じじぃの「自動車の運転・自律化した無人飛行を可能にするには!ドローンの世紀」

China's military drone hits targets with missiles 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=CjWwmZ0JHqA
中国・軍事用ドローン

中国・軍事用ドローン119機「集団飛行」に成功…米軍の記録を抜く 2017.06.12 ROBOTEER
新華社(6月12日付)など複数の中国メディアによれば、中国電子科技集団が固定翼ドローン(無人機)の119機の集団実験飛行に成功したと発表した。
これは2016年に珠海航空ショーで披露された67機の集団飛行の記録を大幅に上回るもので、かつ米軍が今年1月に発表した、世界最多となる103機のドローン(小型偵察用ドローン「Perdix」)の集団飛行よりも多いとしている。
https://roboteer-tokyo.com/archives/9159
『ドローンの世紀 空撮・宅配から武装無人機まで』 井上孝司/著 中央公論新社 2015年発行
無人化を可能にする技術 より
人間が行なっている「状況の把握」「次の行動に関する意思決定」「意志決定に基づく行動の実施」「その結果のフィードバック」といった一連のプロセスを、コンピュータと、そこに取り付けた各種のセンサーや操縦装置によって実現することで、自律化した無人飛行が可能になる。もちろん、コンピュータを動作させるたねのソフトウェアが重要な役割を占めている。
UAV(無人航空機)が自律飛行を行うには、機上コンピュータが機体の位置や姿勢を自ら把握して、適切な操縦操作を行わなければならない。
だから、自律制御だけでなく、自律制御に必要な判断材料を提供する技術(例:測位技術)も、同様に重要である。もちろん、機上コンピュータからの指令を受けて機体を実際に操縦するメカニズムも、自律制御の動作に問題が生じたときの対応も、同様に重要である。
まず、「状況の把握」から考えてみることにしよう。といっても、飛行機の操縦経験がある方は少ないだろうから、代わりに自動車の運転を例にとってみる。免許がない方やペーパードライバーの方は、自動車に乗る場面を考えてみていただきたい。
自動車を運転してA地点からB地点まで移動するには、まず「現在位置の把握」が必要だ。それを知るには、道路の形状、地形、周囲のランドマーク、過去に走ってきた場所の記憶、といった情報を手掛かりにする。いってみれば地文航法だ。迷子になった状態では、どの道をどこに向かって進めばよいのかも分からない。
しかしそれだけでなく、周囲との相対的状況も把握する必要がある。つまり、周囲を走っている他の自動車、バイク、自転車、歩行者などの動向を把握して、ぶつけない・ぶつけられないように注意するという話である。もちろん、建物を初めとする各種の固定障害物にも注意する必要があるし、崖から飛び出して転落するような事態を避ける必要もある。
そして、自動車そのものの状態にも注意する必要がある。エンジンはオーバーヒートしていないか、ブレーキはちゃんと効くか、ステアリング操作に対してちゃんと反応するか、タイヤがパンクしていないか、などといった話である。マニュアル車だとさらに、適切なギアを選択するという操作も加わる。
いちいち意識はしていないのかもしれないが、自動車の運転という身近な行為ひとつとっても、さまざまな情報のインプットを得て、それに基づいて意思決定や操作を行っている。そしてUAVを初めとする無人ヴィークルが動くためには、それと同じことを機械にやらせなければならない。

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どうでもいい、じじぃの日記。
ドローンは、もともとハチの(ブーンという低い)羽音からきているらしいが、ドローンは無人飛行機の総称だ。
今月18日の朝、大阪府北部を震源とするM6.1の地震が発生した。
小学校のブロック塀が倒壊して、9歳の女の子が死亡した。
水道管が破裂するというニュースもあったが、実は地上から見てもよく分からないがドローンで見ると、多くの家で屋根の損壊や瓦の落下があったことがわかる。
先日の新聞記事に、中国でドローンを使った戦闘訓練が行われたことが書かれていた。
ドローンに自動車にあるいろいろな機能を取り付けると、かなり高度なことまでできそうだ。
米空軍の軍用ドローンMQ−9は、ドローンを最も高性能化させたものかもしれない。