じじぃの「未解決ファイル_144_錬金術2」

超新星爆発.mp4 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=ekspsz9yMaw&feature=related
宇宙の巨大加速器超新星爆発の謎を解く JAXA
http://www.jaxa.jp/article/special/astro_h/uchiyama01_j.html
金価格NYで1610ドル突破、最高値を更新 2011/7/20 J-CASTニュース
ニューヨーク商品取引所COMEX)の金先物相場が時間外取引でさらに高騰し、1オンス1610ドル台に突入した。中心限月の8月物は2011年7月19日(日本時間)16時20分頃に一時1オンス1610.7ドルまで上昇し、過去最高値を更新した。
http://www.j-cast.com/2011/07/20101923.html
付属資料 金属(元素)の形成と取り込み
鉄より先は核融合は進まず、星の中心に作られた鉄の芯は重力の締め付けを受けてどんどん高温になり、やがて鉄が壊れ多くの中性子が作られますと同時に、重力に対抗する熱エネルギーを失った星は自らの重さを支えきれなくなり重力崩壊(つぶれて)しまいます。このときに大量のニュートリノが放出されますがそのエネルギーの一部を吸収することで星が大爆発を起し粉々に飛び散ってしまいます。すなわち超新星爆発を起し中性子星となります。
あとに残された中性子星からニュートリノによって加熱された中性子の多いガスが噴出してきて、この中性子と鉄が次々に結合することで、鉄元素より重い元素が合成され、金、銀、ウランなど一気に作られることになります。
http://www.geocities.jp/t_shimizu2003/earth_histry_2_1_m_1.html
教えて頂きたいのですが 2008-04-11 質問・相談ならMSN相談箱
以前TVで「現在の地球の物質は6個(だったと思いますが・・)以上の超新星爆発からなっている・・」と見た記憶があるのですが、太陽系が形成された頃にはそれらの超新星爆発で形成された物質が集まっていたって事でいいんでしょうか?
http://questionbox.jp.msn.com/qa3895217.html
超新星 フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 (一部抜粋しています)
超新星は大質量の恒星がその一生を終えるときに起こす大規模な爆発現象である。
【概略】
初期の宇宙では、元素はほとんどが水素とヘリウムの同位体で、わずかにリチウムとベリリウム同位体が存在する程度だった。それよりも重いホウ素、炭素、窒素、酸素、珪素や鉄などの元素は恒星内部での核融合反応で生成し(s過程)、超新星爆発により恒星間空間にばらまかれた。そして、鉄よりも重い元素は超新星爆発時に生成したと考えられている(r過程)。これに加え、超新星爆発による衝撃波は星間物質の密度にゆらぎを生み出し、新たな星の誕生をうながしている。また、炭素の同位体比から超新星爆発時に合成されたと考えられるダイヤモンドなどの粒子が、隕石の中から発見されている。
系外銀河の観測により、一つの渦状銀河内での超新星の発生頻度は数十年に1回と考えられる。我々の銀河系も同様のはずであるが、1604年以降発見されていない。銀河中心核をはさんだ反対側に出現したり、地球近傍でも濃い星間雲に隠されたりして見えなかったためと考えられている。系外銀河に出現したものは遠すぎて通常は肉眼では見えないが、1987年、銀河系の伴銀河である大マゼラン銀河で超新星SN 1987Aが出現し、肉眼でも見える明るさになって、精密な観測がなされた。その際、発生したニュートリノが日本のニュートリノ観測施設カミオカンデによって検出され、ニュートリノ天文学が進展することとなった。このカミオカンデにおける成果が認められ、小柴昌俊は2002年度、ノーベル物理学賞を受賞している。
超新星元素合成】
超新星元素合成は超新星による新しい元素の合成。白色矮星への物質の流れ込みによる酸素燃焼と珪素燃焼の間にある核融合の暴走によって起こることが多い。
核融合反応は珪素、硫黄、塩素、アルゴン、ナトリウム、カリウム、カルシウム、スカンジウムチタニウムバナジウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケルなど鉄収束の元素を生成する。超新星爆発によるこれらの元素の放出の結果、星間物質におけるこれらの重元素の存在率はますます多くなっていく。
超新星爆発の際、爆発する瞬間、恒星とその周辺は超高温の状態となる。このことによって、恒星での元素合成では果たせなかったさらに重い原子の合成が行える環境となる。
ニッケルより重い元素は主としてR過程として知られる中性子捕獲の過程を経て生成される。

