じじぃとばばぁの「老人性せん妄」

WHOLENESS (一部抜粋しています)
新老人の健康情報を収集・分析して次代へ痴呆など老人病の克服にも役立てたい
日野原 では、遺伝子があるのに痴呆にならない人がきっとあると思う。
それは環境がいいんだということ。
どういう環境がいいのか、環境のデータが出る。
逆に遺伝子がないのに、環境が悪いためにもうろくする、病気になる、面会拒否からだんだん仮性痴呆になり、本格的な痴呆になる、というケースもある。
老人が入院すると、「先生、あの患者デメッテルよ」って看護婦さんがよく言うんです。
「自分の歳も言えない」って。
それは仮性であるということ。家に帰ると普通になる。
老人は環境で変わる!
――老人の病気は、環境によっても大きく左右されるでしょうね。
日野原 それは大きいですね。
病院に担ぎ込まれて手術をしたとします。
麻酔から覚めると、いま自分がどこにいるのか全然見当がつかない、日にちもわからない。
病状も乱れてくる。でも、家に帰るとまた普通に戻るんです。
環境で老人は変わるんです。
老人患者のこうした変化がどうして起きるのかというのはいまの医学でも全然わかっていないんです。
そこで、老人ホームにいる人と元気でやっている人の健康情報を集めて、痴呆の遺伝子がある人はこういう環境におきなさいとか、痴呆の遺伝子がなくてもこういう環境だと痴呆になる
といった研究を始めているのです。
http://www.wholeness.jp/page2_9.htm
老人性せん妄:病気の前兆・予兆の症状検索ガイド (一部抜粋しています)
老人性せん妄診断名  : 老人性せん妄
主な症状 :高齢者の突然の錯乱(せんもう)状態
   ここがどこかわからない、自分のおかれている状況がわからない
   注意が散漫で、意識がもうろうとしている
   1日のうちで、よくなったり悪くなったりする
   環境が変わったとき、手術、発熱などのストレスで起きやすい
・入院や施設への転居などで環境が変化した時、あるいは手術や発熱などでストレスが加わった時、高齢者 に起こる精神の錯乱状態です。
認知症のある高齢者によく起こります。
・自分がなぜそこにいるのか、そこがどこなのかがわからなくなります。注意が散漫となり、意識がもうろうとします。
・動き回ったり騒いだりしますが、ときには静かになってしまうこともあります。
・このようなせん妄状態は、夕方から夜間に多く起こります。また、1日のうちでも状態が変動するのが特徴です。
・重い病気の男性患者に多くみられます。
受診科と治療
神経内科、内科、精神神経科を受診しましょう。
・ストレスとなる原因を除去したりやわらげたりします。
・基礎にある病気を治療します。
・急性の症状にはセレネース注射を、慢性の症状にはセレネース錠や、ドグマチール錠などを投与します。
http://kblog.ogaru.net/2007/04/post_86.html
どうでもいい、じじぃの日記。
神奈川の藤沢から千葉の東金に引っ越してから、もうすぐ2ヵ月になろうとしている。
最初の1ヵ月は運び込まれたダンボールから物を取り出し、新しい家に配置したりで過ぎてしまう。
その後は、新聞に入ってくるチラシを見て、どこのスーパーが一番安いかといった情報をもとに、出かける。じじぃの場合はスーパー徘徊マンになる。
もうすぐ2ヵ月なるときに、これからどうしたらいいのか。今まで、転居前と転居後の環境が違っていることに気がつかないでいた。ということに気がついた。
まぁ。朝、ウグイスの鳴き声で目を醒ましているので、環境が違っていることが分かっていたつもりだったが。
「老人の病気 環境」をキーにして検索してみた。
「老人性せん妄」という病気がある。
引っ越しなどで、「急に訳のわからないことを言って興奮しだした」という時には、かなりの場合、せん妄状態に陥っているのだそうだ。
私はだぁれ、どうしてここにいるの、これからどうしたらいいの。