じじぃの「未解決ファイル_12_核融合発電」

Scientists Successfully Produced Nuclear Fusion Conditions (February, 2014) 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=VXfSRyeTiH0
臨界プラズマ装置「JT-60SA」組み立て始まる 原子力機構那珂研究所 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=nyZrcJN0NLs
NIFでの燃料ペレット(中央の球体、Dr.Eddie Devald提供)

核融合 Google 検索
http://www.google.co.jp/images?hl=ja&rlz=1T4GZAZ_jaJP276JP276&q=%E6%A0%B8%E8%9E%8D%E5%90%88&gs_l=hp...0l2j0i3j0l2j41.0.0.0.4102...........0.bW4yE4V950w&sa=X&oi=image_result_group
レーザ核融合(大出力レーザ応用技術) 浜松ホトニクス
●レーザで創る小さな太陽
レーザ核融合による人工太陽はクリーンな電気エネルギーを私たちの社会にもたらします。核融合発電プラントでは、水素ガス等を作ったり、有害物質の分解や変換を同時に行うことができます。
http://www.hamamatsu.com/jp/ja/technology/innovation/laser_fusion/index.html
核融合研究進展、プラズマ1億度に迫る (追加) April 6, 2014 ナショナルジオグラフィック
核融合研究には毎年200億円以上が投じられているが、成果がわかりにくい。自然科学研究機構の核融合科学研究所岐阜県土岐市)は、大型ヘリカル装置(LHD)で1億度に迫るイオン温度9400万度を達成した。
定常運転では、1200キロワットの加熱電力で48分間、プラズマ保持に成功した。この定常プラズマに注入された総エネルギー量はこれまでLHDが持つ世界記録の1.6ギガジュールの2倍以上の3.4ギガジュールに達した。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=00020140404002
13歳少年、核融合炉の作成に成功 2014/03/06 CNET Japan
最終的な目標は、2つの水素原子をぶつけて核融合を通してヘリウムを生成することにあったが、Edwards君は成功させた。BBC Newsは、実験が成功する様子とともに、Edwards君が「信じられない!」と言って喜ぶ様子を撮影している。
http://japan.cnet.com/news/society/35044845/
地球ドラマチック 「星の誕生から死まで」 2014年4月12日 NHK Eテレ
【語り】渡辺徹 2010年アメリカ 制作
星の誕生から死まで…宇宙の神秘を大解明!
超新星の威力を再現 ▽太陽の最後の姿とは
地球ドラマチック◇星の一生を分かりやすく伝える。太陽など自ら光を発する天体は恒星と呼ばれ、銀河系には1千億個以上、存在すると考えられている。恒星は巨大な水素ガスの塊で、地球などの惑星と比べて温度が高く、大きいのが特徴だ。これまで謎だった恒星の、誕生から消滅までのメカニズムが近年明らかになり、星が死ぬ時の爆発によって、さまざまな元素が作り出されていることも分かってきた。NASAは2004年、スピッツァー宇宙望遠鏡で星の誕生の観測に成功した。星雲の中の一部が周囲のガスを集めながら収縮し、渦巻きを形成。その中心部がやがて熱を持ち、高温高密度の球体となって、光を放つ恒星に変化するのだ。
http://www4.nhk.or.jp/dramatic/2/
海外技術/米NIF、レーザー核融合実験で世界初の「自己加熱」達成 2014年2月13日 日刊工業新聞社
ローレンス・リバモア国立研究所カリフォルニア州)の国立点火施設(NIF)は、レーザー核融合による実験で、核融合で放出するエネルギー量が燃料に吸い込まれる量を上回る「自己加熱」による燃焼を世界で初めて達成した。
持続的な核融合反応である「点火」へと続く重要な成果となる。少量の資源から膨大なエネルギーを取り出す「夢のエネルギー」である核融合炉の実現に一歩近づいた。
今回の成果は圧縮に用いたレーザーのエネルギー総量は超えていない。総量を超えると点火状態となり、核融合反応が連続して起こる。
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720140213eaaj.html
世界初! 「核融合持続」に必要な新材料、日本原子力機構が生産に成功 2012-07-04 Ceron.jp
<次世代原発> 第4世代   核融合炉、レーザー核融合炉、進行波炉、CANDLE炉、高温ガス炉、加速器駆動未臨界炉、ペブルベッド炉、 小型モジュール炉、トリウム関連炉、4S炉、高速増殖炉 4S型 (Small、Simple、Super-Safe) 東芝製。超小型、低価格原発。冷却には電源や動力も必要なし。自然冷却型。 燃料棒の交換も無く50メガワット発電を30年間連続して継続可能。
