じじぃの「自らがんに侵されて・清水陽一!スクランブル」

2011年6月19日、新葛飾病院の清水陽一院長が亡くなられました。ご冥福をお祈りします。
http://groups.google.com/group/rihw/browse_thread/thread/4bb1cccad5fc87f0#
医療法人社団明芳会 新葛飾病院
http://www.shinkatsu-hp.com/
週刊ポスト』 2010年10月22日号 「医者ががんになったら」
http://www.shinkatsu-hp.com/press/img/20101022.pdf
どうでもいい、じじぃの日記。
12/16、テレビ朝日ワイド!スクランブル」を観た。
自らががんと闘いながら、院長として患者さんを診る姿が映像に流れた。
東京の葛飾区にある新葛飾病院の院長である清水陽一先生(61歳)は日本で最初に心臓カテーテル治療を行った医師だ。
葛飾病院は、かっては高齢者の療養を中心とする老人病院だったが、清水先生の赴任をきっかけに体制を一新し救急医療病院へと再生した。
2008年、大腸にガンが見つかったが検査でステージⅢだった。手術後、今年1月、首のリンパ節にがんが見つかった。がんが首に転移したのだった。
先生は自らの命を「余命2年」と言っておられた。抗がん剤を飲みながら、同じようながんの患者さんを診療し続けている。
先生、「全身がだるい。口内炎が出る」
腫瘍マーカの値は上がり続けている。
自ら、がんを患って人生観が変わったという。
先生、「自分ががんになったことで、患者さんの痛みがさらに理解できるようになり、今何をしなければならないかが分かるようになった。ほんとに充実している」
院長として病院で患者さんを診察した後、在宅医療に向かう。
患者さんの家で。先生、「僕も抗がん剤を飲んでいるんですよ」。先生は患者さんにお腹を出し、手術あとを見せる。
先生の一週間のスケジュールが出てきた。週月〜土曜の6日間はぎっしりと埋まっている。日曜日は講演に出かける。
先生、「少しでも患者さんの側に立ち、少しでも医療の役に立ちたい」
じじぃの感想
2010年のノーベル化学賞で日本人2人が受賞した。
清水陽一先生のような方を見ると、こんな先生もすばらしいなと思った。