じじぃの「北極圏のエネルギー資源争奪戦・グリーンランド!資源外交の行方」

Nuuk Greenland 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=_W1ULrw8Qa8&feature=related
Life On Greenland 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=nwVRLP0zlNA&feature=related
北極圏 画像
http://www.jiten.info/dic/img/map_n.gif
グリーンランド Google 検索
http://www.google.co.jp/images?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rlz=1T4GZAZ_jaJP276JP276&q=%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89&oi=image_result_group&sa=X
中国、北極圏で足場固め グリーンランドに接近、資源・航路開拓狙う 2011/11/10 日本経済新聞
中国が北極圏開発への本格的な参入に向け、足場固めに動き出した。6〜8日にはグリーンランド自治政府の閣僚級要人が中国を公式訪問し、グリーンランド北部での中国企業による資源採鉱について協議。中国は先月、2015年までに北極探査隊を3度派遣することも発表、開発への関与の意思を鮮明にした。予想以上に進む海氷の縮小で、資源採掘や航路開通が現実味を帯びたことが背景だ。
http://www.nikkei.com/access/article/g=969599969381959FE2EBE2E7E48DE2EBE3E3E0E2E3E39C9CEAE2E2E2
グリーンランド自治権拡大、完全独立への鍵を握る天然資源 2009年6月22日 AFPBB News
デンマークグリーンランド(Greenland)で21日、08年11月に行われた住民投票で賛成75%の圧倒的多数で承認された自治権拡大に関する法律が施行された。これにより、グリーンランドデンマークによる300年にわたる統治から、新たな自治の時代に入った。
今回の自治権拡大で石油などの豊富な天然資源の権利もグリーンランド側が握ることになり、デンマークからの独立へさらに一歩近づいたと言える。
http://www.afpbb.com/article/politics/2613527/4290360
ノルウェーのスタトイルが北海で油田発見、仏トタルもガス田発見 2011年8月8日 Reuters
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-22598420110808
グリーンランド フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 (一部抜粋しています)
グリーンランド(英語: Greenland)は、北極海北大西洋の間にある世界最大の島。デンマーク領だが、自治政府が置かれている。
大部分が北極圏に属し、全島の約80%以上は氷床と万年雪に覆われる。巨大なフィヨルドが多く、氷の厚さは3,000m以上に達する所もある。居住区は沿岸部に限られる。
カナダとの国境線上にあるハンス島の領有をめぐって、カナダとデンマークの間で係争中である。
【独立への動き】
グリーンランドは、島内のほとんどの土地が厚い氷に覆われており、地下資源の採掘が困難であった。しかし、地球温暖化の影響で少しずつ氷が溶解しており、今後採掘のスピードが速まると予想される。グリーンランドの地下には中東地域に匹敵する量の原油が存在するとされており、地下資源収入が経済的にグリーンランドを支え、デンマークからのグリーンランド独立が容易になるとも指摘される。
【経済】
鉱物資源の探査も進行中である。多量の原油埋蔵可能性が指摘されており、石油資源等の開発のために国営石油NUNAOILが設立されたが、生産開始にはまだ当分時間がかかる。鉱物資源開発の国営Nunamineralは新たに始まった金鉱開発への投資を募るためコペンハーゲン株式市場に上場した。金属価格が上昇しているため、ウラン、アルミ、ニッケル、プラチナ、タングステン、チタン、銅などにも関心が集まっている。

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『勃発!エネルギー資源争奪戦―熾烈化する「新興国VS先進国」資源外交の行方』 ダイヤモンド社・編 2008年発行
北極圏の共同開発が試金石に (一部抜粋しています)
最終的には技術力がカギを握っているが、これはロシアについても言えることだ。資源ナショナリズムはいずれ崩壊することを、彼ら自身が認識することになるだろう。サウジアラビアやクェートでも、現在政府が100%出資する国営石油企業が独占しているが、彼らは陸上の掘りやすい場所だけを掘っている。そこの良質な石油が存在するため、ことは済んでいるが、それでは済まない時が必ずやってくる。
新しい油田を発見するためにこれまでは大陸棚を掘っていたが、今後は水深3000メートル、4000メートルという場所で掘り当てていく必要がある。北極圏など、今まで手付かずだった場所で油田を開発する際に求められるのが技術力であり、日本も戦略的なアプローチを行うことにより、資源を特定の国家の占有物にしてはならない。
ロシアは北極圏の採掘権を主張しているが、彼らには北極圏の資源を採掘するだけの技術がない。北極圏は共同開発を行うべき最後のリゾートだからこそ、日本は技術力でアピールしていく必要がある。
北極圏は日本と地理的には無関係だが、ここで採れる資源が必要だというコンセンサスされ得られれば、何も手をこまねいて見ていることはない。現実に他国が採掘するなら対抗すべきで、その手段として技術力で勝負することになってくるだろう。

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どうでもいい、じじぃの日記。
『勃発!エネルギー資源争奪戦―熾烈化する「新興国VS先進国」資源外交の行方』という本を見ていたら、「北極圏の共同開発が試金石に」というのがあった。
「ロシアは北極圏の採掘権を主張しているが、彼らには北極圏の資源を採掘するだけの技術がない。北極圏は共同開発を行うべき最後のリゾートだからこそ、日本は技術力でアピールしていく必要がある」
世界最大の島であるグリーンランドアメリカ、カナダ、ロシア、ノルウェーに囲まれた北極圏にある。
グリーンランドデンマーク領ではあるが、独立に向けて動き始めているのだそうだ。
11月10日の日本経済新聞に「中国、北極圏で足場固め グリーンランドに接近、資源・航路開拓狙う」が載っている。
グリーンランドは国土の約80%が氷に覆われているのだそうだ。資源は豊富で原油、鉄鉱石、レアアースなどが眠っているだという。最近ではグリーンランドのすぐ近くの北極海ノルウェーがまた、新たな油田を発見した。
そのグリーンランドに中国が資源開発で急接近しているのだそうだ。
もしかしたら、北極圏は地球最後の未開発地域なのかもしれない。