じじぃの「広がる波紋・遺伝子組み換え動物!クローズ」

Artificial Life Created 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=qPE2CnThito&feature=related
遺伝子組み換え動物 Google 検索
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遺伝子組み換え蚕、16日から飼育 医薬品製造に利用へ 2010年11月6日 asahi.com
繭の生産量が全国一の群馬県で、産業用の遺伝子組み換え蚕の飼育が始まる。地元企業が、医薬品の製造に使われる特定のたんぱく質を繭から取り出す計画で、来春以降の商品化を目指している。研究用ではなくビジネス利用を目的とした遺伝子組み換え蚕の飼育は世界初という。
遺伝子組み換え蚕は10年前に、農業生物資源研究所つくば市)が世界で初めて作り出した。クラゲの蛍光たんぱく質を作り出す遺伝子を組み込んだ光る繭が代表例で、医療に役立つたんぱく質を含んだ繭を作らせ、必要なたんぱく質だけを取り出す研究も進んでいる。
今回の蚕に組み込まれるのは、医療用の検査薬などを製造する過程で使われる「プロテインA」を作り出す遺伝子。医薬品メーカーの免疫生物研究所(本社・藤岡市)が昨年7月から、県と共同で研究を進めていた。
県蚕糸技術センターで、JA前橋市の養蚕農家6人が、16日から2系統6000匹の飼育を始める。繭の納品は来月21日を予定している。
同社は将来的に、がん治療薬などになる抗体を商品化したい考え。薬事承認を受けるというハードルがあるが、実現すれば遺伝子組み換え蚕の医薬品利用への道が開ける。
繭の利点について、同社の前田雅弘取締役は「純度の高いたんぱく質を簡単に取り出すことができ、大がかりな設備も要らない。多品種少量生産に向いている」と話す。
抗体を作る動物細胞をタンクで培養するかマウスの体内に入れる従来の方法は、それぞれ大規模な設備投資が必要、動物愛護の点から特に欧州では批判が強いといった難点もある。繭の97%は絹たんぱくで余計な成分が少ないため、薬品を使って必要なたんぱく質だけを取り出す「精製」がしやすい。
また、成長のサイクルが1ヵ月半ほどと短く、1個の繭から最大でマウス0.5匹分のたんぱく質を得られるので、効率が良いという。
http://mytown.asahi.com/areanews/gunma/TKY201011050569.html
遺伝子組み換えサケが食卓に? 2倍の早さで成長 米国 2010年09月06日 AFPBB News
アクアバウンティ社によると、この遺伝子組み換えサケは通常のタイセイヨウサケに比べ、市場サイズに成長するまでの期間が半分に短縮できた。その他の特徴や成分などは「一般的なタイセイヨウサケと全く変わらない」という。
同社は、サケ需要の高まりに対応することと天然サケの乱獲防止の両方への貢献が期待できると説明。海水魚を内陸の淡水施設で養殖する際に起こりがちな病気などの問題も防げるとして、「安全で持続可能な食料供給を確実にする上で強力な柱となる技術だ」と認可への自信を見せている。
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2753730/6149867
人工生命、完成見えた 米研究所、ゲノム合成し人工細菌 2010年5月21日 asahi.com
自己増殖をする「人工細菌」を作ることに、米のチームが初めて成功した。DNAをつないで、ゲノム(全遺伝情報)を人工的に作った。生命の設計図であるゲノムが働くことが確認でき、「人工生命」ともいえる成果だ。医薬品づくりなどに役立つ技術と期待される一方で、安全性の確保や悪用防止が課題になる。生命とは何かを問うことにもつながりそうだ。
作ったのは、人間のゲノム解読に携わったクレイグ・ベンター博士が代表を務める研究所のチーム。遺伝情報にあたる塩基配列が少なく、操作しやすい「マイコプラズマ・マイコイデス」という細菌をモデルにした。
http://www.asahi.com/health/news/TKY201005200555.html
クローズアップ現代 「広がる波紋 遺伝子組み換え動物」 2010.11.25 NHK 動画あり
【スタジオゲスト】大阪大学准教授 平川秀幸 【キャスター】森本健成
信販売で買えるノン・アレルギー猫や犬、通常の倍の早さで育つサケなど。今、遺伝子組み換え動物が次々と実用化している。マレーシアでは、デング熱を媒介する蚊を絶滅するため、自爆遺伝子を組み込んだ蚊を野山に放つ国家プロジェクトが進行中。アメリカでは、一部の遺伝子を換えるのではなく、百万以上の遺伝子をゼロから組み上げた「合成生物」まで登場し、「神の領域に突入した」と注目を集めている。しかし、こうした技術の急速な普及は、生物多様性や食品安全などを脅かし、さらには、悪用されればバイオテロにつながると危惧する声も上がっている。遺伝子組み換え技術とどう向き合っていけばいいのか、その課題に迫る。
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=2970
どうでもいい、じじぃの日記。
11/25、NHK クローズアップ現代 「広がる波紋 遺伝子組み換え動物」を観た。
大体、こんな内容だった。 (手抜きをしている)
遺伝子組み換えの技術を使ったいくつかの映像が流れる。
今、テレビの前で本当!と驚いている方多いと思います。今夜は私たちの想像を超えたスピードで生み出されている遺伝子組み換え動物です。そのいくつかをご紹介しましよう。
