モ―ガン・フリ―マン 時空を超えて「重力は幻想なのか?」20170210 動画 dailymotion
https://www.dailymotion.com/video/x5bbe6b
アルマ望遠鏡の建設地の地図と完成予想図 画像
http://www.astroarts.jp/news/2010/11/19alma/alma.jpg
石黒正人
アルマ望遠鏡 国立天文台
http://alma.mtk.nao.ac.jp/j/
アタカマALMA天文台計画
http://sky.geocities.jp/nihonchile/alma3.htm
メシエ天体ガイド:M100 AstroArts
http://www.astroarts.co.jp/alacarte/messier/html/m100-j.shtml
馬頭星雲 画像
http://www.astroarts.jp/news/2002/01/29horsehead/horsehead.jpg
おはよう日本 (追加) 2017年4月11日 NHK
【キャスター】高瀬耕造、和久田麻由子
●人類初のブラックホール観測プロジェクト。日本人天文学者の挑戦
太陽系が属する天の川銀河(銀河系)の中心にある巨大なブラックホールを観測する国際プロジェクトが4月から始まった。
チリ・アルマ望遠鏡、米国・ハワイ・マウナケア、メキシコなど、世界6ヵ所にある電波望遠鏡でデータをつなぎ合わせ観測できる。
挑むのは世界の100人を超える天文学者。
プロジェクトメンバーの国立天文台・本間希樹教授。1971年生まれ。
本間氏がプロジェクト参加したのは9年前。
電波望遠鏡の第一人者である米国・ドールマン教授の論文を読んだことがきっかけだった。
当時、本間氏は岩手、鹿児島、小笠原、石垣と離れた場所の電波望遠鏡を連携させより遠い天体の観測を行っていた。
現在はデータ収集の最中で、データを発表できるのは年内だとしている。
成功すればノーベル賞級といわれる。
http://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2017/04/0411.html
サイエンスZERO 「発見!地球に一番近い系外惑星 “プロキシマb”」 2016年9月25日 NHK Eテレ
【司会】南沢奈央、竹内薫 【ゲスト】渡部潤一 (国立天文台 副台長)
8月下旬、新たな系外惑星「プロキシマb」が発見され、大きな注目を集めている。
太陽系外にある惑星「系外惑星」は、これまで3200ほど見つかっているが、プロキシマbが特別な理由が2つある。「地球の環境に似ていて、生命が存在している可能性がある」こと、そして、地球から4.2光年と、「最も地球に近い」こと。今年4月にホーキング博士らが発表した系外惑星探査計画「スターショット(Starshot)」で、史上初の“直接”探査される可能性が高い。プロキシマbに迫る!
スターショット計画を記者発表するスティーブン・ホーキング博士。
目標は、切手サイズの超軽量宇宙船「ナノクラフト」を、地球に最も近い恒星系であるアルファ・ケンタウリに送り込むことだ。この宇宙船は「スターチップ(StarChip)」と名付けられ、カメラ、推進システム、ナビゲーション・通信機器が搭載される。
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp557.html
131億年前の宇宙に酸素 アルマ望遠鏡で発見 2016年6月17日 東京新聞
宇宙が誕生してから7億年後の今から131億年前には酸素が存在したことを示す成果で、井上昭雄・大阪産業大准教授は「初期宇宙での星形成の歴史解明につながる」と期待している。
チームは昨年6月、くじら座の方向にある約131億光年先の銀河をアルマ望遠鏡で観測し、酸素からの光を検出した。これまで直接確認した酸素のうち、最も遠いものという。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016061601001940.html
世界の村で発見!こんなところに日本人 2015年1月30日 テレビ朝日
【MC】千原ジュニア 【ゲスト】前田美波里、DAIGO、名高達男、森泉 【旅人】国生さゆり、モト冬樹、千原せいじ
