じじぃの「日本製高品質フッ化水素・韓国からどこに横流しされたのか?プライムニュース」

小野寺五典氏、ウラン濃縮素材(フッ化水素)「100渡したが、工業製品に使うのは70位で残りを何に使うか韓国は返答しなかった」

2019.07.06 政治知新
https://seijichishin.com/?p=22858

プライムニュース 「日韓“経済戦”突入か 輸出規制リスクと勝算 韓国をホワイト国除外」

2019年7月5日 BSフジ
【キャスター】長野美郷、反町理 【ゲスト】小野寺五典(前防衛相)、真田幸光(愛知淑徳大学教授)、鈴置高史(元日本経済新聞編集委員
安倍政権が打ち出した、韓国に対する“輸出管理の規制強化”。日本政府は「対抗措置ではない」と明言するものの、"徴用工訴訟"をめぐる文在寅政権の対応に向けた強烈な警鐘として、韓国国内に波紋を広げている。今回の措置は韓国経済にどこまでダメージを与えるのか…
一方、米朝首脳の“板門店会談”によって新たな交渉ラウンドが動き始めた『北朝鮮問題』では、中国の存在感が増した反面、「仲介役」を自任してきた文在寅大統領の役割について、韓国国内からも疑問符が投げかけられている。
文在寅政権は今、何を考えているのか?日韓関係と東アジア情勢の今後を検証する。
小野寺五典、「日本は安全保障上の懸念から輸出制限したが禁輸ではない。今までウラン濃縮素材(フッ化水素)について韓国企業が“100欲しい”と言ったらは100渡してた。しかし工業製品に使うのは70位で残りを何に使うか韓国は返答しなかったので、必要な量を渡すために規制した」

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『WiLL 2019年9月号』

韓国に制裁パンチ! トランプの狙いは中国のハイテク封じだ 【執筆者】深田萌絵(ITビジネスアナリスト) より

今回の輸出優遇措置見直しの対象は韓国だけではない。そのウラには中国・北朝鮮へのけん制が

今回の制裁の背景には、どのような意図が込められているのだろうか。
1番筋の通るシナリオは「中国製造2025」封じだ。
ほとんどの半導体の製造工程でフッ化水素が利用されており、純度の低いものであれば中国や台湾からも調達可能である。
韓国はフッ化水素輸入量の5割が中国と台湾からだが、半導体メモリのDRAMNAND型フラッシュメモリーの製造工程には、日本製の高品質なフッ化水素に依存している。

韓国に対するフッ化水素輸出量は2017年春前後から徐々に増加しているが、韓国メモリ大手企業のDRAM第2工場(中国・無錫市)が稼働した時期と奇妙にもタイミングが合う。

中国は工場を中国国内に誘致する際には必ず技術移転を強要するので、メモリ技術の移転が始まった可能性はある。
ところが、半導体業界を専門とする証券アナリストによると、日本製フッ化水素がなければDRAM製造は難しいはずだが供給経路が不透明だったとしている。
だからこそ、トランプは米メモリ大手であるマイクロン社の広島工場の増設が完了したタイミングで日本にフッ化水素の輸出を止めさせたのだ。