じじぃの「若い世代への世代交代」

プライムニュース『資産と人を流動化させ、日本を再生せよ!』 5月25日 BSフジ
【キャスター】八木亜希子、反町理、安倍宏行 【ゲスト】マネックス証券グループCEO 松本大、ネットイヤーグループCEO 石黒不二代 【コメンテーター】慶応義塾大学教授 小幡績
http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d090506_0
どうでもいい、じじぃの日記。
5月25日 BSフジ プライムニュース『資産と人を流動化させ、日本を再生せよ!』を観た。
言っていたことをピックアップしてみた。だいぶ抜けがある。(^^;
日本経済の問題点
・日本の常識は世界の非常識
・日本人の気質
・富の偏在
・高度成長期
【日本の常識は世界の非常識】
松本 よく日本というのはユニークで世界と違うといわれる。英語を話す人が10億人いるが、日本語を話す人が少ない。日本の常識だけでやろうとして自らのマーケットを小さくしている。日本の中では同化する必要もないし対話する必要もないが、ビジネスをやるんだったら一番大きいマーケットを取り入れてやる必要がある。
反町 国際基準。
松本 ローカル・ルールは我々民間でも多い。政府でも雇用を守るためにいろいろなローカル・ルールを作っている。例えば、電話をつなぐコールセンターというのがフイリピンやインドにあるが、アメリカで世界で働くための免許がとれても、日本では日本国籍を取っていないと仕事ができない。ワザとマーケットを小さくしている。
安倍 ローカル・ルールってそんなに多いんですか。
松本 携帯電話でも、規格を作って負けてしまった。車とかバイクとか規制のないところは勝ったが、金融とか通信など守られたところは負けてしまった。
石黒 日本の市場が小さくなると、日本は飛ばしていいとさえいわれている。ジャパンナッシング。
【日本人の気質】
松本 日本の大部分は貯蓄でお金はまわっていない。アメリカでは学校で「投資」を教えている。日本では貯蓄が美徳であると考えている。貯蓄をなんとか動かしていかないといけない。かって情報は銀行にしか入らなかったが、今はインターネットで情報が個人に取り込める。インターネットを使って個人で投資ができる。貯金通帳を人に見られたくないように、インターネットで人に見られないでできる。
【富の偏在】
松本 高齢者が預金をもっている。偏在するとお金が動かない。
小幡 高齢者は将来に不安をもっている。自分の5年後、10年後のために預金している。
八木 どうすれば動くようになるか。
松本 贈与税相続税でお金が動く。セフテイネットは別にちゃんとひいていく。
石黒 もっと法人が自由に活動しやすくする。規制をあまりかけない方がいい。アメリカでは会社でインターネットを使うための後押しする法律ができている。
小幡 日本人はインターネットを使うのがヘタだ。
【高度成長期】
松本 成功体験がある。たったの50年で世界第2位の経済大国になった。その成功体験がずっと尾をひいている。あれだけ出来たのだから変えなくてもいいということでやってきた。
小幡 別のデザインにしなければいけないときに切り替えをしなかった。
石黒 小ロット、小生産の時代になっているのに、その縮図に変えられないでいる。
松本 国全体では成功体験をひきずっている。「世代交代」が必要だ。成功体験を経験していない人に任せる必要がある。老いた人が考えるよりも、何十年先をみれる若い人に任せる。
石黒 新しいベンチャーが出てくるインフラが出ていない。チャレンジしたい人にやらせる社会。60になったら年金生活者というのがおかしい。
松本氏の提言 「UP & DOWNのある社会」
上がるか、出ていっちゃう社会 → 偉くなったり、落ちたりする社会へ。あの人、もと、社長だったのょ。
石黒氏の提言 「失敗は成功のポートフォリオ
チャレンジする人が増える社会。成功の中には失敗が必ずある。失敗は学習であるという社会。
じじぃの印象。
この番組の中で、松本氏が日本の再生のためには「世代交代」が必要だと言っている。
5月11日 BSフジ プライムニュース『日本よ・・・今こそ目指せ!"新モノづくり国家" 政財界キーマンが直言』を観た。
この対談の中で元ソニー社長、出井伸之氏の提言は「世代交代」だった。
日本の再生のためには、若い世代への「世代交代」が必要なのだ。