じじぃの「人の生きざま_59_J・ニクラス」

ジャック・ニクラス - あのひと検索 SPYSEE
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Jack Nicklaus 16th Hole - 1986 Masters 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=jle1G5l-qsU
Jack Nicklaus last birdie at St Andrews 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=n7pg8s80ZbE&feature=related
ジャック・ニクラス フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 (一部抜粋しています)
ジャック・ニクラス(1940年1月21日 - )は、アメリカ・オハイオ州コロンバス出身のプロゴルファーである。フルネームは Jack William Nicklaus (ジャック・ウィリアム・ニクラス)という。1960年代から1990年代にかけて活躍し、ライバルのアーノルド・パーマーとともに、ゴルフをメジャースポーツにする牽引力となった人物である。圧倒的な強さと、トレードマークの金髪により「ゴールデン・ベア」(熊)と称され、日本では「帝王」と呼ばれ、史上最高のゴルファーとも称される。
彼は日本の新聞などで表記揺れが多く、「ジャック・ニクラウス」という表記も見られるが、これはドイツ語読みに近い表記であり(彼はドイツ系である)、英語発音に近い日本語表記は「ニクラス」となる。
【略歴】
少年時代は、元フットボールの選手で薬局を営んでいた父のチャールズ・ニクラスからゴルフを教わった。
1980年の全米オープンでは青木功と4日間ともにプレーし、死闘を繰り広げた。(青木の2位入賞は、今なお日本男子ゴルフ界におけるメジャー大会最高記録である。)1986年のマスターズで「46歳2ヶ月」の最年長優勝記録を樹立した時は、オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブに“Jack is Back”(ジャック・イズ・バック=ジャックが戻ってきた)の声が響き渡った。
その他にも全豪オープンゴルフは6度(1964年、1968年、1971年、1975年、1976年、1978年)優勝した。ただし日本では未勝利のため、4大地域(米、欧、日、豪)でのツアー制覇は達成できなかった。
1996年には、シニアツアーの四大タイトルもすべて獲得し、PGAシニアツアー(現在はチャンピオンズツアー)の両方の四大タイトルを獲得した唯一の選手となっている。

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文藝春秋 2010年8月号
的中した予言50 ジャック・ニクラス 【執筆者】早瀬利之(ジャーナリスト) (一部抜粋しています)
ボールをサイズアップしないと、ゴルフがつまらなくなる
ジャック・ニクラス(70歳)は4大メジャーを18勝した帝王である。14勝しているタイガー・ウッズはニクラスのメジャー記録更新に意欲的だが、女性スキャンダルで全世界のグル不ファンの顰蹙(ひんしゅく)を買い、彼の野望はまず不可能だろう。
ニクラスが提案したのは、いみじくもタイガー・ウッズがプロデビューした頃である。ボールのサイズを大きくするか、軽量のケイマンボールにして飛ばないようにしないと、マスターズが行われるオーガスタナショナルのロングホールをショートアイアンで2オンする時代がくる。そうなるとゴルフ本来の「自然と戦う」というゲーム性が薄くなり、いずれゴルフはつまらなくなると警告もした。
この背景には、ゴルフクラブがチタン素材になり、長尺のドライバーで飛ばす若者が続出したことがある。オーガスタのミドルホールではグリーン近くまで飛ばす若い選手が出てきた。残り70ヤードをウェッジでコントロールするという、なんとも奇妙なゲーム展開になったのである。
当時、ゴルフのルールを定めるイギリスのR&Aは、ニクラスの警告を取り上げなかったために、マスターズ委員会は全ホール合わせて500ヤード以上、距離を伸ばすことで対処した。その結果、飛距離の出ない選手たちにとって不利になり、公平なチャンスが与えられなくなった。
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ニクラスはコースの長さやグリーン周りに池を配置してロングヒッターを困らせるやり方は、飛距離の出ない選手を無視したもので、アンフェアだと反論した。なかでも転がして攻めるゴルフ本来の技術が見られなくなり、一部トッププロとアマチェアとの格差は広がるばかり。本来の姿に戻せ、それには1割近く飛距離が落ちるケイマンボールかラージボールにすべきだと強調した。
実際、この15年、ゴルフ本来の魅力であった多彩な技が見られなくなった。どーんと飛ばして、ウェッジでぴたりとピン近くに落とすゴルフばかりになったのである。コース側も「4段バラ」といわれるうねりをグリーンに造形したり、グリーン奥にボールが転がり出るように改造するが、これはすべてがプロ競技対策で、一般アマチェアでは通用しない難易度の高い改造に過ぎない。
これらの改造は、"頭を使ったゴルフ"が通用する余地を駆逐してしまっている。
ボールそのものは規制を外すと、一般女性でも軽く300ヤード飛ばせる。男子プロでは500ヤードは普通の距離となる。R&Aはボールの直径は42.67ミリ以上、重量45.93グラム以下、初速は規定マシンで秒速250フィートプラス2%以下、など6項目で、飛び過ぎないように規制しているが、これはバーシモンヘッドの時代の話。今はチタンヘッドに高機能のカーボンシャフト、それにトッププロの体格もニクラス時代よりひと回り大きいから、用具と体力で飛距離アップしている。
ニクラスは現在のコースでゲーム性を高めることが重要だと強調したが、ボールメーカーの反対にあって、彼の提言は消滅した。ところが最近、ケイマンボールとは違うが、今度はボールのサイズは変えず、重量を1割近く軽くする案が提起されている。このボールを使うと、飛距離が250ヤードの人は、225ヤードに落ちるから、以前の14本のクラブを使いこなす技術が要求される。そのことで、ゴルフ本来のゲーム性が復活するかもしれない。

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