じじぃの「あんたにつきあうほど暇じゃない」

赤ちゃんナマケモノ 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=AxaKaK_nLf0
必死に泳ぐナマケモノ 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=z2ROLu3Wywc
ナマケモノ

BBC地球伝説 「愛すべきナマケモノ その意外な生態」 (追加) 2014年3月11日 BS朝日
中央アメリカ南部に位置するコスタリカ共和国
ここに世界で唯一のナマケモノのための保護施設がある。
ケガをして保護されたり、孤児となって保護された160匹以上のナマケモノたちが繰り広げる数々のドラマ。
実は6千万年かけて進化してきた、彼らの日常を見れば、ただ「なまけている」わけではないことがわかるだろう。
http://www.bs-asahi.co.jp/bbc/na_76_01.html
ナマケモノ ウィキペディアWikipedia)より
ナマケモノは、哺乳網異節上目有毛目ナマケモノ亜目 (Folivora) の総称。ミユビナマケモノ科とフタユビナマケモノ科が現生し、他にいくつかの絶滅科がある。
【概要】
南アメリカ、中央アメリカの熱帯林に生息する。生涯のほとんどを樹にぶら下がって過ごす。食事や睡眠から交尾、出産までも樹にぶら下がったままで行う。主食は葉や新芽など。週に1回程度、樹上から降り、地上で排便、排尿を行う。日中は頭を前脚の間に入れ、枝に張り付くようにして丸くなって眠るため、遠目には樹の一部の様に見える。これがジャガーピューマなどの捕食者から身を守る擬態となっている。また、年齢を重ねた個体は苔が生えることもあり、これも樹皮への擬態の一部となる。
機敏に動くことができないので、ワシには簡単に捕食されてしまう。急速に突撃してくるワシの一撃は強力で、攻撃を受けたナマケモノは大抵すぐに絶命してしまう。ワシのエサの3分の1は、ナマケモノが占めている。

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『世界の謎と不思議』 平川陽一/著 扶桑社文庫 1998年発行
ナマケモノの不思議な生活
テレビの動物特集などで人気のあるナマケモノは、とにかく動作がゆっくりしていることで有名だ。
ツメの数から、ミユビナマケモノとフタユビナマケモノに分けられるが、サルの仲間ではなくアリクイと同じ種類に入る。
ミユビナマケモノ中南米の森林の木の上にしか棲まず、なんと1日20時間も眠りつづける。
高温で多湿のところだから、長い毛には虫が棲みつき、そのうえ、コケまではえる。
動くことがきらいなので首は270度も回転できるように便利にできている。歩く早さは、急いでも1分間に約4メートルほどというのんびり屋で、用便は1週間か10日に1回という。まだまだ観察記録が足りないというが、それはナマケモノにつきあうほど暇のある学者がいないためのようである。
16世紀にヨーロッパに初めて紹介された当初は、餌を全く摂らず、風から栄養を摂取する動物だと考えられていた。実際には1日に8gほどの植物を摂取している。外気に合わせて体温を変化させることにより代謝を抑えている。つまり、現生ほ乳類では珍しい変温動物である。このことや、前述のように行動も遅いため基礎代謝量が非常に低く、ごく少量の食物摂取でも生命活動が可能となっている。
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どうでもいい、じじいの日記。
ぼけっと、『世界の謎と不思議』を見ていたら「ナマケモノの不思議な生活」があった。
ナマケモノ」の生態がよく分かっていない理由に「ナマケモノにつきあうほど暇のある学者がいない」というのがある。いってみれば「あんたにつきあっているほど暇じゃない」という訳だ。
じじぃの場合は動作が鈍いうえに、KY(空気が読めない)なので「ナマケモノ」は身近な存在だ。そのうち認知症になったら「ナマケモノ」から「あんたには言われたくない」とか言われるのかもしれない。
あのスローな動きは「太極拳」に似ている。
中国3000年の歴史が生み出した奥の深い格闘技、「太極拳」。その極意を極めた動物が「ナマケモノ」なのだ。
1日、20時間寝て、ウンチは1週間に1度だけ。無駄な動きがない。
あれれ、「ワシには簡単に捕食されてしまう」。 (^^;;
ナマケモノ」ってコアラに似ている。サルの仲間にも見えるがアルマジロやアリクイの仲間なのだ。
寿命は約30年、夜行性。起きればすぐ朝がきてしまう。
じじぃの興味はいつもあそこにいってしまう。
やるときはどんな姿勢でやるのだろうか。やるときはどれぐらい時間がかかるのだろうか。
ナマケモノ」にお友だちはいるのだろうか。
ナマケモノ」を見ていると、わが人生の縮図のようにも見える。