じじぃの「未解決ファイル_138_テロメスキャン」

GFP mouses 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=FH_h8RzqmoY
GFP - Green Fluorescent Protein 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=qQVmJsPeEvA&feature=related
下村修博士が発見した緑色蛍光たんぱく質(GFP)

がん病巣100%切除に成功 2009/8/25 岡山医療ガイド
がん細胞だけを光らせる岡山大開発の新ウイルス「テロメスキャン」を使い、1ミリ以下のものも含め病巣のがんを100%切除することに米カリフォルニア大サンディエゴ校のグループがマウスの実験で初めて成功した。岡山大との共同研究として25日付米科学アカデミー紀要(電子版)に発表する。
http://iryo.sanyo.oni.co.jp/hosp/h/055/c2009082508253715
テロメスキャンとは オンコリス・バイオ ファーマ株式会社
テロメスキャンとは、テロメライシンの遺伝子配列中のE3部位に、CMVプロモーターとクラゲGFP遺伝子を組み込んだウイルスです。テロメスキャンはがん細胞に感染した後にテロメライシンと同様に増殖し、それに伴いGFPを産生することによってがん細胞を蛍光発光させます。
http://www.oncolys.com/jp/enterprise/enterprise02.html
血中循環がん細胞検出技術の臨床的有用性の検証に向け、国立がんセンターと共同研究を開始 2010年03月16日 Sysmex
2009年1月シスメックスは、オンコリスバイオファーマ株式会社と共同で研究開発を進め、生きたがん細胞内で増殖するウィルス(テロメスキャンOBP-401)を使用して、血液中に存在するがん細胞を発光させて検出する技術を確立しました。この検出技術は、血液中に遊離したがん細胞を高感度に検出できることから、血清腫瘍マーカー検査やCTスキャンなどの画像診断よりも早期に、より正確にがん転移の可能性を予測できる診断法につながると期待しています。
http://www.sysmex.co.jp/news/press/2010/100316.html
日本で開発中の腫瘍溶解性ウイルスの例 2009年8月現在
http://www.nihs.go.jp/cgtp/cgtp/sec1/oncltc_v/onclt-j3.html
中居正広の怪しい本の集まる図書館 2011年3月21日 テレビ朝日
【司会】中居正広 【ゲスト】やくみつる具志堅用高長嶋一茂関根勤、その他
1位 歯を失うと認知症になりやすい!? ⇒ 白 (本当)
 歯がなく、入れ歯もない人は歯が20本以上ある人に比べ認知症発症率が約2倍。
2位 がんの場所が光るクスリがある!? ⇒ 白 (本当)
 「テロメスキャン」という薬は体内に投与すると、がんの部分だけが光って見える。テロメスキャンはウィルスでできている。光る秘密は2008年ノーベル化学賞受賞したボストン大学名誉教授の下村修博士がオワンクラゲから発見した発光物質・緑色蛍光たんぱく質(GFP)にある。

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どうでもいい、じじぃの日記。
3/21、テレビ朝日中居正広の怪しい本の集まる図書館』の番組で「がんの場所が光るクスリがある」を観た。
大体、こんなことを言っていた。 (手抜きしている)
がんの検査にまつわるウワサ
ある病院で男性の患者ががんの診察を受けている映像が出てきた。
先生、「ではこれから、がんの検査を行います」
患者、「お願いします」
患者はこれから始まるであろう長い検査を思い、不安が・・・
先生、(錠剤の入ったシートを出して)「ご心配なく、これを飲むだけですから」
医者が取り出したのはひとつの薬のみ。
患者、「え。他に、検査とかないんですか?」
皆さんは、こんな都市伝説を聞いたことがありますか?
先生、「心配いりませんよ。これだけで分かるんです」
がんの場所が光るクスリがある!?
医学の常識を覆すような話だが、果たしてこのウワサは「白」なのか、「黒」なのか。
中居さん、「う〜ん、飲むと光る」
関根さん、「画像として出るってことでしょ」
やくさん、「これって、ノーベル化学賞受賞の下村先生の研究と違うの?」
中居さん、「だから、薬があるかないかだけ・・・」
ゲストのみんな、「ある、ある」
中居さん、ヤマカンで「白」のボタンを押す。
がんの場所が光るクスリがある!?
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科の藤原俊義教授が解説する。
藤原教授、「このウワサは『白』です。これが『テロメスキャン』という薬です。この薬を体内に投与しますと、がんの部分だけが光って見えます。動物レベルで安全かどうかを確かめている段階です」
たとえば、がん細胞をマウスに(注射液で)この薬を投与して特殊な光をあてて、すると、
暗い状態で光にあたったマウスががんのある部分だけ緑色に光っている映像が出てきた。
ご覧のとおり、がんの部分だけが「緑色」に光る!!のだ。
この薬のおかげで今までは分かりにくかったがん細胞の細かい位置が一目瞭然に!
これによって、がん手術の摘出部分を最小限に止めるだけでなく「転移の有無」まで確認することができるという。
がんを光らせる薬 テロメスキャン
この薬、どんな成分なのか。
藤原教授、「テロメスキャンというお薬は、実はウイルスで出来ています」
何と、がんを光らせる薬の正体はウイルスだった。
このウイルスは特殊な光をあてると緑色に光る。ウイルスががん細胞のみで増殖するため、がんの部分のみを光らすことができる。そしてその光る秘密とは? 実は日本人ノーベル化学賞受賞の下村修博士がオワンクラゲから発見した発光物質(GFP)にあるのだそうだ。現在、動物実験などでの実験段階で10年以内の実用化を目指して開発中だとのこと。
まだ実験段階ですが、番組では「白」と認定します。
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じじぃの感想
「がん手術の摘出部分を最小限に止めるだけでなく『転移の有無』まで確認することができる」
がんの進行は転移したときから急速に進むのだそうだ。
転移しているかどうかまで分かるというのはすごい。