世界の医薬品、企業売上ランキング (単位:百万ドル) 医薬品売上高 2007年度 出典:㈱メディサーチ
企業名 売上高
1 ファイザー(米国) 44,619
2 サノフィ・アベンティス(仏) 40,952
3 グラクソ・スミスクライン(英) 38,466
4 ノバルティス(スイス) 32,626
5 ロシュ(スイス) 32,551
6 アストラゼネカ(英) 28,713
7 ジョンソン&ジョンソン(米国) 24,866
8 メルク(米国) 23,940
9 ワイス(米国) 19,664
10 イーライリリー(米国) 17,638
11 ブリストルMS(米国) 15,622
12 バイエル(独) 15,130
13 アボット(米国) 14,632
14 アムジェン(米国) 14,311
15 ベーリンガーインゲルハイム(独)12,642
16 武田薬品(日本) 10,825
17 シェリングプラウ(米国) 10,173
18 ジェネンテック(米国) 9,443
19 テバ(イスラエル) 8,847
http://www.medisearch.co.jp/doukou_kakukaihatuhi.htm
2008年11月20日 イエシロアリの仕組みを解明・樹木からのバイオエタノール精製技術に使えるかも? 出典:Garbagenews
理化学研究所は11月14日、木材の害虫として知られているイエシロアリについて、その木材をえさとする仕組みの要である「腸内に共生する微生物群」の仕組みの一端を解明したと発表した。特殊な細胞が木の成分をエネルギーとして空気中の窒素を吸収、さらにはリサイクルまでしてアミノ酸やビタミンを合成しており、これがイエシロアリの栄養分につながるのだという。イエシロアリ体内における木質を用いたエネルギー精製の仕組みが解明されたことで、樹木などからバイオエタノールを精製する技術が開発できるのではないかと期待されている(【発表リリース】)。
イエシロアリは木造住宅の大敵として知られており、実際大きな被害をもたらしている。一方でそのシロアリが持つ強力な木質分解能力が、人の食料と競合しないセルロースなどの原料からの次世代バイオ燃料開発への応用という観点において注目を集めている。ところがその能力の要となる「イエシロアリの腸内にいる共生微生物」の大部分が培養できず、検査できないため、どのような仕組みで微生物が木質をイエシロアリの栄養分に変えているのかなどの仕組みが分からなかった。
研究グループでは以前確立した方法を用いて、イエシロアリの腸内でセルロース分解を担う原生生物Pseudotrichonympha grassii(シュードトリコニンファ・グラッシイ)の、その細胞の中だけに生息するCfPt1-2細菌のゲノム配列の完全解読に成功。その結果、この細菌は、原生生物が木質分解した産物の一部をエネルギー源にして空気中の窒素を吸収し、さらに、原生生物の窒素老廃物を分解して、窒素供給源としてリサイクルしていることが判明した。
シロアリのえさの木材には生物が行き続けていくためには欠かせない窒素分がほとんど含まれていない。そのためシロアリの繁殖力に必要な窒素分の確保がどのようにして行われるのかが謎だったが、今回の研究で明らかになった共生細菌が「空気中から窒素を吸収して」いることが判明した。この細菌が空気中から吸収した窒素を用い、生命活動に欠かせないアミノ酸やビタミンを合成し、さらに窒素老廃物をリサイクルすることにより、イエシロアリと原生生物は窒素欠乏に陥ることなく、驚異的な木材分解力と増殖力を発揮しているものと推測される。
今回このように、イエシロアリのえさである木質を栄養分に変える仕組み、共生細菌の働き方が解読されたことにより、この細菌の仕組みを用いた木質のバイオマス利用法、さらには害虫の防除法の研究につながるのではないかとして
イエシロアリの驚異的な繁殖と、木質しかエサにしていないのにどうしてあそこまで強じんな生命力・繁殖力を持つのか、その素朴な疑問を解消し、将来のエネルギー問題を解消するカギの一つが見つかったことは非常に興味深い。具体的な応用例と活用方法の探究にはまたまだ時間がかかりそうだが、木質の投入でさまざまな養分などが精製できる「仕組み」はきっと何かに応用できるはずだ。
http://www.gamenews.ne.jp/archives/2008/11/post_4210.html
どうでもいい、じじぃの日記。
昔、じじぃが子供の頃、海外テレビドラマで「世にも不思議な物語」というタイトルの番組があった。
この番組は現実に起こった不思議な出来事、奇跡、超常現象などを実話をベースにリアルに映像化したドラマだった。
その中にガソリンが切れた車にガソリンの変わりに水を入れ、その後何か入った小さな試験管のようなものを水の入った車のタンクにたらすとエンジンがかかり、車が又走り出すという物語があった。
1月20日のアメリカのオバマ大統領は就任演説の中で風力や太陽光、バイオ燃料などのクリーンエネルギーを推進していくことを宣言した。
前の大統領のブッシュはバイオ燃料としてトウモロコシからエタノールを生成させ、ガソリンにエタノールを混合させた政策を推進させたが、トウモロコシ価格が上がり失敗に終わった。
1月23日 NHK教育テレビ サイエンスZERO「ZEROスペシャル 共に生きる生物の不思議な関係」をみた。
あの悪名高いシロアリに木屑を食べさせ、そのセルロース(木屑)を体の中に居る細菌に食べて貰ってエタノールにしてもらっていると言う話だ。
シロアリは非常に高いバイオマス資化能力を持っていて、その能力は木質バイオマスの中のセルロース70%以上の高効率で利用しているらしい。
このシロアリの能力の大部分は、腸内に共生する共生原生生物によると考えられている。
シロアリから、これらの共生原生生物を除去すると、シロアリはセルロースのみをエネルギー源として生きられないのだそうだ。
カナダのエタノールメーカー、アイオジェン社(本社:オタワ)では、糸状菌『トリコデルマ・リーセイ』(Trichoderma reesei)が持つセルロース分解能力を利用して、すでにエタノールを生産している。
1月10日 テレビ東京 「世界を変える100人の日本人!2時間スペシャル」を見た。
その中にオーストラリアの羊の毛を刈る話があった。
バイオテクノロジーの研究をする日本のヒゲタ醤油が発見した菌にオーストラリアの研究所が目を付け、共同プロジェクトで羊毛を一気に刈る技術を開発した。
バリカンよりも効率が良く、後継者不足が問題のオーストラリアで重宝されているという。
羊の毛が伸びる前に 羊に「セーター」を着せるようにネットをかけておいて、1ヵ月後 毛が伸びた後、まるで「セーター」を脱がすようにして 一気に毛を刈る事ができる。
円高を背景に武田薬品が米国バイオ医薬品会社を買収した。
昔見た「世にも不思議な物語」に出てきた話が現実のものになるのかもしれない。