じじぃの「知能集団・殺戮集団・兵隊アリ!雑学に強くなる本」

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https://www.youtube.com/watch?v=YQJDqzZeaqM
Ant-Man

又吉直樹のヘウレーカ!「なぜアリは行列するのか?」 2018年6月6日 NHK Eテレ
【出演】又吉直樹 【解説】村上貴弘(九州大学准教授) 【ゲスト】島田拓(蟻 専門販売業者)
アリの行列に深く関わるのが“フェロモン”と呼ばれる化学物質だ。
集団で生活するアリは、えさを見つけたものが濃度の高いフェロモンを分泌すると、仲間が集まってきてえさを運ぶ行列をなす。
ハキリアリはフェロモンだけでなくて、別のコミュニケーション手段を使っている。
アリが会話する!
村上さんが開発した収音装置で聞くと、キュキュキュキュ、カカカカ、みたいな音がする。
腹柄節(ふくへいせつ)をこすり合わせて音を出している。
録音して、辞書造りと文法処理をしている。
「この葉っぱはいい」「イマイチ」「幼虫のお世話中」「埋まった!」「助けてくれ!」「攻撃されている!」「さなぎがいなくなった!」
https://hh.pid.nhk.or.jp/pidh07/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20180606-31-26371
『「雑学」に強くなる本―読んでびっくり!知って得する!』 A・レオクム/著、竹内均/訳 三笠書房 1998年発行
まるで映画のワンシーンのようなアリの”殺戮集団”とは? より
アリは、この世の中でもひときわ不思議で面白い生物の1つだ。種類は1万を超え、世界のだいたいどこででも見られる。
大きさ以外は、どの種類のアリもたいへんよく似ている。体長は1ミリから5センチくらいまでの幅がある。そして、すべてが集団生活をしている。だが、生活様式や習慣には大きな違いがある。
その中でも興味深い種類が、たとえば、”兵隊アリ”である。この兵隊アリは、なんと、生きているものを食べる。
西アフリカには”運び屋”と呼ばれる兵隊アリがいる。何千匹もの軍隊になって出かけ、自分たちの行く手にあるものを殺して食い尽くすのである。
だが、疑問に思う人もいるはずだ。
「アリのような小さな昆虫が、どうやって通り道にいる生物をすべて殺して食べることができるのだろう?」
そのとおりである。だが、アリの数は何百万匹なので、大きな動物でもアリの行軍を見かけると逃げるのである。もし逃げられないときには――”万事休す”である。兵隊アリたちは、相手がハエでもワニでも傷ついたライオンでも、すべて殺して食べてしまう。
アメリカ大陸の兵隊アリは、小さなものしか食べない。これは一般に”グンタイアリ”と呼ばれる種類のアリで、米国南部や中南米で見られる。グンタイアリは数千匹から時には数百万匹もの列をつくって旅に出る。
メキシコではグンタイアリの行進がやってくると人々は家を出てしまう。アリたちは家の中にいるゴキブリ、クマネズミ、ハツカネズミ、トカゲなどを食べ尽くして通り過ぎる。そこで人々はすっかり害獣のいなくなった家に戻るのである。
専用の奴隷がいるアリというのを知っているだろうか。
アマゾンアリである。アマゾンアリはすべて兵士なので、食物を集めたり子どもを養育したりすることができない。そこでほかのアリたちを襲って、こうした役目をやらせなければならないのである。
襲う相手は、ある小さな黒アリの巣で、抵抗するものは容赦なく殺してしまう。そして、卵や幼虫を自分たちの巣へ連れ帰る。すると黒アリは卵からかえるとすぐに、まさに奴隷のようにアマゾンアリの集団の中で働くのである。

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どうでもいい、じじぃの日記。
「アリは、この世の中でもひときわ不思議で面白い生物の1つだ。種類は1万を超え、世界のだいたいどこででも見られる」
この間、日本テレビ 「世界まる見え!」で「ハキリアリ」のことをやっていた。
アリもいろいろだが、このハキリアリは農耕を営むアリだ。
人類があと1万年、生き延びられるかわからないが、人間が滅びたあとに栄えるのはアリだという説がある。
我々が知らないところで、知能が発達したアリさんがいてもおかしくないなあ。