じじぃの「中国ブランド・転換のとき!クローズ」

大連:国内最大的大学生孵化基地 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=AoijjawiBg0
クローズアップ現代 「シリーズ 中国・転換のとき 第3回  巨大市場に挑む“中国ブランド”」 2010.04.28 NHK 動画あり
【中国・スタジオゲスト】復旦大学経済学院教授 陳訢 【キャスター】国谷裕子
GDPで日本を抜き世界第2位の経済大国に躍り出ようとする中国。開幕目前の上海万博は、凄まじい成長のパワーを見せつける一大イベントだ。その上海から激変する中国のいまを見つめる3回シリーズ。第3回は世界経済の救世主といわれるほどに成長した中国経済。外国の生産を請け負う「世界の工場」からの脱却を目指し、13億の市場を背景に独自の開発力や技術力を武器に発展する“中国ブランド”。“中国のユニクロ”とも言われ外国勢を抑え快進撃を続ける中国オリジナルのファッションブランドや、画期的技術で世界販売台数を伸ばす携帯機器メーカー。経済モデルの転換を加速させる“中国ブランド”の戦略から、中国経済の新たなステージを展望する。
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=2884
どうでもいい、じじぃの日記。
4/28、NHK クローズアップ現代 「巨大市場に挑む“中国ブランド”」を観た。
キャスターの国谷さんが中国・上海からレポートする。
大体、こんな内容だった。
今、世界の工場といわれる中国の成長戦略が転換点を迎えています。これまで外国企業が独占していたブランド分野に“中国ブランド”が挑もうとしています。中国は今、ブランド力、技術力でも競争力のある国家へと転換を急いでいます。
映像に「ユニクロ」が出てきた。その「ユニクロ」に対抗するかのように中国の「ユニクロ」といわれる「メーターズボンウェイ」が映像に現われた。
「メーターズボンウェイ」は中国のオリジナル・ブランドだ。上海郊外の開発地区に会社があり、社員数2万いる。しかし、自前の工場は持っていない。
成功の秘密は「メーターズボンウェイ」の周成建会長の経営戦略にある。
15年前、オリジナル・ブランドを立ち上げた。デザイン部門では「ユニクロ」や「カルバンクライ」などの海外ブランドのデザインを徹底的に研究している。
自ら企画・開発した“中国ブランド”。中国人好みの洋服にしたのがヒットした。年に5000点のデザインを手がけている。
中国富豪ランキング100に会長の周成建が常にランクインしている。去年の売上高は50%アップ。1400億円。中国全体で「ユニクロ」が60店舗に対して、「メーターズボンウェイ」は3000店舗だ。5年後、1万店舗にする予定だ。
中国の企業なのにブランド名を欧米風にしたのが成功の原因の一つだという。
国谷 「ボンウェイ」をどう見ているか。
  技術力の高いデザインで付加価値をつけてブランド化した。「ボンウェイ」は中国の会社なのに外国の名前をつけている。こういうのが、今求められている。
国谷 独自のブランドが求められているのか。
  今のところ、中国には安い労働力しか武器がない。金融危機があったりするとアッという間に倒産する。生き残っていくには安い労働力でなく、ブランドだということに気がついた。
国谷 人民元の切り上げが問題になっているが。
  人民元が切り上げられると安い製品が入ってくるようになる。今後、成長するには独自のブランドが必要だ。
ハイテク技術の分野でも独自のブランドが育ち始めています。
創業4年目の携帯電話メーカーの映像が出てきた。独自の携帯電話を開発している。国内での売上は3000万台。東南アジアでも売り上げを伸ばしている。
中国政府が支援する孵化基地の映像が流れる。孵化基地は既存事業者の新規事業を含む起業支援のための施設等をいう。
中国全土に孵化基地は40あり、一つの孵化基地に約2500の企業が入っている。
ある建設会社が、孵化基地にある薬のベンチャー企業に投資している。しかし、まだ利益が出ていない。
国谷 独自の民間企業がなぜ育たないのか。
  民間企業はつい最近まで自動車産業に参入できなかった。今年から規制が撤廃されるようになった。全ての産業が大きくなり、今までのように政府主導でやるのが難しくなってきている。
番組の最後。
国谷さんの言葉、「中国は今、公正・公平な社会実現のための転換の時を迎えているのです」
じじぃの印象
どだい、中国共産党民主化は両立しないのだから、いつかは中国共産党は崩壊するのだろう。