じじぃの「未解決ファイル_66_脳波BMI」

Blind man sees wife for the first time in a decade - here's how 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=O51vis2iLGo
brain computer interface 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=NIG47YgndP8&feature=related
Brain Machine Interface(BMI 慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室
Brain Machine Interface (以下、 BMI)は、随意運動や運動イメージ時の脳活動を、脳波などで記録し、解析した信号を元に、外部の器機や装置を制御する技術です。当教室は、文部科学省脳科学研究戦略推進プログラム課題 A 「ブレイン・マシン・インターフェース (BMI) の開発」の参画機関として、慶應義塾大学理工学部生命情報学科と密に連携し、 BMI を機能代償および機能回復に役立てることができないか、検証をしています。
http://www.keio-reha.com/gyoseki/brain_machine_interface.htm
NHKドキュメンタリー 時空を超えて 「宇宙人はどのように思考するのか?」 (追加)  2016年10月14日 NHK Eテレ
【案内人】モーガン・フリーマン
宇宙人がいるとしたら、どんな思考をするのだろうか?違う惑星で進化を遂げた以上、感覚や思考の形式は人間とまったく違うのでは?地球の生物を手がかりにヒントを探る。
進化生物学者や化学環境学者は、脳を持たない植物が動物と同じ行動をすることを、実験や観察で証明している。では、植物も高度な思考能力を持っているのか?アリを研究する動物行動学者は、アリのコロニーに着目。
私が何を考えているか分かりますか?
神経科学者マイク・ドウズムラ(カリフォルニア大学)はテレパシーを研究しています。
この男性(被験者)の考えていることが機械によって検出され、外部に送り出されるのです。
ドウズムラ、「ブレイン・コンピュータ・インターフェイス(BCI)と呼んでいます。人がものを考えるときに発生するかすかな信号を検出します。かすかな信号は脳波を分析することで得られます。ものを考えるときに発生する信号を文章など何らかの方法を使って他人に届けるのが目的です」
ドウズムラが調べているのは2種類の音を思い浮かべたときに発生する脳波をモールス信号のように使えるかどうかです。
実験では2つの音を聞かせます。被験者は「ヒ」の音を聞いたら、「ヒ」のことを考えなければなりません。「ワ」と聞いたら、「ワ」のことを考えます。
2つの音を考えたときに発生する脳波を分析し、モールス信号を理解する要領で被験者の考えを読み解くのです。
実験は正解率ほぼ100%の成功を収めました。きわめて初歩的な段階ですが、人の心を読み取る人工的なテレパシーが実現したのです。
この後、人が頭にアンテナ付きのヘルメットを被り、離れた人とテレパシーしているアニメが出てきた。
http://www4.nhk.or.jp/P3452/x/2016-10-14/31/887/1988011/
坂上忍のホントにすごい雑学2 2015年4月5日 フジテレビ
【出演】坂上忍澤部佑(ハライチ)、石原良純、おのののか、カンニング竹山岸博幸篠原ともえ松嶋尚美間宮祥太朗三船美佳
知って得する!誰かにきっと言いたくなる!
そんな「雑学」の数々を「インパクトのある映像」で紹介していくこの番組。
▽盲目の男性を救った感動の雑学
サングラス部分で撮影された映像の信号をコンピューターで脳に伝達していたのです。
アレンさん、「スゴイ! 見えるぞ!」
結婚10年目にして初めて妻の顔を見た!
