じじぃの「お味噌はがんに効く?本当はどうなんだろう」

Sen Masao - Misoshiru no Uta - ( 味噌汁の詩 ) 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=lKljPHaDxC4
手作り味噌の作り方 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=X8cbEaGXBzA&feature=related
味噌 Google 検索
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【味噌(みそ)料理レシピ】 MISO ONLINE
http://www.miso.or.jp/
味噌で健康
みそ汁を毎日飲む人ほど胃がんになりにくい。
http://www.tukemon.com/miso.htm
日本人の定番!やっぱり味噌はスゴイ|病院・薬・サプリメントの情報満載! healthクリック
http://www.health.ne.jp/library/5000/w5000441.html
トリプシン・インヒビターとは、栄養のこと知っとこう!
トリプシン・インヒビターは、大豆や落花生などに多く含まれていますが、他の動植物にも広く存在している酵素です。
トリプシン・インヒビターは、たんぱく質分解酵素のトリプシンの働きを阻害したり、すい臓肥大の原因になることから有害物質を考えられていましたが、インスリンの分泌を促進する働きもあり、糖尿病の予防効果が期待されています。また、大腸がんの発生を抑制する働きもあるとされています。
http://www.ksrm96.com/eiyo/nyusan12.html
『くさいはうまい』 小泉武夫/著 毎日新聞社 2003年発行
味噌 (一部抜粋しています)
大豆と米麹(こうじ)を食塩と混ぜて固体発酵させたものが味噌であります。これを具に入れて、味噌汁として液体状で濁りのままを飲食するのは、世界の食文化からみても実に珍しく、興味のある発酵嗜好物ですなあ。歴史的には『大宝令』(701年)によると、その中の「大膳食」に「未醤(みしょう)」という字が登場しており、これが未醤→未曽→味噌になったのだろうとされています。
「噌」という字は、日本で創られた国字であることから考えますと、その原型は大陸であったものが、この時代すでに日本独自のものにつくり変えられて嗜(たしな)まれていたのでしょう。
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1981(昭和56年)10月のがん学会で、当時、国立がんセンター研究所の平山雄疫学部長は味噌汁の摂取頻度と胃がん死亡率との関係につき疫学調査を発表しました。
それによりますと人口10万人あたり、味噌汁を毎日飲んでいる人と、ほとんど飲まない人を対象として調査した結果、味噌汁の摂取頻度が高くなるほど、胃がんの死亡率は低くなることがわかりました。さらに味噌汁を毎日飲む人は胃がんのほかに、全部位のがん、動脈硬化性心臓疾患、高血圧、胃、十二指腸潰瘍、肝硬変などの死亡率もそれぞれ低くなることが観察されています。
そしてその理由についても研究された結果、大豆に含まれるトリプシンインヒビターにはマウスの皮膚発がんを打ち消す働きと、それによってマウスの皮膚がんを送らせる働きのあることがわかりました。またラットに皮膚がんを移したうえ、味噌の不溶性残渣(ざんさ)を資料の一部に置き換えて飼育すると、回復はしませんが、延命効果が認められました。この効果はサルノコシカケやシイタケ、笹の葉、バガス、麦わらにも認められているもので、ほかに味噌には肝臓がん予防効果があることもわかっています。
変異原生物質と発がん性物質とは極めて密接な関係にあり、食品に含まれる変異原に対してその作用を抑制するような抗変異原性物質には発がんを抑制する作用も期待できますが、味噌の脂溶性物質中にはリノレン酸エチルエステルなどの変異原生のあることが認められています。
また、動物実験によれば味噌の不溶性残渣に抗腫瘍性があり、さらに細菌を使用した実験でも味噌中の脂溶性物質(特にリノレン酸エチルエステル)に抗変異原性のあることが証明されています。
一方、と横浜市大の研究グループでは胃内視鏡検査により味噌汁摂取習慣者と胃疾患を調べた結果、腹部症状を訴えて、胃内視鏡検査を受けた者(214名)のうち、味噌汁摂取習慣の程度により、「毎朝摂取する」「時々摂取する」「全く摂取せず」の3群に分けると、「時々摂取する」及び「毎朝摂取する」の2群に共通して胃疾患の少ないことが際立って多かったとしています。
とにかくこの発酵嗜好品は常に台所にそなえられている身近なものでありますから、毎日取るようにしたいものです。

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どうでもいい、じじぃの日記。
先日、図書館のなかで本巡りをしていたら、小泉武夫著『くさいはうまい』という本があった。
「くさいはうまい」か。くさいのはうまいのか?
