じじぃの「人の死にざま_378_W・クーリッジ」

クーリッジ(William David Coolidge、1873―1975) 日本大百科全書小学館)より
アメリカの物理化学者。1896年マサチューセッツ工科大学を卒業、ドイツ留学(ライプツィヒ大学)後、母校で教鞭(きょうべん)をとる。1905年ゼネラル・エレクトリック社研究所研究員となり、また所長として活躍した。08年、もろいタングステンを電気炉を使って溶融し、ダイヤモンドの小孔から引き出す技術を開発し、丈夫タングステンフィラメントの製作に成功、電球、電子管実用化の基礎をつくり、13年にそれを用いたX線管いわゆるクーリッジ管を発明した。

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『20世紀命日大事典』 蕪木和夫/著 風塵社 1999年発行
2月3日−ウィリアム・クーリッジ (アメリカ物理学者・101歳)
20世紀−−それは一口にくくるなら文明の黄金時代と言えるだろう。
私たちの日々の暮らしの中でどれだけの遺産ともいえる文明の数々が恩恵を与えてくれていることか。
クーリッジはタングステンフィラメントの製造に研究を重ね、成功した人である。
白熱電球エジソンが開発しているがクーリッジのおかげでより明るい電気を私たちは得たのだ。
せめて、この日だけでもいい。節分の豆まきの手を休め、部屋の電気を見つめながらクーリッジに感謝の気持ちを抱こうではないか。

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