろ誤解されかねないかなと思うんですけど」
一人一人作業部屋が仕切られ、チームの一人が及川さんのところに来て、議論している映像が出てきた。
競争の激しいITの世界で生きる及川。その毎日は開発リーダーとしての姿勢を常に問われる。ある日の午後、大きな問題が発生した。
チームの一人、(及川さんに)「クロームのメインチームの人は許すかどうかと言われると、微妙かな、という気が今はしています」
開発中の文字入力ソフト。その新しい機能の開発でトラブルが生じていた。
パソコン画面には「プレゼンテーションのじゅん」と入力した時点で「準備」「順」が候補として表示されている。
ソフトにはユーザーの使い勝手が良くなるように、ひんぱんに使う言葉が変換候補の上位にくるなどの個人設定が備えられている。これで文章入力の手間が大幅に減る。今回、この個人設定が異なる端末を使った時でも同じように使える機能を盛り込もうとしていた。しかし技術的な問題から、このままでは使えないという。
及川さん、「だから、ドキュメント(仕様書)を書いて、きちんとシンク(共有)しておかなきゃいけないんだよ。でしょ。まさしくそのとおりでしょ」
チームの一人、「まさしく、そのとおりです」
及川さん、「これは確実にそうだよ。何を言われてもしかたないと思うよ」
及川はすぐにチーム全体で解決策を探るよう指示した。次第に状況の深刻さが浮き彫りになってきた。1時間後、1つの解決策が示された。
同じフロアで及川さんを入れて、3人で議論している映像が出てきた。
チームの一人、「オースって、オース・トークンをもらうわけですよね。今はコピペしてもらっているわけですが」
部下たちが示したのはユーザーが行う手間を少し増やし、解決するというアイデア。技術的にはこれがベストだと主張した。その時、及川の顔から笑顔が消えた。
及川さん、「作り手のロジック(論理)以外の何ものでないと思うんですよ。説明できないと思います」
チームの一人、「そうですかねぇ」
及川はユーザーの手間が一切、増えない解決策でなければダメだと切って捨てた。
及川さん、「僕らのモノつくりのロジックというのは、それはそれでちゃんと考えなきゃいけないけれども、まずはそういうものを一切無視して本当はどういう姿にしたいかということを考えるべきだと思うんですよ。ディスカッションしてもいいと思うんだけれど、そんなに僕は間違っていないと思うんですよ。そこに関しては、やっぱり僕ら自身が『使ってみて』と言って使ってもらったときに、『えっ!』と思われないものにしたいわけじゃない」
掲げた理想は絶対下げない
及川は部下たちにやり直しを命じた。答が出せるかどうかは未知数だ。ただし、掲げた高い理想は絶対下げない。その志こそがチームを鼓舞し、やがて大きな成果を生むと及川は信じる。
壁に「楽天」マークのあるオフィスの部屋で数人と話している及川さんの映像が出てきた。
2011年7月28日、世界有数のIT企業で開発チームを率いる及川さん。この日、休みを利用して東日本大震災の被災地を支援する活動を行なっていた。震災直後から及川さんが中心となり、会社を越えて有志を募集。被災地での暮らしや、復興に役立つソフトの開発などに取り組んでいる。
及川さん、「要はほぼ同じオペレーションでPDFが作れるんだから…」
変化の激しいIT業界の最前線で走り続けて24年。仕事との向き合い方は一人の上司から学んだ。
及川さんが子どもの頃の家族4人、両親と姉と本人が一緒に写っている写真が出てきた。
昭和40年、及川さんは千葉に生まれた。父は道路やトンネルなどを造る土木設計士。何不自由なく育った。大学(早稲田大学)は理工学部に進んだ。そこでプログラミングの知識を身につけた。卒業後、エンジニアになろうと外資系の大手コンピューター会社(日本DEC)に就職した。
自分が一番優秀だ。そう思っていた及川さん。すぐに頭角を表したが、周囲としばしばぶつかるようになった。
及川さん、「いろんな所で、隙あらば噛みついてやれみたいな、上司の人とか、先輩社員とか、結構いろんな形でケンカしたし、反感買うような行動も多かったですね」
そんな及川さんをかわいがってくれた数少ない上司 斎(いつき)さんがいた。
仕事の取り組み方、周りとの付き合い方、飲みに行っては親身にアドバイスしてくれた。21歳の時に父を亡くした及川さんにとって、次第に斎さんは父親の存在のようになっていった。
斎さんは口癖のように言っていた。
「人の心の痛みがわからなければ 人の上には立てない」
しかし、及川さんには斎さんの期待には何も答えられなかった。入社5年目には当時、急成長していたアメリカの企業(マイクロソフト)との共同開発。そのチームリーダーに選ばれた。
及川さんは周りのメンバーに配慮する余裕はなかった。自分がやった方が早いとメンバーの仕事もやろうとした。開発チームなんて必要ない。10ヵ月後、プロジェクトを何とかやり遂げ、日本に帰国。しかしその頃、新興企業の台頭で、会社の業績が悪化し始めていた。大規模なリストラが続き、人材も、魅力的な仕事も会社から消えていく。及川さんは会社に残ったものの開発現場から遠ざかり、一人技術関係の本を書くことが増えていった。
及川さん、「どうしようかなってふうに最後の数年は考えて、モヤモヤした感じで、逃げていたのか、もしくは諦めていたというところでした」
31歳のとき、転機が訪れる。マイクロソフト社に入社。「Windows NT」の日本語版OSのプロジェクトに参加した。
及川さんに1つの確信が生まれた。
「世界を変えるのはチームの力」
6年前、及川さんは現在の会社に転職した。辿りついた確信を胸にリーダーとして歩み続けている。
墓地で、花を持ってあるお墓に向かう及川さんの映像が出てきた。
7月のある日、お墓参りに向かう及川さんがあった。
取材スタッフ、「こちらにはよくいらっしゃるのですか」
及川さん、「1年に1回ですね。大体、命日の前後に来ています」
もと上司の斎さん。5年前に病に倒れ、56歳で亡くなった。リーダーとしてのあり方を教えてくれた斎さん。一番の恩返しは世界を変えるような仕事を続けていくことだと信じている。
及川さん、「見守ってくださいというふうに言っているんですけどね。もし、『いつき学校』みたいなのがあったとするならば、そこの優等生では全然ないなとは思って、思い出すたびに『あっ、できていないな』って、反省したりとか。何かの行動の後にそういうことを思い出したりすることは多いですけど…」
       ・
じじぃの感想
「作り手のロジック(論理)以外の何ものでないと思うんですよ。説明できないと思います」
スティーブ・ジョブズもきっと、同じことを言ったに違いない。