http://ceron.jp/url/alfalfalfa.com/archives/5643068.html
国際熱核融合実験炉 ITERウェブサイト
ITER核融合反応が起こる条件を作り出し維持するためにトーラス型(ドーナツ型)形状をしたトカマク型の設計となっています。
トカマク型の装置であるITERでは、ドーナツ型真空容器の周りに配置された超伝導コイルによる磁場とプラズマ中に流れる電流との作用によりプラズマを閉じ込めます。ITERのプラズマ体積は、自己点火条件を達成できるよう十分な大きさにする必要があり、それは現在の最大規模の装置(日本のJT-60やヨーロッパのJET)におけるプラズマ体積の約10倍の大きさになります。
http://www.naka.jaea.go.jp/ITER/iter/page1_6.php
我が国の核融合研究開発の 現状について 2012年4月10日 原子力委員会
ITER計画: 世界7極(日米欧露中韓印)による、核融合エネルギー 実現に必要不可欠な国際共同プロジェクト。東日本大震災後のス ケジュールの遅れを最小化し、早期にITER建設が実現するよう、 我が国が分担する調達活動等を積極的に行う必要がある。
超伝導コイルの製作の流れ
 全体スケジュールに沿って、6極がそれぞれ役割を分担して協力し、19個の超伝導コイルを製作。
 → ITERサイト(仏)納入 2015年5月〜2018年3月。
http://www.aec.go.jp/jicst/NC/iinkai/teirei/siryo2012/siryo13/siryo1-1.pdf
『トコトンやさしい 太陽の本』 山崎耕造 日刊工業新聞社 2007発行
自然の太陽と人工太陽の違いは?
太古の昔、太陽光の降り注いでできた海の中で、生命が誕生しました。地球上の生物は、この母なる太陽のおかげで進化・発展してきました。太陽は水素の「プラズマ」で構成されており、「核融合」反応により大きなエネルギーが生み出されています。その太陽のエネルギーを地上でつくろうとする場合には、自然の太陽と異なるさまざまな工夫が必要となります。
核融合を起こさせるためには、プラズマを高温・高密度にして長時間閉じ込める必要があります。太陽では、自分自身の大きな重力によりプラズマが閉じ込められています(重力閉じ込め)。地上では、そのような大きな重力を利用することはできません。最も有望視されている方式は、磁場の力により核融合プラズマを閉じ込める方式です。(地場閉じ込め)。レーザーなどを用いて高密度に圧縮して慣性で閉じ込める方式もあります。(慣性閉じ込め)。
太陽では、水素原子(P)同士の反応によりヘリウム4が作られます。その時にニュートリノ(ν)やガンマ線(γ)が作られます。その反応確率は非常に小さく、反応時間は数十億年です。これでは、地上でのエネルギー取り出しに利用できません。水素の同素体としての重水素(D)や三重水素(T)の反応を利用することにより、太陽内部のP-Pチェーン反応の10の20乗倍以上の反応確率を得ることができます。
核融合反応しているプラズマの温度も異なります。太陽内部では1500万度であり、緩やかな反応ですが、地上の太陽では、加えたエネルギー以上のエネルギーを取り出す必要がありますので、1億度のプラズマ温度が必要となります。300万キロワット熱出力の核融合炉の炉心では、1立方メートルあたり300万ワットの熱が生み出されます。一方、太陽では1立方メートルに30ワットの電球をつけたほどの熱しか発生しません。その膨大な質量ゆえに、地上に多大な恵みのエネルギーを送り届けてくれるのです。

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どうでもいい、じじぃの日記。
日本とフランスとで争っていた国際熱核融合実験炉(ITER)の建設地がフランスに決まった。
ITER計画は、太陽と同じ核融合反応を人工的に起こし、エネルギーを取り出す。燃料の重水素三重水素は海水からほぼ無限に取り出せるとみられ、未来のエネルギー源と期待されている。
核融合による発電を行う場合、長時間連続して核融合反応を生じさせる必要があるが、実用可能な程度に高い圧力のプラズマを保持するまでには至っていない。
太陽と同じに長時間プラズマを保持しなければならないのだが、まだ秒単位しか閉じ込めることに成功していない。
核融合研究で人工太陽が実現するは1970年代では「あと25年」、最近では「あと100年」と言われている。
アインシュタインの「E=mc²」の方程式は原子爆弾を作った。
核融合反応により人間の手で人工太陽を作れる可能性があることは分かった。ただ。30秒間閉じ込めることに成功したでは使い物にならないのである。
今度は、新たに作ったITERでプラズマの閉じ込め、60秒間に挑戦するのであろうか。プラズマの閉じ込め、1時間が成功するのはいつなのだろう。
本当に人工太陽が実現する日が来るのであろうか。
冥土のみやげにというわけにはいかないようだ。