TAX DAY TEA PARTY 2010 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=zbyFeFhUTmI&feature=related
『日高義樹のワシントン・リポート』 2010.11.21 テレビ東京
中間選挙でアメリカが大変動
【司会者】日高義樹 【ゲスト】米共和党副幹事長 ケビン・マッカーシー、『ウイークリー・スタンダード』編集長 フレッド・バーンズ
11月2日の中間選挙で、オバマ大統領の率いるアメリカ民主党が歴史的な大敗北を喫した。アメリカ国民は、わずか2年で、オバマ大統領の政治に、決定的な不信任をつきつけ、アメリカ共和党に今後を託した。
これからアメリカの政治は大きく変わることが予想されるが、この大津波のような政治的大変化を起こした共和党の首脳に、アメリカの政治と外交政策、日本や中国に対する関係がどうなるかたずねる。
●第1部 これからアメリカの政治をどう変えるのか
●第2部 どうやって政治的大変動を起こしたのか
●第3部 中国と日本に対する外交政策をどう変えるか
●第4部 怒れるアメリカの人々
●第5部 2012年大統領選挙の行方をさぐる
http://www.tv-tokyo.co.jp/hidakayoshiki/
どうでもいい、じじぃの日記。
11/21、テレビ東京 『日高義樹のワシントン・リポート』「中間選挙でアメリカが大変動」を観た。
大体、こんなことを言っていた。 (手抜きしている)
オープニング。
2008年、「チェンジ」を標榜して登場したオバマ大統領がわずか2年後、今度の中間選挙で実質的に不信任状を突きつけられてしまいました。
今日は若い共和党副幹事長であるケビン・マッカーシー氏が一体何を考えているのか尋ねてみたいと思います。
ケビン・マッカーシー氏は今度の選挙で共和党に劇的な勝利をもたらした一人です。
マッカーシー氏、「アメリカが中国や日本などに膨大な借金をすればさまざまな事態が起きてくる。オバマ政権の中国に対する態度に態度にそれが表れている。人権問題に口を出さないようにしているが、中国にもっと国債を買ってもらいたいからだろう。だからアメリカ人は苛立っている。他国がアメリカ人以上にアメリカの外交政策に口を出している。アメリカは中国の3倍という世界最大の経済を持っているのだから、中国に国債を買ってもらう心配などするべきでない」
選挙が終わった直後、バージニア州・ジョージメイソン大学構内のメイソンインカンファレンスセンターに集まった保守系の人々にインタビューしました。
日高氏、「オバマ大統領にハラを立てていますか?」
女性1、「オバマ大統領が税金を浪費し、国民の言うことに耳をかさないので怒っています」
●第1部 これからアメリカの政治をどう変えるのか
まとめ
・財政支出を1000億ドル減らす
・オバマ大の健康保険法を撤回させる
・世界的な競争に勝つために孤立主義にはならない
●第2部 どうやって政治的大変動を起こしたのか
まとめ
・新しい戦う組織「ヤングガンズ」を結成した
・全米から新しい候補者を選んだ
・マスコミではなく新しいメディア(YouTubeなど)に頼った
●第3部 中国と日本に対する外交政策をどう変えるか
まとめ
・アメリカ国民はオバマ大統領の中国政策に不満を持っている
・日本との関係をもっと強化しなければならない
・共和党は日米関係を重視し続ける
●第4部 怒れるアメリカの人々
メイソンインカンファレンスセンターで。
日高氏、「あなたはティパーティーのメンバーですか」
女性2、「はい」
日高氏、「あなたはオバマ大統領に怒っているのか」
女性2、「私達は国民の同意なしに大きな政府を作ったことに怒っています」
日高氏、「ティパーティーは自発的な活動組織ですか?」
女性2、「基本は小さな政府と個人主義への回帰です」
ここに集まっているのは、オバマ大統領の大きな政府作りと社会主義的な政策に腹を立てているアメリカの保守的な人々です。
日高氏、「選挙で共和党が大きく勝ちましたね」
男性1、「津波(ツナミ)だ。民主党がたくさんの間違いをやった。健康保険法とか、普通のアメリカ人にとっては、家の価値が下がり、年金口座の残高が減り、大学の学費が上がった。子供が家に帰ってきたが仕事が見つからない。みんな怒っている。怒りの投票だ。明らかにオバマ政権の傲慢さに対する反撃だ。彼らは国民の声を聞かねばならない。今日人々は発信したのだ」
日高氏、「ティパーティーは今や世界的に有名です。日本でも。あなたは何に怒っているのですか?」
男性2、「我々は原則を信じる平均的なアメリカ人だ。この原則がここ2年間失われてしまった。今夜そうした平均的なアメリカ人が発信し、ホワイトハウスに原則を取り戻すように伝えている」
日高氏、「税金に対して怒っていると聞きましたが」
女性3、「お金を取られるのが好きな人はいません。不安に思っているけれど怒ってはいない。『怒る』では言葉が荒すぎます。私達は常識的な人間です」
男性3、「草の根の民主主義活動が反映している。今夜は民主主義の実験室のようだ。アメリカ全土のあちこちで変化が起きている。特に下院で大変動が起きている」
●第5部 2012年大統領選挙の行方をさぐる
まとめ
・オバマ大統領は共和党を敵視してきた
・民主党が分裂し、2012年にオバマ大統領が再び候補者になれるかどうか分からない
・アフガニスタン次第ではオバマ大統領の再選はさらに難しくなる
エンディング。
アメリカの揺れ動く政策に振り回されない、日本の独自の力で外交をしていかなければならない。
じじぃの感想
このテレビの映像を見るかぎり、ティパーティーに参加したアメリカ人は過激な集団ではなかった。
しかし、弱い人を助けるというのは進んだ民主主義の姿のように思えるのだが。なぜこうも健康保険法に反対するのだろうか。