じじぃの「栄養失調で行き倒れた男は大金持ちだった!あゝ極めつけのおバカさん」

効果的な利他主義者になる方法 動画 TED
https://www.ted.com/talks/peter_singer_the_why_and_how_of_effective_altruism?language=ja
フォーブス世界長者番付・億万長者ランキング 2015年(世界編)
順位 名前        名前(読み)    関連      国籍  資産(兆円)

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1 Bill Gates      ビル・ゲイツ マイクロソフト アメリカ  9.5
2 Carlos Slim Helu  カルロス・スリム テレフォノス・デ・メヒコ メキシコ   9.25
3 Warren Buffett   ウォーレン・バフェット バークシャー・ハサウェイ アメリカ  8.72
4 Amancio Ortega  アマンシオ・オルテガ ザラ スペイン  7.74
5 Larry Ellison     ラリー・エリソン オラクル アメリカ  6.52
6 Charles Koch    チャールズ・コーク コーク・インダストリーズ アメリカ  5.15
6 David Koch     デイヴィッド・コーク コーク・インダストリーズ アメリカ  5.15
8 Christy Walton  クリスティ・ウォルトン ウォルマート アメリカ  5.0
9 Jim Walton     ジム・ウォルトン ウォルマート アメリカ  4.87
10 Liliane Bettencourt リリアンヌ・ベッタンクール ロレアル フランス  4.81
http://memorva.jp/ranking/forbes/forbes_world_billionaires_2015_world.php
未来世紀ジパング 「池上彰が解説スペシャル 忍び寄る超・格差社会…日本は?」 2015年4月20日 テレビ東京
【司会】シェリー 【沸騰ナビゲーター】池上彰(ジャーナリスト) 【ゲスト】パックン、坂下千里子鈴木ちなみ
池上彰・連続SP ピケティで大注目!超・格差社会
「資本主義の下では、格差は拡大する」...フランスの経済学者、トマ・ピケティが書いた経済書、「21世紀の資本」が世界中でヒット、日本だけでも14万部の発行を記録している。
今、世界で広がる格差とは!?アメリカ、中国、韓国の3ヵ国で驚きの格差の現場を取材!そして日本は...?池上彰が、忍び寄る超・格差社会を徹底解説する。
ニューヨーク・マンハッタンの高級マンションを買う資格のある人たちが集うのが、全所得者のうち1%の高額所得者のみが入会を許されるクラブ「CORE」。 スターバックス会長兼CEO ハワード・シュルツ氏らも会員のひとり。
池上さん解説、
「2015年、フォーブス世界長者番付 8位のクリスティ・ウォルトンウォルマート創業者の次男の妻で働いたことがないのに資産が5兆円。10位のリリアンヌ・ベッタンクールはロレアル創業者の娘で、この人も働いたことがないのに資産が4.8兆円です」
http://www.tv-tokyo.co.jp/zipangu/backnumber/20150420/
『あゝ極めつけのおバカさん―なぜか憎めない愛すべき人々』 ユーモア人間倶楽部/編 KAWADE夢文庫 1996年発行
栄養失調で行き倒れた男は大金持ちだった?! より
ある男が腹を空かせていき倒れた。その姿に、世間の多くは「だから、金持ちの考えることは理解できん!」と思った。
ボロを着て、栄養失調の状態で駅に倒れていたのは、ジェームズ・イーズ・ハウ。彼は橋梁建築家として知られるジェームズ・イーズの孫に当たる人物で、母親の死亡時に25万ドルの遺産を相続する権利をもっていた。
ところが、彼はその相続を拒んでいた。
「自分で稼いだものではない金を頼って生きることは、まちがいだ」
というのが、彼の信念だった。
これを知った世間は、「なんて立派な」と、彼を称賛したが、残念なことに、お坊ちゃま育ちのハウにとって、自分で金を稼いで生きることは、そうたやすいことではなかったようだ。
ハウは、家を出て放浪者同然に暮らしていた。つまり、仕事もなく家もなくってやつだ。
ときには、肉体労働などで収入を得たようだが、彼が金持ちだということがバレると、生活に困っている貧しい人が優先と、仕事をまわしてもらえないこともあった。
そういうわけで、栄養失調に何度もおちいったハウは、強制的に病院に運ばれることもあった。しかし、「金がないから」と治療を拒否してふたたび放浪、そしていき倒れたのである。

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どうでもいい、じじぃの日記。
ぼけっと、『あゝ極めつけのおバカさん―なぜか憎めない愛すべき人々』という本を見ていたら、「栄養失調で行き倒れた男は大金持ちだった?!」があった。
「自分で稼いだものではない金を頼って生きることは、まちがいだ」
こういうのを、「極めつけのおバカさん」、というのだろうか。