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『知りたいやつはついてこい! ノーベル賞をめざすスーパー授業』 有馬朗人/監修、「創造性の育成」塾/編集 NHK出版 2007年発行
中学生が受けた、ぜいたくすぎる授業
「日本からのノーベル賞受賞者輩出」を目標に企画・実行された「スーパー先生のスーパー授業」。ノーベル賞受賞者をはじめ、日本が誇る科学者たちが、「理科」のおもしろさを伝える授業を書籍化。14歳の子どもたちが目を輝かせて聞き入った、宇宙と光、粒子と粒子の世界……「知る」楽しみがぎっしり詰まった一冊。
https://www.nhk-book.co.jp/shop/main.jsp?trxID=C5010101&webCode=00812472007
『知りたいやつはついてこい! ノーベル賞をめざすスーパー授業』より
小柴昌俊 「鉄より重い元素はどうやってできたか」 (一部抜粋しています)
鉄より重い元素は、どうやってつくられるのでしょうか。これは超新星爆発というものによってつくられと考えて差し支えないでしょう。一番芯にある鉄の量がたんだん多くなってくると、鉄自身が自分の重力を支えきれなくなって中へバサッと縮まろうとするわけです。だけど縮まろうとしても今までみたいに鉄自身が核融合を進めることはできない。
どうするかっていうと、鉄(の原子核)はバラバラになって、しかもプラスの電気だから反発しあって、プラスの電気をはじきとばします。つまり陽子を、陽電子ニュートリノを放出してはじき出して、中性子にします。中性子だとプラスの電気の反発はないですから、ずっと小さくなれるわけです。そのようにして、中に陥没を始めます。この陥没が超新星爆発の最初の引き金になるのです。陥没が起きるためには、実はニュートリノという粒子がなければならないのです。それはなぜかっていうと、ガスみたいな物質をうんと小さく縮めようとするとき、それぞれの粒子のエネルギーがどんどん大きくなって圧力が大きくなってくると、それ以上縮められなくなってしまうときがくる。それをもっと密度の大きい状態にぐっと押しつづめるためには、その重力のエネルギーを何かが取り去ってやらないと、小さくて密度の高い状態にまとまれない。その重力エネルギーの大部分、99.9%以上をいっぺんにパッと持って逃げてくれるのがニュートリノなんです。
ニュートリノがなければ、超新星爆発は起こりえないのです。そのときにたくさんの中性子は、電気を持っていないので、プラスの電気を持っている原子核にどんどんくっつくことができるわけです。そのへんにある鉄とかシリコンとかいろいろな原子核にどんどんくっついて吸収されて、どんどん大きい原子核ができて、ウラニウムまでの原子がつくられます。
ウラニウムまでの原子核がつくられたときに、大爆発によって、つくられたウラニウムまでの思い元素がパーッと宇宙空間にまき散らされます。そうすると、次の世代の星は、超新星爆発で宇宙にばらまかれたウラニウムまでの元素を含んだ材料で星がつくられる。それが私たちの太陽および地球なのですね。だからこそ私たちのからだをつくれる元素も全部備わっていたということです。

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どうでもいい、じじぃの日記。
リーマン破綻以来、ドルが下落し、金が高騰している。
7月20日の新聞には、ニューヨーク商品取引所金先物相場で高騰し過去最高値を更新した、という記事が載っている。
できれば、銅なんかを金に変えて金儲けしたいところなんだが、どうにかならないものだろうか。
ニュートン錬金術をやっていたらしい。
『知りたいやつはついてこい!  ノーベル賞をめざすスーパー授業』の本に、超新星爆発により重金属ができるようなことが書かれている。
超新星爆発により、太陽の8倍以上の質量だと核融合反応で重金属ができるらしい。核融合反応のプラズマ状態というのは原子核の周りをまわっている電子を自由な運動にすることだ。
鉄(Fe)は元素として安定しているので、鉄までの金属は核融合でできる。が、それ以上の重金属は核融合反応では無理なのだ。
では、金はどのような状態でできるのだろう。
ニュートリノがなければ、超新星爆発は起こりえないのです。そのときにたくさんの中性子は、電気を持っていないので、プラスの電気を持っている原子核にどんどんくっつくことができるわけです。そのへんにある鉄とかシリコンとかいろいろな原子核にどんどんくっついて吸収されて、どんどん大きい原子核ができて、ウラニウムまでの原子がつくられます」
ふう〜ん。金を作るにはニュートリノがなければいけないのか。
しょうがない。銅に金メッキをした金もどきでやるか。 (^^;