じじぃの「ハイイロミズナギドリ・太平洋上を1万キロ旅をする渡り鳥!雑学に強くなる本」

Cranes - Autumn migration of birds. David Attenborough's opinion.
動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=8FcCJIpsH0U

Ocean Waves on the Pacific Coast

「Saving the Places Migratory Birds Call Home」画像検索
https://www.google.com/search?q=Saving+the+Places+Migratory+Birds+Call+Home&tbm=isch&ved=2ahUKEwjU8smrrbCCAxWk0DQHHUdVDVcQ2-cCegQIABAA&oq=Saving+the+Places+Migratory+Birds+Call+Home&gs_lcp=CgNpbWcQAzoECCMQJ1ClDVilDWC8FWgAcAB4AIAB5QGIAbwCkgEFMS4wLjGYAQCgAQGqAQtnd3Mtd2l6LWltZ8ABAQ&sclient=img&ei=f19JZZS3K6Sh0-kPx6q1uAU&bih=583&biw=897&rlz=1C1CHPO_jaJP580JP580

渡り鳥の最長移動距離、推定の2倍
2010.01.12 ナショナルジオグラフィック日本版サイト
世界で最も長い距離を季節移動する小型の渡り鳥、キョクアジサシ。最新の研究から、その移動距離はこれまでの推定値の2倍以上に達することがわかった。
世界で最も長い距離を季節移動する小型の渡り鳥、キョクアジサシ。最新の研究から、その移動距離はこれまでの推定値の2倍以上に達することがわかった。 体重100グラム余りのキョクアジサシの小さな体に最新の小型発信機を取り付けて移動経路を追跡したところ、この鳥は毎年、緩やかに蛇行する経路をたどりながらグリーンランドと南極の間を往復していることが明らかになった。一部の個体では総移動距離は実に8万キロに達し、キョクアジサシ同様に長距離を移動することで知られるハイイロミズナギドリと比べても、6400キロ以上長い。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/2148/

『「雑学」に強くなる本―読んでびっくり!知って得する!』 A・レオクム/著、竹内均/訳 三笠書房 1998年発行
渡り鳥はどうやって「旅立ち」の時を知るの? より
歴史が始まって以来、人間は鳥の「渡り」に関心を持っていた。紀元前1000年に古代ギリシャのホーマー(ホメロス)が渡りについて述べているし、聖書にも書かれている。また、ギリシャの偉大な哲学者アリストテレスも、この問題について研究していたほどである。
ところが、それから何千年も経った今日でも、鳥が移動するこの不思議な現象を完全に解明できる答えは出ていない。渡りという言葉は、北半球では秋には南へ、春には北へ、あるいは低地から高地へ、また内陸から海岸へと移動する鳥の動きをさす。
渡りが鳥にとってなぜ都合がよいのかわかるだろうか。温暖な気候を求めるのは、冬の寒さの中では生き延びられないからであろうか。それとも、エサにしている昆虫や齧歯動物が冬には見つからないからか。まったく奇妙な話だが、気温の低下だけではほとんどの鳥は移動しない。あなたが飼っているカナリアを、冬の間、氷点下の戸外に出しておいても、十分なエサさえあれば生き延びられることを知っていただろうか。
渡りをする理由が何であれ(多くの理由がある)、鳥はどのようにしてその長旅に出発する時期を知るのだろうか。季節の変わり目になると、毎年非常に正確に移動を始めることはよく知られている。季節の変わり目という事実を、間違いなく確実に知る鍵は何なんだろうか。実は1日の日の長さなのである。日が短くなり始める(春なら長くなり始める)のはいつなのかが、鳥にははっきりわかっているという。これが旅立ちの時を知らせてくれる最良の”発車ベル”なのである。
鳥が夏に繁殖することも渡りと関係している。この場合は北方への渡りだけである。鳥の体内には特別な腺があり、生殖と関連して化学物質を分泌し始める。この分泌が起こるのが春で、すると鳥は生殖の必要性を感じ、これから夏を迎える北の地へと向かうのである。
つまり、日の長さが変化し、エサがなくなることが、鳥たちに暖かいところへ行きなさいと教えているのである。また、春に生殖本能が刺激されることも鳥たちを北へ向かわせる理由である。

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どうでもいい、じじぃの日記。

ハイイロミズナギドリは、ニュージーランドから出発して北太平洋ベーリング海付近に向かう渡り鳥である。
ハイイロミズナギドリの他に、1万キロ以上を休まずに飛び続けるという鳥がいるらしい。
シロハラアマツバメという渡り鳥は200日間、無着陸で飛び続けるという。
ミトコンドリアは、細胞の活動に必要なエネルギーをATP(アデノシン三リン酸)の形で細胞に提供している。
このような渡り鳥の筋線維にはミトコンドリアがびっしり詰まっているのだそうだ。
ライト兄弟も渡り鳥のように空を飛んでみたかったのだろうか。