じじぃの「黄砂・恒星はどんな臭いがしますか?もっとホワット・イフ」

【黄砂の発生源へ】飛来の途中で黒く変質…なぜ? 日本と意外な関わりも『バンキシャ!』

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=wu1YILjC7sI

黄砂 予想シミュレーション


【黄砂】いつまで続くの?14日にかけ飛来続く…週末には再び黄砂が飛来の見通し【最新予想シミュレーション】

2023.4.13 Yahoo!ニュース
気象庁などよりますと、12日から各地で確認されている黄砂は14日にかけても東日本から北日本にかけての広い範囲で飛来するということです。
気象台などによりますと、12日には大阪府兵庫県京都府滋賀県徳島県で黄砂の飛来が確認されており、特に京都と彦根では視程(水平の見通し距離)が7kmと、見通しがやや悪くなっています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3058bff58e9f829ab64ded14ad333ce75f5b765e

『もっとホワット・イフ?――地球の1日が1秒になったらどうなるか』

ランドール・マンロー/著、吉田三知世/訳 早川書房 2023年発行

さくっと答えます より

Q 恒星のにおいを嗅ぐことができたなら、どんなにおいがしますか?

漂白剤のような、あるいはゴムが焼けるときのような刺激臭がするだろう。

恒星はイオン化したプラズマ――電荷を帯びた粒子がたくさん、猛スピードで飛び回っているもの――でできている。火傷せずにそのにおいを嗅ぐことはできない。しかし、恒星のプラズマのサンプルを取って、その化学組成を変えることなく、粒子のスピードを十分落として、においをちょっと嗅げるようにできたとしよう。

そのプラズマはすぐにあなたの鼻の内側の表面に付着するだろう。イオン化した粒子は科学的活性が極めて高く、イオンはあなたの鼻の粘膜と電子を交換しあい、嗅覚受容体を覆っている粘液のなかで化学的反応性が高い分子――遊離基――を形成するだろう。これらの受容体は通常は選択制が高いのだが、この場合のような緩くて不安定な分子は何にでも統合するので、たくさんの受容体が一斉に活性される。

恒星がどんなにおいかについては、がんの治療の一環として鼻腔に放射線の照射を受けた人々についての1991年の調査が参考になる。彼らは、放射線の装置が作動しているとき、不快なにおいがしたと報告したが、そのにおいは具体的に「塩素のようだ」、「アンモニアが燃えているようだ」、「ブレーキが焼けるにおい」、そして「セロリまたは漂白剤のようだ」と、さまざまに説明された。放射線治療の際の不快なにおいは、ガンマ線が鼻の粘膜の粘液をイオン化するときにオゾンと遊離基が形成されて、それらが嗅覚受容体を刺激して生じた可能性が高いが、恒星のプラズマも同様な刺激をもたらすと推測される。

別の言い方をすると、恒星はおそらくあまりいいにおいはしないだろう。このにおいを実際に経験することは可能だ。あなたはオゾンのにおいを嗅いだことがあるかもしれない。それは、放電で火花が生じるときにするにおいなのだ。
高電圧装置、電気モーター、落雷などで生じる。しかし、そのにおいはあまり嗅ぎすぎないよう注意しよう。なぜなら、それほど刺激が強く、腐食性が高いものを吸い込むのは、鼻、喉、あるいは肺にとってよくないからだ。

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どうでもいい、じじぃの日記。

先日、昼のテレビでワイドショーを見た。

「拡大 世界でカシミヤ需要増 “ヤギ過放牧”で砂漠化」

春先に日本を悩ます「黄砂」。
日本にやってくる黄砂の発生源が、中国・内モンゴル自治区だという。
砂漠化が進む最大の理由はヤギの過放牧。
1990年以降、国際的にカシミヤ需要増→モンゴルでカシミヤ山羊の飼育数が急増。
モンゴルでのヤギの飼育数:1980年代400万頭台→1998年1100万頭。
ヤギは草を根こそぎ食べ尽くす。

ランドール・マンロー著『もっとホワット・イフ?』にこんな記事が載っていた。

Q 恒星のにおいを嗅ぐことができたなら、どんなにおいがしますか?

「高電圧装置、電気モーター、落雷などで生じる。しかし、そのにおいはあまり嗅ぎすぎないよう注意しよう。なぜなら、それほど刺激が強く、腐食性が高いものを吸い込むのは、鼻、喉、あるいは肺にとってよくないからだ」

恒星のにおいって本当にあるのだろうか。

恒星ってどんな味がするのだろうか?

何となく、中国からやってくる「黄砂」を連想してしまった。
また、飛んでくるらしい。