国生さゆりが「東南アジア・ミャンマー かつて栄華を誇った古代王国 その遺跡の町にいる日本人」を探す旅をする。
モト冬樹が「南米ペルー 峻険なアンデス山脈 山間の村にいる日本人」を探す旅をする。
そのほか、千原せいじがインド洋に浮かぶクリスマス島へ。1年に1度、自然条件が揃わないと観ることができないという貴重なアカガニの産卵シーンを目撃するために奮闘する。
▽モト冬樹が出会うアンデスの山間に住む日本人親子の人生ドラマ
約60年前にペルーへと渡り、標高4000メートルを超えるアンデス山脈の厳しい自然と対峙し、反政府テロリストに命を狙われてもさえ、なおペルーの天文学のためにと情熱を傾けた85歳の日本人。
そして父の想いを引き継ぐ息子との、親子二代にわたる彼らの人間ドラマは、ゲストの前田美波里、DAIGO、名高達男を感動させる。
http://asahi.co.jp/konnatokoroni/
夢の扉+ 「宇宙と生命誕生の謎”を解き明かせ! 人類がまだ見ぬ宇宙の姿を探る!〜電波望遠鏡 アルマ」 2014年1月12日 TBS
【声の出演】向井理 【ドリームメーカー】井口聖(国立天文台教授)
『人間の目では見えない宇宙を観る』
南米チリ。標高5000mの砂地に、66台ものパラボラアンテナが並んでいる。
天文学史上最高性能を誇る、巨大な電波望遠鏡「アルマ」だ。
その能力は、なんと視力6000!東京から大阪にある一円玉を見分けられるほど。
http://www.tbs.co.jp/yumetobi-plus/backnumber/20140112.html
アルマ望遠鏡が解き明かす超巨大ブラックホールジェットのミステリー 2013年10月16日 アルマ望遠鏡 国立天文台
今日発行の天文学専門誌アストロノミー・アンド・アストロフィジクスに掲載された二つの論文で、アルマ望遠鏡による超大質量ブラックホールの観測成果が発表されました。
http://alma.mtk.nao.ac.jp/j/news/info/2013/1016post_516.html
アルマ望遠鏡が書き換える、星のベビーブーム史 2013年3月14日 国立天文台
カリフォルニア工科大学の研究者を中心とする国際研究チームは、アルマ望遠鏡と南極点望遠鏡を用いた観測から、地球から約120億光年遠方の宇宙で、非常に活発に星を生み出しているスターバースト銀河(爆発的星形成銀河)を26天体発見しました。
今回の研究結果から、宇宙で星形成が活発に起こったベビーブームの時期は、これまで考えられていたよりも約10億年昔であることがわかりました。
http://www.nao.ac.jp/news/science/2013/20130314-alma.html
未来世紀ジパング 「"世界一星がきれいな場所"で日の丸沸騰プロジェクト!」 2013年7月15日 テレビ東京
【司会】SHELLY、大浜平太郎 【ゲスト】夏野剛、宮崎美子 、坂下千里子 【ナビゲーター】山根一眞(ノンフィクション作家)
●困難を乗り越えた技術者たち、あくなき挑戦のドラマ
アルマ建設には、ニッポンの天文学者と技術者のあくなき挑戦のドラマがあった。アンテナ本体の開発・製造を担った三菱電機は、巨大アンテナを分度器の1度をさらに、3万6000分の1に分割した精度で動かすというとんでもない技術を開発した。その製作には80社に及ぶ中小企業も集結。アンテナ表面の凹凸誤差は、なんと1000分の4ミリで、ベテラン職人が1つ1つ丹念に磨き上げて完成させた。
そして、この国際プロジェクトの“生みの親”も日本人なのだ。国立天文台の名誉教授で、電波望遠鏡の世界的権威、石黒正人さん。構想したのは30年前で、世界中の広くて平らで乾燥した場所を求めて探し回り、世界各国に参加を促した。このように日本が世界を牽引して、天文学史上最大の観測プロジェクトが実現したのだ。
●世紀の大発見となるか!? アルマが開く技術立国の未来とは?
世界トップレベルの研究者が集結するアルマ望遠鏡。そこで観測チームのトップを務めるのも日本人、国立天文台の斎藤正雄さんだ。アメリカの観測所で国際経験を積んで、アルマのリーダーに抜擢された、国際プロジェクトのスペシャリストだ。
斎藤さんは、「惑星誕生の謎」を解明しようとしている。世界最高峰の能力を持つアルマでないとできない観測だ。世界の英知を率いて人類初の発見に挑む斎藤さん。そこで見た光とは?
