じじぃの「低体温症の対策・被災者支援は!東日本大震災」

氷点下の被災地で家族を探す姿 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=zXwOFwILEfM
NHKニュース 一夜明けた朝の様子 宮城県南三陸町 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=IlwetVea250&feature=related
東日本大震災:低体温症に注意 発泡スチロール、アルミシートも暖かい 被災者向け情報(寒さ) 2011年3月15日 毎日jp
東日本大震災の被災地の岩手県宮城県などでは最低気温が氷点下の予想が出ており、少しでも早い「防寒対策」が必要だ。
日本登山医学会(事務局・千葉県浦安市)はホームページで、低体温症について注意を呼びかけている。同会によると、低体温症は、体の外に奪われる熱が多く、体温が維持できない時に起きるので、気温がそれほど低くなくても、栄養不足や疲労によって症状が出る。特に高齢者や持病のある人、子供はなりやすい。一般の体温計では、診断ができないため、手足が冷たくなったり、寒くて体が震えたら、低体温症のサインだという。
症状がでたら、ぬれた衣服、冷たい床、風に当たる場所などを避け、カロリーを摂取してエネルギーを補給すること。脱水症状になるため、温かい飲み物でなくても水分をとった方がよい。顔、首、頭部からも熱が逃げるため、帽子やマフラーも効果的。1人よりは2、3人で、元気な人も一緒に毛布にくるまると、より暖かい。
震えていなくても、ふらついたり、意識がもうろうとしてきたら、低体温症かもしれない。また、それまで震えていて、体が温まっていないのに震えが止まったら、重症化しているとみていい。急速に悪化するため、病院へ連れて行くことが望ましいという。搬送が難しい場合は、湯たんぽをわきの下、足の付け根、首の周りにあてて保温する。42度以上の湯たんぽを長時間あてるとやけどをするので注意が必要だ。
http://mainichi.jp/life/today/news/20110315mog00m040020000c.html
3/16、午後2:40ごろからのNHKニュース 「東日本大震災 被災者支援は」を観た。
大体こんなことを言っていた。
東日本大震災 被災者支援は
宮城県南三陸町 16日午前9時すぎ、多くの被災者が体育館に避難生活している映像が出てきた。
解説者、「被災地では朝氷点下に、日中も数度しか気温が上がらない状況で、我々が取材できてる範囲でもあういう状況で、もっと孤立している場所や、全く暖房の無い屋根の無い所に避難されている方がまだたくさんいます。そういう暖房が行き届いていない避難所では低体温症が心配されています。山の遭難などで低体温症になって亡くなるということを聞くと思いますが、つまり凍死です。山岳医療を専門とする医師などで作る日本登山医師会が呼びかけているんですが、今の状況であれば避難所の中でも、室内でも低体温症になる危険性が充分あるんです。低体温症になりやすいのはお年寄りや子供、それから持病のある人ですけど、健康な人でも栄養不足あるいは疲労のため、それから水分が不足していると低体温症になりやすいです。避難所は今、水が不足していますからこういう悪い条件が揃ってしまっているということです。低体温症の初期症状を見つけて手当てすることが重要です。初期に表れる症状は、ふるえが止まらない。体がふらつく。さらに辻褄の合わないことを言い出すことです」
アナウンサー、「どうしたらいいんですか」
低体温症の対策
・衣服が濡れていたときは濡れた服を脱ぎ、毛布などで体の保温につとめる。
・脱水症状を防ぐため、水分を補給する。
・症状が重い場合、脇の下や首筋や足の付け根など静脈が通っているところを温める。
解説者、「最大42度までのお湯を入れたペットボトルなどを衣服に入れて温める。そのためにも暖めるための燃料が必要なんです」
アナウンサー、「寒いから少しでも暖かいところへということで、車の中で過ごされる方がいますがエコノミー症候群になる危険があります」
解説者、「水や食料、暖房などある程度行き届いた避難所でもそういった症状が出てくることがあります。車の中で同じ姿勢を取り続けていると静脈に血栓(血のかたまり)が出て亡くなるってしまうことがあります。避難所でもじっとしていると、特にお年寄りの場合、体が動かなくなってしまう、生活不活発病になることがあります。ですから寒い避難所の中でも少し体を動かすこと。これも水分の補給が重要です」
アナウンサー、「水の補給を急いでもらいたいと思います。避難所ではガソリン、灯油、それから食料が不足しています」
人の気がない、看板に雪が積もっているガソリンスタンドの映像が出てきた。
解説者、「燃料の今の1滴が人の生命を救うのです。ガソリン、灯油の不足は深刻です。医療活動を行う病院の非常用の発電機を回すために重油が必要です」
アナウンサー、「被災者や救援物質を移動させるためにガソリンなど燃料が不足しています。暖をとるための燃料が不足しています。首都圏でもガソリンが不足しています。停電や地震などのために不安な気持ちから、燃料や食料品が買いだめで品薄になっています。我々も確かに不安なんですけれども、まず被災者に燃料、食料を送り込むということを考える。そして支えるということを考えたいです」
じじぃの感想
昨日、午後スーパーに行ったらパンや一部の食料品が無くなっていた。スーパーの店員に聞いたら、朝10時の開店と同時にすぐ無くなってしまうのだそうだ。
少しは被災者のことを考えて行動しましょう。(自分に言い聞かせている)