じじぃの「サンマが50円」考

Ee〜かんじでサンマの塩焼き 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=YrJKh7wIZ3Q&feature=related
今年のサンマ 不漁の可能性 猛暑…「秋の味覚」高値懸念 2010.8.6 MSN産経ニュース
今年のサンマ漁が例年にない不漁に陥る可能性が高まっている。水産庁が発表した平成22年の北西太平洋サンマの推定資源量は、221万トンと昨年の351万トンから4割近く減少した。
先月8日に北海道東部沖で始まった流し網漁も、漁獲量が昨年に比べ約4分の1と激減。市場では卸値が高騰し、「秋の味覚」の代表格に早くも高値懸念が出てきた。
http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/100806/sty1008061016001-n1.htm
サンマ フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 (一部抜粋しています)
サンマ(秋刀魚、学名:Cololabis saira) は、ダツ目-ダツ上科-サンマ科-サンマ属に分類される、海棲硬骨魚の1種。 北太平洋に広く生息する。
食用とされ、特に日本では秋の味覚を代表する大衆魚である。
【生物的特徴】
北太平洋に広く生息し、日本海を含む日本近海から、アメリカ大陸沿岸のアラスカおよびメキシコまでの海域に分布する。季節によって広い範囲を回遊する魚として知られる。 日本近海のものは、夏季はオホーツク海方面で回遊し、秋に産卵のために寒流に乗って太平洋側では東北、関東沖を通過し、近畿・九州沖までに南下する。日本海側でも同様に新潟県沖など日本列島を囲むように南下を行う。主漁場は東北、関東沖である。
寿命は1 - 2年程度であり、通常2年で全長約40cmに成長する。 成魚は海洋の表層近くを大群をつくって泳ぎ、捕食者から逃げるときにはトビウオのように水面から飛び出して滑翔することもある。動物性プランクトン・甲殻類・小魚・魚の卵などを食べる。
卵は1.7 - 2.2mmと大型で付属糸を有し、同じダツ目のメダカの卵によく似ている。メスはこの卵を流れ藻などに産着させるので、産卵しようと流れ藻に入り込むサンマを手づかみで捕らえる漁が、日本の佐渡島や北海道西岸沿海で行われている。
鱗が小さい上にはがれやすく、棒受け網で漁獲されたものは漁船から水揚げされる際にほとんどの鱗がはがれ落ちてしまうため、状況によっては水揚げの直前に自ら多くの鱗を呑み込んで内臓に溜める個体が少なくない(すなわち、内臓を食べようとして多くの鱗を含む場合があるのは、サンマが捕食した小魚の鱗ではなく、サンマ自らの鱗であるということ)。

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すべてがうまくいく「裏ワザ大全」550+α エンサイクロネット/編 2009年
おいしいサンマの見分け方
サンマは、プロの間では、「口先を見ろ」といわれる。口先がオレンジ色に近いほど、脂の乗りがいいサンマだ。
また、サンマには大きいほど成熟しておいしい魚。さらに、背中の青黒い部分と腹の白さがハッキリしていること、尻尾のつけ根が黄金色であることも、おいしいサンマを見分ける重要なポイントだ。

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『つい他人(ひと)に自慢したくなる無敵の雑学』 なるほど倶楽部/編集 角川文庫 2003年発行
サンマはメダカの仲間だった
秋の味覚の代表といえばサンマ。このサンマを生物学的にみると「メダカ目トビウオ亜目サンマ科サンマ族」のサカナということになります。つまり、サンマは水田や池を泳ぎ回る、あの小さなメダカと同じ仲間なのです。
サンマの学名はコロラビス・サイラ。実は、関西でサンマのことを「サイラ」と呼ぶことがありますが、もしかしたらこれは学名からとったのかもしれませんね。そのほかにも、サンマにはサイレ、サイリ、バンジョ、セイラなどの呼び名があります。
名前の話が出たついでに、サンマという名前の語源について触れておきましょう。サンマの語源については2つの説があります。
1つは、サンマは数万尾という大群で泳ぎ回るのが普通で、こうしや魚の大群のことを「沢」と言い、魚のことを「ま」と言うことから、大群で泳ぎ回る魚→さわま→さんまとなったという説。
そして、もう1つの説は細い魚という意味を持つ「狭真魚」がサンマに変化したしたという説です。残念ながら、どちらの説が正しいかはわかっていません。
ちなみに、サンマに「秋刀魚」という漢字があてられるようになったのは大正時代に入ってから。それ以前は、「青串魚」と書いてサンマと読ませていたそうです。

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どうでもいい、じじぃの日記。
年金生活のじじぃ。毎日何が楽しみかというと、新聞に入っているスーパーのちらし。
東金にもいろんなスーパーがあるんだけど、車のガソリン代もバカにできず、近くのスーパー「KASUMI」にばかり行くようになった。
一食、300円の生活。
マグロはあきらめた。ときどき1グラム1円という「カツオのたたき」が出ている。100グラム100円は何とか予算内だ。
有難いのはサンマやが納豆が安いこと。月曜日のちらしでサンマが1尾50円に、おかめ納豆が50円になっている。
北海道産 さんま(解凍)1尾 50円
おかめ納豆 おかめ仕立て(小粒) 45gX3 50円
氷の入った容器にたくさんサンマが入っている。
「解凍」とか「冷凍」ものはぶよぶよした水っぽいのが多いのだが、このサンマはそんなことがない。
鮮魚のような感じがするのだが、冷凍しても冷凍技術が進んでちょっと見た目では分からなくなっているのだろうか。
サンマにもオス、メスがあるのだから、子持ちのサンマがあってもいいはずなのだが、お目にかかったことがない。
大衆魚と言われるマイワシも高くなった。ウナギなどは置いてある場所で立ち止まることがなくなった。
イワシとかマグロとかウナギが獲れなくなったのは地球温暖化とかいうが、根本的な原因は乱獲だろう。
ぼけっと、『つい他人(ひと)に自慢したくなる無敵の雑学』を読んでいたら「サンマはメダカの仲間だった」があった。
ウソォ。ほんとかよ。
「サンマは数万尾という大群で泳ぎ回るのが普通」
数万尾だって。すげぇな。
花里孝幸著『自然はそんなにヤワじゃない―誤解だらけの生態系』という本には人間が少々自然を傷つけても、自然には元に戻る復元力があるようなことが書かれていた。
たとえば、秋田沖で獲れるハタハタなんかも乱獲でほとんど獲れなくなったが、2〜3年間ハタハタ漁を全面禁漁したら、昔のように又、獲れるようになった。
イワシもマグロもウナギも数年間、獲るのを止めれば、復活するのかもしれない。
海の食物連鎖の頂点にいるのがクジラだという。実際はそのクジラを人間が食べている。
イワシもマグロもウナギもいなくなれば、マイワシが食べていたプランクトンなどの小魚が増える。マグロが食べていた小魚も増える。ウナギが食べていた小魚も増える。
イワシもマグロもウナギも数年、獲るのを止めれば、また数年後には小魚が増えた分、マイワシもマグロもウナギも増える。
確かに「自然はそんなにヤワじゃない」のだ。
おいしい、サンマの季節。
少々、食傷ぎみだ。