●未来予測
「2055年に月で宇宙万博を開催!」。
40年後の2055年に大きな宇宙万博を開催する。
アルマプロジェクトを2年遅れでスタートしたにもかかわらず、電波望遠鏡16台を一番早くに納品できた日本の技術力、もの作りが次に目指すべき目標として、山根さんは提示した。過酷な課題に挑戦する事こそが、科学技術の進歩をもたらし、日本のものづくりを活性化させる。日本を元気つける事ができる。夢のような話に聞こえるが、実際に月で作業する為の無人作業機の開発なども始まっているのだ。
http://www.tv-tokyo.co.jp/zipangu/backnumber/20130715/
宇宙に最も近い大型電波望遠鏡「アルマ」のスーパーコンピュータが稼働 2013年3月14日 富士通
国立天文台様と富士通グループは共同で、高感度の観測が可能な「アタカマコンパクトアレイ」のデータ処理を担う、専用スーパーコンピュータ 「ACA相関器システム」を開発しました。
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2013/03/14.html
アルマ望遠鏡が見つけた「惑星のへその緒」―成長中の惑星へ流れ込む大量のガスを発見 2013年1月4日 国立天文台
チリ大学のサイモン・カサスス氏をはじめとする国際研究チームは、おおかみ座に位置する若い星HD142527を取り巻く塵とガスの円盤をアルマ望遠鏡で観測し、円盤の中で作られつつある惑星に流れ込んでいると考えられるガスを発見しました。このようなガスの流れは理論的には予想されていましたが、実際に観測でその存在が確認されたのは今回が初めてのことです。
http://www.nao.ac.jp/news/science/2013/20130104-alma-hd142527.html
クローズアップ現代 「宇宙と生命の謎に迫れ 巨大望遠鏡の挑戦」 2011年10月19日 NHK 動画あり
【キャスター】国谷裕子 【ゲスト】国立天文台教授 渡部潤一
地球のような惑星の誕生、そして生命誕生の秘密に迫る史上最大の電波望遠鏡「アルマ望遠鏡」が9月30日、本格的な観測を開始した。国立天文台の石黒正人元教授らが30年前から取り組んできた「日本発」の国際共同プロジェクトで、南米・チリの標高5000メートルの高原に巨大望遠鏡を66基建設し、ミリ波やサブミリ波と呼ばれる電波を観測。その電波を分析すると、宇宙空間に漂う微小な物質の量や成分、さらに物質の動きがわかり、どのように惑星が誕生するのか、明らかになるという。さらに期待されているのが、惑星誕生の現場でアミノ酸など生命を形作る物質を発見、つまり地球外に生命が存在する証拠を見出すことだ。新型望遠鏡の観測開始までを追い、奮闘する日本人研究者の姿と研究の最前線を伝える。
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=3110
どうでもいい、じじぃの日記。
10/19、NHK クローズアップ現代 「宇宙と生命の謎に迫れ 巨大望遠鏡の挑戦」を観た。
2011年9月30日、天文学史上最大のプロジェクトであるアルマ望遠鏡が、ついに科学観測を開始した。銀河、惑星、そして生命の起源を宇宙に探る旅が、いよいよ始まる。
アルマ望遠鏡は、東アジア・北米・欧州の国際協力のもとでチリ・アタカマ高地に建設を進めている電波望遠鏡である。今回、16台の直径12メートル高精度パラボラアンテナを用いて、アルマ望遠鏡としては初の科学観測となる「初期科学運用」を開始した。
こんなことを言っていた。
アタカマ高地の電波望遠鏡の前で語るアルマ望遠鏡プロジェクトマネージャーの井口聖さん、
「人類がこの宇宙の中で偶然生まれたのか、必然に生まれたのか、生命の起源。それを是非この望遠鏡を使って解明したい」
・
アタカマ高地にあるアルマ観測所コントロール・ルームの映像が出てきた。
先月、本格開始の前に世界各地から集まった天文学者がアルマ望遠鏡のテストを行っていました。
この日、アルマ望遠鏡が観測したデータの解析に成功しました。
研究スタッフの女性がパソコンで何か見つけたのか突如パソコンを持ち出し、別の部屋に向かう映像が出てきた。
科学評価チームの副リーダー アリソン・ペックさん、
「すごい映像を見せてあげるわよ。M100銀河の画像よ。アルマが受信したの」
次々に、彼女のもとへ研究スタッフが集まってきました。
研究スタッフの男性、(パソコン画面を見て)「これはすばらしいね。本当にすごいよ」
ペックさんが狙ったのはおとめ座の近くにあるM100銀河です。
オーム貝のようにらせん状になった星雲が映像に出てきた。
従来の光学望遠鏡で見ると、無数の星が渦状の銀河を作っています。この銀河の中の中心部分をアルマ望遠鏡で観測すると、驚くべきことが分かりました。
