じじぃの「ぼけっと、Eモニ_091112」

NHKスペシャル 「新エネルギー覇権争奪戦 〜日本企業の闘い〜」 (追加) 2011年8月21日
東日本大震災を境に、全国的に電力不足に陥った日本。いま、風力発電太陽光発電など再生可能エネルギーの導入に俄然注目が集まっている。
なかでも加速しているのが、企業の水面下の動きだ。国内・国外の企業が、日本を舞台に「スマートシティ」とよばれる省エネ都市のシステム作りを競っている。
震災前から、人口増加が急速に進む新興国で、エネルギー効率の高い都市の実現に向けて取り組んできた日立製作所。今こそ海外で積みあげたノウハウを総動員して、被災地の復興のために最新の技術を提供し、日本発の新たなエネルギーとコミュニティのモデルを築こうと動き始めた。また三井不動産、シャープなどもスマートシティのプロジェクトを結成し、「ジャパンモデル」の構築を急いでいる。
一方、海外勢の動きも急だ。アメリカのベンチャー企業の経営者は、福島・相馬市に太陽光パネルの寄贈。被災地側はこれをきっかけにソーラーシティを建設し、雇用と未来を創出したいと希望を抱く。さらにニューヨーク・ウォール街ヘッジファンドも、震災以後、再生可能エネルギーへの投資を積極的に進めている。
この震災は世界を変え、エネルギー革命への移行を引き起こす引き金となった。時代の針は一気に回り始めた。最前線の取材で、スマートシティをめぐる新たな潮流をリアルに伝えながら、技術立国ニッポンが取るべき道を探ってゆく。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/110821.html
現代技術と21世紀 : スマート・グリッド(3) 2009/5/10 (一部抜粋しています)
電力エネルギー源には石炭・天然ガス火力、原子力、太陽光・熱、風力、水素を燃料とした燃料電池、燃料としてのバイオマスがある。それぞれが作る電力は、量と質において、大変ことなる。違った電力源からの電気を結びつけるのが、スマート・グリッドと大型の蓄電池のシステムである。スマート・グリッドは、ITを駆使して、データを集め、伝え、反応し、システムの効率と信頼性を高める。たとえば、センサーは問題の起こった場所を特定し、素早く故障を治す。この結果、1年間に、1000億ドル以上のコストを削減する。機敏なグリッドは、石炭のような予測できるエネルギー源の電気と太陽や風のような変動するエネルギー源の電気を同じグリッド上に集めることができる。
http://technology.exblog.jp/11026718/
グリーン・ニューディールの注目企業
東芝
 電力系統を監視・制御するシステムを開発している企業。3年前にアメリカの原子炉メーカー「ウエスチングハウス」を約6200億円で買収した。
ナブテスコ
 風車の向きや羽根の角度を調節する駆動装置を製造している精密機器メーカー。太陽光発電パネルを太陽の向きに合わせて動かす太陽追尾システムの駆動装置を現在開発している。
スマートグリッド関連の注目企業
大崎電気工業
 電力量計で国内トップ。通信機能を備えた電力計「スマートメーター」に参入した。
富士電機HD
 古川系の重電5社の一つ。通信機能を備えた電力計「スマートメーター」に参入した。
フジクラ
 超高圧電線の将来性を評価されて株価が上昇している。
古河電気工業
 超高圧電線の将来性を評価されて株価が上昇している。
高岳製作所
 高岳製作所は変圧器や配電機器などを製造する電気機器メーカー。中型送配電機器が主力。
三洋電機
 蓄電池(リチウムイオン)電池の技術を持っている。スマートエナジーシステム(SES)」を事業化し、平成27年に1000億円規模の売り上げを目指す。
新神戸電機
 蓄電池(リチウムイオン)電池の技術を持っている。バックアップ電源用電池、電力貯蔵用電池を作っている。

                                    • -

どうでもいい、じじぃの日記。
11/12、テレビ東京 朝のニュース番組『Eモニ』をいつものように、ぼけっと観た。
主なニュース
事業仕分け初日、11事業廃止
JAL、OB会に年金減額の協力要請へ
●10月の企業倒産、前年比11.7%ダウン
●英中央銀行、金融緩和に含み
●アリコ情報流出、最大23万件も
今日の特集
グリーン・ニューディールで日本企業は?
オバマ大統領は、グリーン・ニューディール政策に、今後10年間で14兆円投資し、500万人の新規雇用を創出することを約束した。
世界景気が低迷する中、日本企業にとっては数少ない追い風となるグリーンニューディール政策。果たして、ビジネスチャンスはどれだけ広がるのだろうか。
三菱総合研究所吉田直樹氏が「グリーン・ニューディールでの日本企業」について解説する。
オバマ政権が打ち出したグリーン・ニューディールの中で重点投資として打ち出したスマートグリッドは、送電網に通信・制御システムを組み込み、発電施設と家庭や工場、ビルなどの施設を結び、発電量に加え、使う側の電力量まで増減させるというものだ。
東芝、府中事業所の映像が流れた。
東芝アメリカのグリーン・ニューディールを「電力の安定供給システム」を売り込むチャンスと捕えている。また、CO2対策では原子力発電がある。今年の8月にアメリカの規制当局から日本で初めて原子力発電の製造を認定された。2015年までに原子力事業で売上高1兆円を目指している。
ナブテスコの会社の映像が流れた。
4年前、アメリカ最大の風力発電メーカーと提携し、アメリカでこれまでに5000基導入した。5年後には現在の売り上げ高の3倍、100億円を目指している。太陽光発電の追尾装置を開発している。この装置により発電効率を従来の2倍の30%に高めることができる。
スマートグリッド関連の注目企業として、大崎電気工業、富士電機HD、フジクラ古河電気工業高岳製作所、三洋電機新神戸電機が上げられた。
じじぃの印象
オバマ米大統領が今日(13日)に来日する。
アメリカのグリーン・ニューディールスマートグリッドについて話し合われるという。
日本企業に果たしてビジネスチャンスはあるのか。
新幹線は?