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/150405zatsugaku/
ハートネットTV シリーズ リハビリ・ケア新時代 脳からの挑戦第1回「心の声を届けたい」 2014年9月30日 NHK Eテレ
【司会】山田賢治 【コメンテーター】内田麻理香(サイエンス・コミュニケーター)、室山哲也(NHK解説委員)
第1回は、脳と機械をつなぐ「ブレイン・マシン・インターフェース」(BMI)技術を意思伝達困難なALS患者たちのコミュニケーション支援に活用しようという臨床研究を紹介します。
研究チームに参加しているのは、医師らのほかに患者自身です。この男性は、かつては、人工呼吸器の装着も拒否して死を受け入れようとしていましたが、ひょんなことで人工呼吸器をつけ「生き長らえた」ことから、命の重さをあらためてかみしめているといいます。いまは、極限状態でも自分の意思を伝え、生きがいを持てる技術の開発に望みをかけています。
患者自身の思いと、支える家族や医師らの姿を見つめながら、BMIの可能性を考えます。
兵庫県公立八鹿病院に入院中のALS患者(男性・65歳)さんが紹介されています。
人工呼吸器を装着すれば生きていけるわけですが、人工呼吸器を装着したALS患者が入院すると病棟看護師の負担が大きいという理由で、全国のほとんどの病院が入院を拒否しています。
近藤副院長兼神経内科部長、「呼吸器をつけて生きたいと思われる方はもっと多いんじゃないか」
http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/2014-09/30.html
おはよう日本  2013年4月11日 NHK
●「念じるだけで機械が動く! 密着・日本初の手術
先月、「夢の技術」による手術が行われました。唇などのわずかな筋肉しか動かせないALS(筋委縮性側索硬化症)の患者の脳の表面に特殊な電極を取り付けて脳波を読み取り、念じた通りにロボットやパソコンなどを操作できるようにしようというものです。成功すれば、ALSだけでなく、重度の脳梗塞やその他の難病の人なども自立した生活を営めるようになる道が開けると期待されています。日本初のチャレンジに密着しました。
http://www.nhk.or.jp/ohayou/closeup/20130411.html
『勉強したい人のための 脳のしくみ』 酒谷薫/著 日本実業出版社 2009年発行
未来の神経工学的治療法 ②ブレイン・コンピュータ・インターフェイス (一部抜粋しています)
失われた脳の機能を補う方法の1つとして、脳とコンピュータを接続することが試みられています。ブレイン・コンピュータ・インターフェイス(BCI)と呼ばれるもので、脳の電気信号や脳血流などの生理的な信号を利用してコンピュータを制御するまったく新しい神経工学の技術です。
コンピュータの代わりにマシーンを動かす場合は、ブレイン・マシーン・インターフェイスBMI)と呼ばれます。
BCIは、筋委縮性側索硬化賞(ALS)という、神経の難病患者の意思伝達ツールとして開発されました。ALSは進行すると手足だけでなく眼球もまったく動かなくなり、他人に意思を伝達できない「閉じ込め症候群」に至ることがあります。
このような患者さんの脳波をもとにコンピュータを動かして、外界とコミュニケーションがとれるようにしたのがBCIのはじまりです。
脳の神経活動を測定する方法は、脳波のほかにいくつかあります。まず脳組織に直接電極を刺して神経活動を測定する方法です。これは脳外科的な手術が必要なため簡単に行うことはできませんが、大脳皮質の神経細胞の活動を高い精度で計測できる利点があります。
アメリカではALSの患者さんの大脳皮質の運動野に特殊なチップ(2㎜角に100個の電極が並んだもの)を埋め込む臨床研究を行っています。この方法によって、考えるだけでコンピュータや人工腕を操作できるようになりました。
また、機能的核磁気共鳴画像法(fMRI)を用いて脳の活動を測定する方法もあります。じゃんけんでグー、チョキ、パーを出したときの脳の活動パターンを認識して、ロボットの手に同じような動きをさせることに成功しました。
しかしMRIは機器が大きいので実用的ではありません。そこで新たに光脳機能イメージング装置(光トポグラフィー)を用いて脳活動を測定するBCIが開発されています。この装置により。運動動作を頭の中で想像したときに発生する脳活動を測定できるので、車いすを動かすなど様々な応用が考えられています。