研究スタッフの女性、「この銀河の中心にガスが大量に集まっています。ブラックホールが白く光っている場所にあるにちがいありません」
捉えたのはブラックホールがあるとみられる銀河の中心に向かって大量のガスが渦を巻きながら、引き込まれていく不思議な姿。従来の電波望遠鏡ではガスの姿はぼんやりとしか分かりませんでした。
アルマが観測したガスの成分は一酸化炭素(CO)。温度はマイナス250度前後ときわめて低温だということが分かりました。銀河全体のガスの構造をここまで克明に捉えたのは世界で初めて。
研究スタッフ(国立天文台研究員)の立原研悟さん、「これぞアルマの威力をみたという感じがします。今まである望遠鏡より、はるかにすばらしいデータが取り出されていると思います」
アルマ望遠鏡が設置されているアタカマ高地に向かっている車の映像が出てきた。
天文学者でさえ驚く宇宙の姿を次々に捉え始めたアルマ望遠鏡。実はその建設には日本の天文学者が深く関わっていました。その一人、国立天文台を2年前に定年退職した石黒正人さんです。
石黒さん、(車から降りて)「すごく、建設が進みましたね」
石黒さんを迎えた研究スタッフの男性、「上に行けば、もっとたくさんのアンテナが見えますよ。あなたが遠い昔に夢見た光景がね」
石黒さん、「もう、30年も昔のことになるね」
石黒さんがアルマ望遠鏡の構想を抱いたのは今から30年前。当時、石黒さんは長野県野辺山で日本初の本格的な建設に携わっていました。
長野県にある野辺山電波宇宙観測所の映像が出てきた。
電波望遠鏡では宇宙から届く電波を受信して天体を観測します。そのため天体の見え方が光学望遠鏡とは大きく異なります。これはオリオン座にある「馬頭星雲」。光輝く星の間に馬の頭の形をした黒い影があります。この場所を電波望遠鏡で観測すると、黒い影の部分が逆に明るく浮かび上がってきました。ここから電波が放たれているのです。実は黒く見えていた部分にはガスやチリが大量に存在し、さまざまな電波を出していました。この電波を分析するとガスやチリの成分まで特定することができます。望遠鏡の性能を更に高めれば生命の材料となるアミノ酸まで発見できるのではないかと。
石黒さんたちはアンテナの性能を高める技術を開発。直径10メートルのアンテナ6台を正確に連動させることで、直径600メートルのアンテナに相当する能力を達成しました。しかし当時世界最高の性能を誇った野辺山の電波望遠鏡にも限界がありました。野辺山の年間降水量は1400ミリ、大気中の水分が電波観測の邪魔になるのです。
石黒さん、「せっかく宇宙から来ている微弱な電波ですが、この地球の大気で何分の1にも弱まってしまう。そういうことがあるといくらいい望遠鏡を作っても、やはり宇宙の彼方からの電波は捉えられない」
そこで、石黒さんたちは50台以上のアンテナを乾燥した広大な土地に建設するプロジェクトを立ち上げました。
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標高は5000メートル以上。高山病と闘いながら、重さ100キロを超える機材を組み立て気象条件を詳しく調べていきました。6年に渡る調査の結果、石黒さんたちはついに最高の場所を探し当てました。この場所、チリのアタカマ高地は各国の注目を集め、世界の共同プロジェクトとしてアルマ望遠鏡の建設が始まったのです。
アルマ望遠鏡観測所所長 タイス・ド・フラーワさん、
「私は石黒さんから、日本がアタカマ高地に電波望遠鏡の観測所の観測計画を立てていることを教えてもらいました。彼はアルマ望遠鏡の生みの親の一人です」
じっと、アタカマ高地に点在するアンテナ群を見つめて、涙ぐむ石黒さん。
・
スタジオから
国谷さん、「アルマ望遠鏡の威力がさっそく発揮されていたようですが、銀河の中にガスが引き寄せられていく様子が映っていました。しかもそのガスが一酸化炭素で、温度がマイナス250度というところまで分かる。どうしてそういった成分や温度が分かるんですか?」
クリップボード上に3つの物質が、それぞれ異なる波状の形の電波(波長)を出している画像が出てきた。
渡部さん、「電波というのは物質、成分によって、出す電波が違んです。ガスの成分が違うと違う電波が出てくる。どの電波が出ているかを調べれば、逆にその成分が分かることになる。しかもその成分がどれ位の熱を持っているかが電波に反映されるのです。その電波の特性を調べることによって温度まで分かるのです」
・
じじぃの感想
「人類がこの宇宙の中で偶然生まれたのか、必然に生まれたのか、生命の起源。それを是非この望遠鏡を使って解明したい」
宇宙には「1000億個以上の銀河」×「1000億個以上の恒星」個の星が存在する。
きっと、地球のような星が見つかるに違いない。