じじぃの「バグダッドで見つかったツボ型電池!本当はどうなんだろう」

オーパーツの謎を追え!(電池) 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=V_OZl-VfvQM
baghdad battery 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=MlFZ4h4RUwE
The-Antikythera-Device,The-Piri-Reis-Map-and-The-Baghdad-Battery 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=i5l0PUtc9_4
バグダッド電池 ウィキペディアWikipedia)より
バグダッド電池とは、現在のイラクバグダッドで製造されたとされる土器の壺である。
電池であるという意見と、そうではないとする意見が存在するが、もしこれが電池として使われたのであれば、電池が発明されたのは18世紀後半であるから、これはオーパーツ(時代錯誤遺物)と言うことができる。
【電池説】
発掘当時は用途が不明の出土物であったとされているが、電池メーカーのボッシュによる復元実験で電解液として酢やワインを用いた結果、電圧0.9 - 2ボルト程度で発電された。パルティア時代にも使用可能な電解液とされる液体が次々に試され、作製されたレプリカにおいて、微弱ながらもそれらが実際に電流を発生させることが示された。ただしこの実験は発見された状態と違い開放状態で、それも原理だけを復元した(壷やシリンダーを復元したわけではない)状態で行われており、発見時と同じくアスファルトで口を閉鎖した場合はすぐに電流が止まってしまう。
使用目的としては、電解液にブドウジュースを用いた実験にて、シアン化金の溶液に浸した銀製品を数時間で金メッキ加工させることに成功しており、装飾品に金や銀のめっきを施す為(実際その近辺からメッキされたとしか言いようがない装飾品が出土している)の道具とする説が提唱されたが、電気を使わずとも水銀アマルガム法などでめっきを施す方法は古くから知られており、根拠としては薄い。他にも、呪文が書かれた壷と共伴したことから、感電による宗教体験を演出する装置や、電気療法のための装置という説など諸説あるが、真の目的は不明とされている。

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『驚愕のオーパーツ&超古代ミステリー99』 南山宏/監修 双葉社 2010年発行
ツボ型電池 粘土でできた小さなツボで金メッキが行われていた!? (一部抜粋しています)
およそ2000年前に西アジアで栄えたパルティア王国の遺跡から、驚くべきことに電池が見つかっている。見かけは素朴な粘土製のツボなのだが、復元実験により現実に電気が発生することが確認されているのだ。
科学史の定説をくつがえす遺物が発見されたのは、1937年、イラクバグダッド郊外のクジュトラブアの丘にある遺跡でのこと。高さ15センチほどのツボは花瓶のようにも見えたが、内部に奇妙な仕掛けが施されていた。長さ10センチ、直径2.6センチほどの銅製の円筒がアスファルトで固定され、その円筒から1センチほど頭が出るように腐食した鉄棒がおさめられていた。
正真正銘の電池であると立証されたのは、第二次世界大戦後だった。アメリカの有名な科学史家と電気技師がレプリカを作って実験したところ、1.5ボルトから2ボルトの電気が発生。電解液として硫酸、酢酸、クエン酸のどれを使っても同じ結果だった。鉄棒が腐食したのは、酸の電解液に浸されていたためだったのだ。18世紀後半にボルが”発明”したとされる電池が、はるか昔から存在していたことが明らかになったのである。
では、その用途は何だったのか。有力視されているのが金メッキ、バグダッド付近がイラン系のパルティア王国に支配されていた当時、一帯は薄い金箔をかぶせた宝飾細工を作ることで知られていた。金箔はハンマーで薄くのばして作られたと考えられてきた。なぜならメッキには電気分解の技術が必要不可欠だからだ。しかし電池があれば可能であり、実際にツボ型電池を使って金メッキの実験が行われ、成功している。電解液としてはブドウのジュースを使えば事足りることも明らかになった。

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どうでもいい、じじぃの日記。
南山宏監修 『驚愕のオーパーツ&超古代ミステリー99』に「ツボ型電池 粘土でできた小さなツボで金メッキが行われていた!?」があった。
花瓶のようなツボに鉄棒が入っていたことにより、古代の電池なのではないかとなった。
「電池があれば可能であり、実際にツボ型電池を使って金メッキの実験が行われ、成功している。電解液としてはブドウのジュースを使えば事足りることも明らかになった」
ジョー・マーチャント著 『アンティキテラ 古代ギリシアのコンピュータ 』という本を読んだ。
エーゲ海の海底に沈んだ古代ギリシャの船から1つのブロンズの金属片が出てきた。何やら歯車のようだ。サビていて原型をなしていないが、古代の時計のようだというものだった。
一説には、ギリシャで発見されたから古代ギリシャ人の発明と思われているが、古代バビロニアで作られたものが、ギリシャで見つかったのではないかともいわれている。
この「古代の電池」も紀元前に古代バビロニアで作られたものらしい。
今から約5000年以上前にメソポタミアに世界最古の文明といわれるシュメール文明が誕生した。彼らの栄華は約3000年続いたが、忽然と姿を消した。その後を引き継いだのがイラク南部に住むバビロニア人だった。
彼らは現代の時計の基礎となる60進法を発明した。
時代は異なるが、錬金術の祖と呼ばれるイスラムジャービル・イブン=ハイヤーンが720年代に生まれている。
古代バビロニアの発明、発見されたものがイブン=ハイヤーンに伝承されていたとしても不思議ではない。
もしかしたら、ヨーロッパで発明、発見されたものには、すでに古代バビロニアで発明、発見されていたものが、かなりあるのではないだろうか。