BCI技術の応用範囲は医学的な領域だけではありません。テレビゲームに応用したり、軍事用ロボットを遠隔操縦するという、まるでSFのような構想もあります。

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夢の扉〜NEXT DOOR〜 「映画アバター 現実マシン」 2011年3月27日 TBS
【ドリームメーカー】慶應義塾大学理工学部専任講師 牛場潤一 【ナレーション】出水麻衣
念じただけでモノや機械を動かす、まるで映画「アバター」のような夢の世界が現実のものになろうとしています。脳と機械をつなぐBMIというシステムが世界で研究が進んでいるからです。
その中でも最先端のBMI研究を行っている人が慶應義塾大学理工学部の専任講師の牛場潤一先生です。牛場先生はBMIの技術を使って、人々の生活をもっと便利で豊かなものにしたいと日々研究を進めています。
中でも牛場先生が力を入れている分野が、高齢や障害によって体が不自由になった人のために活用しようと言うものです。しかし、BMIをリハビリに活用するためには医学部の協力が不可欠でした。
そこで、牛場先生は医療の知識を身につけるために猛勉強をし、リハビリ科の医師が受ける医局の試験を受験、最高点を獲得し、医学部に認められるという苦労も経験してきました。
そして今、BMIを使ったリハビリ医療の確立に向けて牛場先生は医学部の医師たちと協力し、装具のプロダクトデザイン開発に取り掛かっています。
理工学の技術と医学を融合させ、新しい未来を切り開こうとする牛場先生の活躍に密着します。
http://www.tbs.co.jp/yumetobi/backnumber/20110327.html
クローズアップ現代 「脳波が暮らしを変える」 2010.01.18 NHK
【コメンテーター】ATR国際電気通信基礎技術研究所脳情報研究所 川人光男 【キャスター】国谷裕子
脳波を利用する機器が生活に浸透し始めた。米国では脳波ゲームが売り出され、脳を理想の状態に近づける訓練も行われている。社会や人を脳波をどう変えるのか最前線を紹介。
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=2841
どうでもいい、じじぃの日記。
1/18、NHKクローズアップ現代 脳波が暮らしを変える」を観た。
頭で考えたこと、感じたことが頭の中で微弱な電気信号(脳波)として流れている。
この脳波の働きをもとに情報機器を操作したり、ロボットに単純な動きをさせたりさせ、体の不自由な人や高齢者を支援する機器に役立てることを目的とした研究が進んでいる。頭の中でイメージするだけで機械や装置を動かす新技術をブレイン・マシン・インターフェイスBMI)という。メタボのBMIではない。
頭にヘッドホンのようなセンサーを取り付けるだけで、頭の中の微弱な電気信号を読み取る。
アメリカで子供が脳波を使った遊びの映像が出てきた。頭を集中させるとボールが宙に浮いたりする。脳波の強さで、ゲームの中の風をコントロールしているのだ。
日本では、東京都リハビリテーション病院と慶應義塾大学が、脳卒中で手に後遺症が残る患者のための研究を共同で行っている。
脳出血で左手が動かなくなった松本さん(男性)。左手が麻痺しているので、左手を動かす訓練をした。
頭にセンサーを取り付け、頭で台がついた左手を動かすことを念じる。3ヵ月後、左手を動かす信号を出せるようになった。
川人さんの解説
①頭の中でドーパミンができて、別の神経回路ができる。
②手に信号が届くようになり、皮膚の感覚を動かせるようになる。
人の心を読み解くという試みも始まっている。
アメリカでアーチェリーの五輪選手トレーニングに脳波が使われている映像が出てきた。脳波を測ることで集中力やリラックス度が把握できるようになった。
東京の広告会社はCMの効果をこれまでアンケートや聞き込みで行っていたのを、脳波を読み取ってCMの効果を調査するようになった。
去年の9/19、NHK教育サイエンスZERO 念力が使える!?脳と機械をつなぐ新技術」でもやっていた。
サイエンスZEROでは、脳に○Xなどのパターンをあらかじめ覚えさせ、動かしたい物のパターンをモニタ画面に写し、それを見るだけで患者が何を考えているかが分かるというのものだった。
たかが、頭の中の微弱な脳波。されど無限の可能性を秘めた脳波なのである。