円、将来の基軸通貨へ

アメリカの大統領選が終わり、新しい大統領にバラック・オバマが決まった。
冷静に考えてみて、アメリカの金融危機オバマが解決できるほど単純ではない。
日本のバブルの崩壊のときを考えても、後2年は今の状態が続くのではないか。
弱いドルに代わってアラブの石油の売買がドルから円とユーロで取引されている。
今のところ円はドル、ユーロなどすべての通貨に対して世界最強の通貨なのだ。
日本にとっては今が千載一遇のチャンスである。
経済が破たんしたアイスランドが日本に支援を求めている。
韓国も日本に支援を求めている。
金融危機対策を話し合う緊急首脳会合(サミット)が14、15日にワシントンで開かれることになった。
基軸通貨であるドルを支えようとする会議になるのであろう。
ドルを円に変えて、円を基軸通貨にするということにはなりそうもない。
アメリカはドル不足、財源不足に陥っている。
日本が円建て米国債を発行させ、ドルを買い支える。
そして日本(日銀)が、世界が円建てで貿易決済する環境へ誘導する。
円が基軸通貨になることに失敗しても、いつでもドルの変わりになりえることを誇示するだけでも意味がある。
今が「強い円」を実現できるチャンスなのだ。
と、将来先のないじじぃが言ってました。