朝鮮半島激動の年

どうでもいい、じじぃの日記。

今から10年前、私は東芝で主にperlという言語を使ってWeb開発をしていた。
その頃、半導体メモリは東芝日本電気、日立等の日本勢が世界市場の約5割を占めていた。
残りの5割がマイクロン、三星、その他等だった。
半導体モリーには汎用的なDRAMと、より付加価値の高いフラッシュメモリがあり、
次第にDRAMのシェアを三星に奪われるようになっていった。
現在は半導体メモリでDRAMフラッシュメモリともシェアで韓国勢の後塵に甘んじている。
私がいた当時、東芝の技術者が毎週、週末に韓国に行って技術指導を行っているという噂が流れていた。
当時、国に先端技術のノウハウが外国に流れるのを防ぐという機運が無かったので
主に先端技術のノウハウが韓国に流れてしまった。
造船の場合は現代重工業の鄭周永会長が日本の造船会長に
「2人だけ研修生をK造船で1年間だけ引き受けてくれないか」と頼みこんだ。
このとき2人が日本から持ち出した資料は、コンテナ2台一杯になったそうだ。
今、韓国で何が起きているか。
朝鮮日報に出ていた記事。
韓国造船業界、10月の受注ゼロ。
金融不安で受注契約解除ということもあるが
韓国の造船会社に勤める熟練工が中国の「熟練工の待遇がいい」ということで
中国の造船会社に働きに出かけているそうだ。
一昔前、日本の技術のノウハウが韓国に流れたが今度はその韓国版である。
今、韓国政府は金融不安で日本などに支援を求めている。
北朝鮮の場合は金正日の健康悪化で政治情勢が不安定になってきている。
私個人的には拉致を指示したのは金正日だと思っている。
こんな金正日など早く死んだほうが拉致被害者がそれだけ早く帰れるのではないか。
来年は朝鮮半島の激動の年になりそうだ。