じじぃの「香港PHX時事弁論会_100826」

力を隠す必要があるのか? ニコニコ動画
http://www.nicovideo.jp/watch/sm11906373
勝者はグーグル、敗者は中国 2010年07月12日 ニューズウィーク
ついにグーグルが中国政府とのけんかに勝った。7月9日、同社は中国政府から事業免許の更新を認められたと発表した。グーグルを叩き出すと息巻いていた中国政府が強硬姿勢を一歩後退させた形だ。
中国版グーグルのサイトはサービスを再開する。提供するのは、音楽と商品情報の検索サービスと翻訳サービスだけ(中国本土のネットユーザーが求めているのは大抵これらのサービスだ)。中国版グーグルでは、ウェブ検索はできない。
しかし、香港版サイトへのリンクは残す。つまり、中国本土のネットユーザーは誰でも、1回余分にマウスをクリックすれば、世界のニュースを検閲なしで読めるのである。
中国政府はグーグルを撤退させたくなかったのだろう。そこで両者が一緒に知恵を絞って、中国がメンツを保ちつつ、グーグルが検閲なしの情報提供を行える道を探し出したようだ。
http://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2010/07/post-1439.php
ガイトナー財務長官が急きょ訪中 2010年04月08日 ライブドアブログ
ガイトナー財務長官の訪中と言えば、昨年の6月にも急遽訪中し、そして北京大学ガイトナー財務長官が学生を前に講演を行った訳です。
米国債で運用している中国のお金は安全だ、安心して欲しい、とガイトナー財務長官が言ったら、失笑が漏れました。
外国からお金を借りるということは、こういうことなんだという現実をまざまざと見せつけられたわけです。
そして、今回もガイトナー財務長官は急遽の訪中。
何故、急遽なのでしょう。それとも、前から予定していたものの発表を遅らせていただけなのでしょうか。或いは、中国側に何らかの変化が起き、それがきっかけになったということでしょうか。
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51051973.html#
孫子 第1編 『始計編』
道とは、民をして上と意を同じくし、これと死すべくこれと生くべくして、危きを畏れざらしむるなり。
天とは、陰陽、寒暑、時制なり。
地とは遠近、険易、広狭、死生なり。
将とは、智、信、仁、勇、厳なり。
法とは、曲制、官道、主用なり。
これは、戦に臨んでの検討事項を5つにまとめたものである。
上記5つの原則を解釈すると、
「道」→道徳。すなわち戦のための大義名分
「天」→天の時。すなわち時勢(当時は天文という解釈もあった)
「地」→地の利。彼我の国土および戦場の地形を指す。
「将」→将師の能力
「法」→軍制。または国家を統治する法律
となる。
そのうち道、将、法により国家(軍隊)が形成される。いわゆる「人の和」である。
より簡略化すると天、地、人の三事に集約される。この三原則はわりとよく耳にする言葉である。
http://homepage3.nifty.com/syunjyu/Sonsi01.htm
どうでもいい、じじぃの日記。
8月26日、NHK BS 「アジアクロスロード 香港PHX」をボケっと観た。
時事弁論会
テーマ:「外交で力を隠す時代が終わったか」
大体、こんなことを話していた。
・(司会者)1990年代、訒小平は"能ある鷹は爪を隠す"と言った。それから中国は「爪」を隠してきた。しかし、強い爪を隠す必要があるのでしょうか。中国にはすでに"能ある鷹は爪を隠す"は止めたという意見があります。
・中国はフランスのサルコジ大統領とダライ・ラマと会談に反対を表明した。その後、サルコジ大統領は中国を訪れ「台湾もチベットも中国の一部」だと言った。中国は地球温暖化の会議で開発途上国のリーダーとして代弁した。アメリカのガイトナー財務長官が中国を訪問し、「米国債で運用している中国のお金は安全だ、安心して欲しい」と言った。グーグルも撤退すると言っていて、中国の魅力に勝てず、また戻ってきた。もはや、中国は爪を隠す必要はない。
・昔、中国の高官は「中国が強国になるのに100年かかる」と言った。上海だけを見れば世界の先進国とそれほど変わらないかもしれない。実際は地域の大国であって、世界の大国になっていない。GDPではアメリカの4割しかない。農村と都市の格差が大きい。爪を出す段階までなっていない。
・2人の意見は極端すぎる。未来のことを考えれば"能ある鷹は爪を隠す"を続けるべきだ。一つの時代の終りはもう一つの時代の始まりだ。アメリカには"隠れ独裁"がある。アメリカが我々に勝てないのは国民の支持を失っているからだ。一方、中国は躍進を続けている。改革開放がうまくいき、共産党指導力が再評価されている。
・力を隠すというのは正しく生きる道であり、世界に台頭してからも力を見せつける必要がない。中国政府は日本経済の失敗を注意深く見てきた。日本の二の舞にならないように慎重にやってきた。
インターネットによる投票結果
   13%・・・別れを告げた (爪を出すべきだ)
   86%・・・別れを告げていない (爪を隠しておくべきだ)
孫子に天・地・人という調和のとれた"仁の道"がある。仁・義・礼・智・信の五常を尊ぶことを教えている。これらの教えは西洋思想を超えたものだ。その点、中国はヨーロッパより優れている。中国の力を少しずつ出すことは正しい道だ。
・爪を隠しておくべきかどうか、中国は決断すべきところに立っている。南シナ海は我が国にとって重要な領土だ。爪を隠しておく時代は終わった。
じじぃのぶつぶつ
南シナ海は我が国にとって重要な領土だ。爪を隠しておく時代は終わった」
南シナ海って、ベトナムとフィリピンの間にある海だよな。