森有礼 - あのひと検索 SPYSEE
http://spysee.jp/%E6%A3%AE%E6%9C%89%E7%A4%BC/77037/
銅像 森有礼
http://www4.airnet.ne.jp/soutai/07_douzou/35_mo/mori_arinori.html
森有礼 フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 （一部抜粋しています）
森 有礼は、日本の武士（薩摩藩士）・外交官・政治家である。一橋大学創設者、初代の文部大臣、明六社会長、東京学士会院初代会員。子爵。
【経歴・人物】
1847年（弘化4年）、薩摩国鹿児島城下春日小路町で薩摩藩士森喜右衛門有恕の五男として生まれた。
1865年（慶応元年）、五代友厚らとともにイギリスに留学し、その後アメリカにも留学する。このとき、キリスト教に深い関心を示した。明治維新後に帰国すると福澤諭吉、西周、西村茂樹、中村正直、加藤弘之、津田真道、箕作麟祥らと共に明六社を結成する。
1875年（明治8年）、東京銀座尾張町に私塾商法講習所（一橋大学の前身）を開設する。駐英公使をつとめていたときに、イギリスをおとずれた伊藤博文の知遇をえた。またハーバート・スペンサーから大きな影響をうけたといわれる。福澤諭吉が証人となり、広瀬阿常との結婚に際して婚姻契約書に署名し結婚（日本における最初の契約結婚とされる。ただし、山本七平は「欧米で結婚が契約だというのは二人がそれぞれ神と契約するのであって二人が相互に契約するのではない。欧米人が森の『契約結婚』を聞いたらひっくりかえっただろう」と述べている）。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
『人間臨終図巻 下巻』 山田風太郎著 徳間書店
森有礼（もりありのり） （1847-1889） 42歳で死亡。 （一部抜粋しています）
18歳のとき薩摩藩留学生としてイギリスで学んだ森有礼は、明治初年から廃刀令を主張したり、日本の畜妾（ちくしょう）の風習を弾劾したり、妻と婚姻契約をかわす西洋式結婚式をあげたり、はては日本の国語を英語とせよと提議したりして、当時西洋心酔者と見られた伊藤博文からなお「日本産の西洋人」と呼ばれたほどだが、この勇敢な開明性がやはり命とりとなった。
明治18年、38歳にて日本最初の文部大臣になった森は、以後明治の教育制度の根幹を作りあげたが、明治22年2月11日、憲法発布の式典に出席するために永田町の官邸を出ようとして、士族西野文太郎に刺された。
以下は、当時在日していたベルツ博士の日記による。
「森文相は、１年前、イセの大神宮に参拝した時、クツのまま最も神聖な場所に入ろうとし、しかも、そこにかかっていた御簾（ミス）を、ステッキで持ちあげたという理由で暗殺されたのであった。もし森氏が真実そういう行為に出たのであれば−−それは氏のやりそうなことだが−−文相たるものが、国民の宗教的感情をかくも法外に傷つけるという非常な無分別さを、少なくとも表明したことになる」
伝えられた森の行為は、まったく無実の罪であった。
「他方、シントー（神道）が、犯人西野のような狂信者を生んだ事実に、何びとも驚いている。11日の朝、森氏がこれから宮中へ参内しようとした時、西野は秘書官に面会を求め、学生連がタイマツ行列の際、文相に対して遂行しようとしている計画を知っていると告げた。だが、詳細は、直接文相にだけお話したいというのである。森氏が室にはいると、ハカマ姿の西野は氏に近づき、左手で氏の胸を抱きかかえ、右手でデバ・ボーチョーと称する大型の料理ナイフを衣服の中から取り出し、氏に下腹部に柄（つか）のところまで突き刺した。常に文相に付き添っている私服の警官が、すぐさまはせつけ、仕込杖にした日本刀を引き抜き、一撃のもとに西野の頭蓋骨を割った。不可解な事情により、医者が車で3時間以上も経過した。被害者は出血のため、すでに人事不省におちいっていた。傷は型の通り手当てされた。だが、どうにもならなかった。森氏は12日払晩、死亡した。
本日（16日）葬儀−−いうまでもなく盛大に行われた。森氏はキリスト教徒であった。しかるに氏は、シントーの儀式、すなわち氏がそれを公然と侮辱したばかりに殺害されるに至った宗教の儀式によって葬むられたのである！」
その葬列を路傍で目送すべく狩り出された第一高等中学本科生の中に、夏目金之助がいた。
生前、森に剣難の相があることを口にした者があった。
森は笑っていった。「殺されたらおれはユーレイになって出るぞ」
ふつう彼は有礼（ゆうれい）と呼ばれていたからである。剣難の相を持つ一面、彼はこんなダジャレをいう男であったらしい。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
森有礼 Google 検索
http://www.google.co.jp/images?hl=ja&rlz=1T4GZAZ_jaJP276JP276&um=1&ie=UTF-8&source=univ&ei=qzRvTJLXJoPWvQPT96XLAQ&sa=X&oi=image_result_group&ct=title&resnum=1&ved=0CC0QsAQwAA&q=%E6%A3%AE%E6%9C%89%E7%A4%BC%20%E7%94%BB%E5%83%8F&tbs=isch:1
