じじぃの「信じたくない・独居老人の怪!新都市伝説」

【キャリアブレイン】高齢者世帯初の2割、独居老人急増 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=CKpH_HTdjmQ
Strange psychic phenomena 怪奇心霊現象 人間ホワイトシチュー 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=ouOXvO_qvQ0
都市伝説? ハーバード大学図書館、朝4時の風景

『都市伝説 信じたくない恐怖』 現代ふしぎ調査班/著 河出書房新社 2009年発行
真冬の「人間シチュー」 (一部抜粋しています)
その中年の女性は古いアパートにひとりで暮らしていた。仕事を持つ彼女はいつも疲れていた。きつい仕事だったこともあるが、それ以上に彼女は心臓に持病を抱えていた。独身を続けてきたのも、出産に耐えられない体だろうと思いこんでいたからだった。
そんな彼女の楽しみが床(とこ)に入る前のお風呂だった。古いアパートだが、一応旧式の追い焚(だ)き風呂がついている。
「今日は寒いから気持ちいいだろうなぁ」
そんなことを思いながら、彼女は湯船につかった。そかしちょっとぬるい。仕方なく、湯船につかったまま追い焚きのスイッチを捻(ひね)る彼女。
ところが、そのつぎの瞬間、
「うっ・・・、苦しいっ・・・!」
気がつかないうちに疲労は溜まっていた彼女は、心臓麻痺を起こし、そのまま絶命してしまったのである。
2日後、職場では真面目な彼女が無断欠勤を続けていることが話題になっていた。彼女の上司も心配になり、その夜、アパートを訪ねてみることにした。
彼女の部屋のドアの前に立つと、風呂の電気が点(つ)いている。「やっぱりいたのか」と安心した上司は、ドアの外から優しく声をかけた。だが返事はない。結局大家に事情を説明し、部屋に入れてもらうことにした。
おかしなことに、部屋のなかは暖房を目いっぱい効かせているかのように暑い。しかも風呂からは異臭が・・・。
「まさか?!」
そう直感した上司が風呂の扉を開けると、目に飛び込んできたのは変わり果てた彼女の姿・・・。上司はとにかく風呂から出そうと、とっさに彼女の腕をつかんだ。
しかしその瞬間、腕の肉がズルっともげ、骨だけが「バシャン!」という音を立てて湯船を叩いた。そう、彼女は追い焚きを点けたまま亡くなったために、まるで「シチュー」のように煮込まれ、トロトロになってしまっていたのだ・・・。

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どうでもいい、じじぃの日記。
ぼけっと『都市伝説 信じたくない恐怖』という本を見ていたら、「真冬の人間シチュー」があった。
中年の女性が風呂場で心臓麻痺を起こし、死んでいたという話である。
シチュー鍋でニワトリをトロトロ煮込み続けるとどうなるのだろうか。この女性はトロトロの状態で「人間シチュー」のような状態で発見されたというのである。
いかにもありそうな話だが、実際はお風呂のお湯が蒸発し、空焚きの状態では火事になり、女性は黒こげ死体で発見されるのではないか。今の追い焚きは自動でスイッチが切れるのでそんなことはないのだろうが。
「都市伝説」とはうわさ話で話の発祥地があいまい・不明であることをいい、例として「口裂け女」や「サッちゃん」などがある。テレビ番組タモリの『トリビア』で「ガセビア」とされる話だ。話の結末がよく出来ていて、聞いた人が「へ〜」という反応を起こし、一度聞いたら誰かに話たくなるような面白い話のことだそうだ。
今、独居老人から、新都市伝説が生まれようとしている。
ネットで「独居老人の怪 新都市伝説」をキーに検索してみた。(創作)
●千葉県のある一戸建て住宅に、独居老人(女性)が住んでいた。彼女は防犯用に玄関に照明を点けていた。夕方6時にセットされ、朝7時には自動的に照明が切れる。彼女は新聞も取るのを止めていた。人づきあいが苦手で、一人でそれなりに過ごしていた。彼女は死んだ。それでも、玄関の照明は毎日時間どおりに点き、消えていた。近所の人がおかしいと気がついたのは彼女が死んでから半年が経ってからだった。
●東京のあるアパートで孤独な老人(男性)が1人で暮していた。彼はこの不景気で仕事を失い、貯金を切り崩して生活していた。大家がこの頃、彼を見かけないものだから、彼の部屋を訪ねた。彼がコタツにうずくまっている。声をかけたが返事がない。肩に手をかけたら、ミイラ状態の彼がゴロンと倒れた。コタツに上にあった貯金通帳の最後に記入されていた数字は21円だった。
●千葉県のある一戸建て住宅に、独居老人(女性)が住んでいた。彼女は話相手として猫を飼っていた。猫は彼女にとって最愛の友だった。近所の人は、いつも朝玄関で彼女を見かけるのだが、この1週間見かけない。近所の人が気になって窓から家の中を覗くと、うつ伏せになって死んでいる彼女のそばに、丸々と太った猫がいた。ニャァ〜。
●千葉県のある一戸建て住宅に、独居老人(女性)が住んでいた。彼女はお風呂が好きで、1日おきにお風呂に入っていた。彼女は前に風呂場で滑って転んだということを近所の人に話していたことがあった。風呂場に手すりをつけないととか話していた。彼女はまた、風呂場で滑って転んだ。1週間後、ふやけた彼女の遺体が見つかった。天井には彼女のふやけた魂らしき影がついていた。