じじぃの「機械(AI)はノーベル文学賞をとれるか?AI2045」

Google AI writes dark poetry 動画 Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=QDmtmeOz5pY

人工知能は「詩人」になれるのか──グーグルの試み 2016.05.19 WIRED.jp
人工知能(AI)に大量の書籍や映画の脚本などを読ませ、AIに文章を作成させる試みが続いている。グーグルのAIが作成した詩や人間との会話を紹介。
チームが発表した論文(PDF)によると、AIシステムは「純粋にサンプリングを続けることにより、筋の通った、多様な文をつくり出す」ことができたいう。
AIが創作した詩は、例えば以下のようなものだ。
  世界にはほかに誰もいない。
  見渡してもほかに誰もいない。
  大切なのは彼らだけだった。
  残されたのは彼らだけだった。
  彼はわたしと一緒にいなければならなかった。
  彼女は彼と一緒にいなければならなかった。
  わたしはこうしなければならなかった。
  わたしは彼を殺したかった。
  わたしは泣き出した。
  わたしは彼の方を向いた。
https://wired.jp/2016/05/19/google-artificial-intelligence-poetry/
『AI2045』 日本経済新聞社/編 日経プレミアシリーズ 2018年発行
2045年を探して より
「全米のヒット曲ランキングでAIが作ったのが今や2〜3%、20年後には80%になるかもしれない」
真顔で語るのは、カリフォルニア大学サンタクルーズ校のデビッド・コープ名誉教授。自分で開発したAIが1000曲を作曲してくれたおかげで「印税を受け取っている」
16年10月初旬、サンタクルーズに住むコープ氏を訪ねるとAIが作った新曲が流れていた。
モーツァルトを思わせる軽やかなメロディ―。「AIが作曲した」と明かし聴衆に怒鳴られた苦い経験があるが、コープ氏は意に介さない。
「人は徐々に慣れるはずだ」。気がつけばAIが日常の風景に溶け込んでいる。
電話であれ飛行機であれ、人間が開発した技術は人の可能性を広げ文明の進歩を嗅ぐ汲んできた。直木賞作家の朝井リョウ氏はAIとの「共作」を真剣に考え始めた。小説で書くべきテーマは自分で探し出すが、それに沿ってあらすじや登場人物を決めるのはAI。舞台設定が整ったら、朝井氏は文章の執筆に全力を投入する。
AIに簡単な小説を書かせる試みは一部にあるが、朝井氏は自分の得意分野をより生かすためにAIと組みたいという。
「大本の設定が間違っていたのでは」。これまではストーリーを固めても書き進むにすれ不安が募り悩む日々だった。「AIが手伝ってくれたら迷いなく書けるだろう」。朝井氏はAIとともに自分の限界を乗り越える道を探る。
だがAIが本当に信頼できるパートナーかはまだわからない。米マサチューセッツ工科大のMITメディアラボ伊藤穣一所長は「AIは相手を差別するといった人間の悪い部分も自身で学び増幅する可能性すらある」と言う。
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AIとの共作を夢見る直木賞作家の朝井リョウ氏に話を聞いた。
――AIに関心を持たれたのはなぜでしょうか。
「AIは決められたゴールまでの最短距離の道筋を提示する力にたけていると聞き、その能力は自分が今最も欲しているものだ、と思って関心を持ちました。私は小説を書く時、書きたいテーマが最も輝くラストを決めて、そこに向かって書き始めることが多いのですが道筋となるプロットを作成するのにとても時間がかかってしまうんです」
「あのラストが最も輝くためには主人公は男であるべきか女であるべきか、男であるとするなら彼は都市に住んでいるのか地方に住んでいるのか、その場合、収入はどれくらいか……と無数の選択肢が広がるのですが、ひとつひとつを試せるわけではないことにもどかしさを覚えます。本当は、できるだけ多くの道筋を試してから本格的な執筆に入りたい。AIは目的を与えると、それに向けて学習をしていき、無数のパターンを導き出しながら、最適な答えを出してくれるんですよね」

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どうでもいい、じじぃの日記。
なんとなく、人工知能(AI)が書いた小説でもベストセラーになるような気がします。
AIが書いた小説がノーベル賞を獲得する日が来る?
しかし、AIが心をもつことはあるんでしょうか。