本の最後のほうに、哲学者中村雄二郎氏との対談が載っている。
中村 話をうかがっていると、ますます、においや味の感覚としての原初性が、実際に体験したものでないと捉えがたいもどかしさを感じます。これは素朴な疑問ですが、それほど臭い食べ物でも、発酵と腐敗の違いはわかるものなんですか?
小泉 わかります。ものすごいにおいといっても、血や肉が腐るにおいと違って、あくまでも発酵のにおいなのです。腐敗によって発生するのは、アミンやメルカプタン、アンモニアなどです。例えば家の中でネズミが死んでいると屍(しかばね)のにおいがしますが、あれは発酵したにおいとは全然違いますね。よく、韓国の黒山島(フクサンド)で食中毒がありますが、あれは、エイを発酵させたものによるので、腐っているものと発酵しているものを見分けられない方が亡くなっているんです。逆にいえば、ほとんどの人がそれを見分けていることがわかります。人間というのは、初めてのものを食べる時、いきなり口に入れる人はいない。まず鼻にもっていってにおいを嗅ぐわけで、それが本能というか、自然にですが、安全を確かめてから食べるでしょう。そういう意味からすると、においというものは目を守るためにも必要なのですね。
中村 腐っているものと発酵しているものを見分けられない人というのは、人間あるいは動物としての肝心な機能を喪失していることになるのですね。そういう食べ物の場合、発酵がどんどん進むにしたがって臭くなっていくのですか?
小泉 はい。ただ、どんどん臭くなって、一定のところまでいくと、もう微生物が増えませんからそれでおしまいになります。
中村 そこに一定の限度があるというのは面白いですね。生態系がおのずとバランスをとっているのでしょう。それでも発酵と味の関係については、発酵していけばいくほどうま味は増していくのですか?
小泉 ええ。なぜかというと、魚や肉はタンパク質で構成されていますが、これは発酵微生物が分解する過程で、アミノ酸核酸などのうま味成分をつくるからです。あるいは、漬け物みたいな植物性のものでも、中国の臭漬とか臭豆腐とかいろいろ臭いものがありますが、そういうものも発酵の過程でうま味が増し、臭くなっていくわけです。
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「腐っているものと発酵しているものを見分けられない人というのは、人間あるいは動物としての肝心な機能を喪失していることになるのですね」
今まで、食べ物を鼻にもっていってクンクンやったことがあったのかしら。 (^^;;
『くさいはうまい』の本に「味噌」が載っている。
味噌は大豆と麹に食塩を混ぜて発酵させたものだ。
味噌はがん予防に効果があるのだという。
1981(昭和56年)に国立がんセンターの平山雄博士が10年に渡って研究された資料が発表された。
毎日味噌汁を食べる人と全く食べない人とでは胃がんによる死亡率が50%も違うのだという。胃がんの他にも、心筋梗塞、高血圧、肝硬変などの死亡率が低下することが分かった。
なぜ、味噌にがん予防効果があるのか?
大豆に含まれる「トリプシンインヒビター」というのが関わっているらしい。
トリプシンインヒビターとは何ぞや。
トリプシンインヒビターは、大豆や落花生などに多く含まれていますが、他の動植物にも広く存在している酵素です。
トリプシンインヒビターには糖尿病の予防効果もあるらしい。
大豆が体にいいんだ。
味噌汁には必ず、タマネギとかワカメとかジャガイモなどの具を入れる。
だから、体にいいんだ。
日本人が世界一長寿というのは、毎日味噌汁を飲んでいるからなのだ!! (単純なじじぃ)