まず体全体が光る遺伝子を組み替えした鑑賞用のメダカや熱帯魚、そして動物アレルギーの人でも飼えるようにした犬や猫。これらはすべてアメリカで販売されています。さらに成長が早くなるように遺伝子組み換えしたサケ、エサが安くすみ早ければ年内にもアメリカで認可される見込みです。遺伝子組み換え動物を食べる時代がすぐそこまできています。
ここまで進んでいるのかという驚きの一方で、不安も湧いてきます。生態系を乱すことはないのでしょうか。遺伝子組み換え動物を食べることでの危険性はないのでしょうか。すさまじいスピードで広まろうとしている遺伝子組み換え動物と私たちはどう向き合えばいいのか考えていきます、まずは次々と実用化が進む最前線とその波紋からご覧いただきます。
群馬県前橋市の農地が映像に出てきた。
地場産業の養蚕が衰退を続ける群馬県です。ここで産地の復活をかけて遺伝子組み換え技術の導入が始まりました。
群馬県庁(今月4日)。地元の農家と研究者が特殊な生糸を生み出す遺伝子組み換え蚕(かいこ)を飼育し糸を出荷する事を発表しました。
養蚕農家の人、「遺伝子組み換え蚕ができると、ここで今新しい養蚕が始まる」
遺伝子組み換え蚕は蚕の卵の中に人間や豚などの遺伝子の一部を組み込んで作ります。成長した蚕の姿は通常の蚕と変わりませんが、きわめて細く丈夫な生糸を吐き出すのが特徴です。生糸は医療用の人工血管を作るのに使われる予定です。人間や豚の遺伝子が入っているため人間の体内で本物の血管のように馴染むといいます。
アメリカに映像が変わる。
日本のはるか先を行くのがアメリカです。遺伝子組み換え動物が急速に広がっています。
猫好きなのに猫アレルギーに悩んでいたリンデマンさん(女性)は念願の猫を飼っています。遺伝子組み換えによってアレルギーの原因となる物質をほとんど出さないというこの猫を70万円で購入しました。この猫から子供が生まれても組み込まれた遺伝子が受け継がれることはないとされています。
こうした遺伝子組み換え動物の取り扱いについては「カルタヘナ議定書」という国際的な取り決めがあります。生態系に悪影響を与えることを禁じているもので、日本など140以上の国が加盟しています。ところが世界一の遺伝子組み換え大国アメリカは加盟していません。
今、遺伝子組み換え動物を世界で初めて食用にして売ろうとしている動きが出てきています。「遺伝子組み換えサケ」です。成長が早く深海魚「ゲンゲ」などの遺伝子が組み込まれ、通常の3倍のスピードで成長し大きさも2倍近くにもなります。
遺伝子組み替え技術開発会社のデビット・エドワーズ博士、「早く成長すれば、それだけエサは少なくてすみます。少ない資源で食品が生産できる応用は確実に人類のためになる技術です」
米食品医薬品局の映像が出てきた。
今年9月、遺伝子組み換えサケについて公聴会が開かれました。アメリカは科学技術の進歩を尊重し従来の食品に比べ、特に悪い点がないことが証明されれば承認するという立場をとっています。
遺伝子組み替えサケは早ければ来月にも店頭に並びます。
マレーシアに映像が変わる。
デング熱は「ネッタイシマ蚊」がウイルスを媒介してデングウイルス感染し発病します。
ネッタイシマ蚊の遺伝子を組み替えて卵から成虫になる段階で死ぬように組み込まれています。
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スタジオで。
森本さん、「VTRで見てすごいという驚きと大丈夫なんだろうかという気持ちと、正直もやもやしたものが残っているんですけど、マレーシアの遺伝子組み替えは大丈夫なんでしょうか」
平川さん、「カルタヘナ議定書に乗ってやっているので、事前に安全性に対する評価はやっているはずだが、その評価がどこまで十分に行われているか、心配になります」
森本さん、「遺伝子組み換え猫が既に日本に入っているとのことですが、大丈夫なんですか」
平川さん、「カルタヘナ議定書に違反している可能性があります。輸出する際にはチェックが必要ですが、あれは個人輸入で正統な手続きをしていないのではないでしょうか」
森本さん、「なぜアメリカはカルタヘナ議定書に入っていないのですか」
平川さん、「アメリカは80年、90年代からバイオ産業を活発にして、国際競争力をつけていこうという国策があるので、バイオ産業については規制をしないようにしているのです」
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再び、アメリカに映像が変わる。
アメリカ(5月20日)。前代未聞の発表を行ったのはクレイグ・ベンター博士。3年前、人間のすべての遺伝子を解読し億万長者となった研究者です。
ベンター博士、「今日、集まってもらったのは初めて生物を人工的に作り出したことに成功したからです。コンピュータを使ってすべての遺伝子を設計したのです」
「人工細菌」の電子顕微鏡の映像が出てきた。
これがベンター博士の研究グループが作り出した人工細菌です。従来の遺伝子組み換え技術を飛躍的に発展させて作られました。たとえば、遺伝子組み換えサケの場合には遺伝子全体のおよそ1万分の1だけでした。これに対しベンター博士らは100万を超える遺伝子の部品をすべてコンピュータで設計、その遺伝子を別の細胞の膜に注入すると分裂して増殖することが確認できたといいます。こうして世界で初めて人工生物を作り出したと発表したのです。
ベンター博士、「これは科学のあり方を一変させる全く新しい成功です。生活のあらゆる分野に変革をもたらすことになるでしょう」
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じじぃの感想
「今日、集まってもらったのは初めて生物を人工的に作り出したことに成功したからです。コンピュータを使ってすべての遺伝子を設計したのです」
すごいなあ。