じじぃの「アベノミクス・どう評価する・2015年景気は良くなるのか?深層NEWS」

池上彰 円安・株高そのカラク 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=2AqZSu5bupU
先進7ヵ国で日本が最下位に 労働生産性の国際比較 2009年1月15日 生産性新聞
社会経済生産性本部はこのはど、2008年版「労働生産性の国際比較」をまとめた。OECDのデータによるOECD加盟国問の比較とともに、世界銀行などのデータによるOECD以外の国々の比較も行っている。特にOECD加盟国の比較では、例年より新しい07年データによる最新の国際比較を行った。
それによると、07年の日本の労働生産性(就業者1人当たり名目付加価値)は6万6820㌦(804万円/購買力平価換算)で、OECD加盟30ヵ国中第20位で、主要先進7ヵ国では最下位となった。
第1位はルクセンブルク(11万7913㌦/1419万円)、第2位はノルウェー(10万4501㌦/1257万円)。米国の労働生産性を100とすると日本は71で、対米国比率は00年以降ほとんど変化がない。
http://www.spc-net.gr.jp/v-hikaku.html
プライムニュース 「最新経済データ独自分析 2015年・日本の景気を読み解く」 (追加) 2015年1月14日 BSフジ
【キャスター】秋元優里、反町理、大山泰解説委員 【ゲスト】宅森昭吉(三井住友アセットマネジメント理事 チーフエコノミスト)、松野利彦(SMBCフレンド証券投資情報部チーフストラテジスト)、永濱利廣(第一生命経済研究所経済調査部主席エコノミスト
昨春の消費増税をきっかけに、アベノミクスも足踏み状態に陥ったようにみえる日本経済。2015年は再びデフレ脱却・経済再生への道筋を歩んでいけるのか?
最新の経済データと身近な景気シグナルを3人のアナリストが独自の視点から詳細に分析する、番組新年吉例の名物企画。企業動向・消費・物価など、広範な国内経済データと欧米経済・海外市場のリスク要因を多角的に検証し、2015年の日本経済を展望する。
永濱氏、「原油価格が急落していることもあり、今年は実質賃金が物価上昇を追い越して上昇するだろう」
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d150114_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d150114_1
ワールドビジネスサテライト 「年末スペシャ池上彰参戦! 2015年 あなたと選ぶ道」 2014年12月25日 テレビ東京
【レギュラー出演】大江麻理子大浜平太郎相内優香大澤亜季子、豊島晋作 【コメンテーター】池上彰
今年最後の放送は池上彰氏を迎えた拡大スペシャル版。話題をさらった選挙特番での大江麻理子キャスターとのタッグが再び実現しました。テーマはお金、地方創生、中国。一体どんな2015年が待っているのでしょうか?
街の人に聞いてみた。
取材スタッフ、「2015年 あなたはお金をどうしますか?」
若い人、「将来、年金がもらえるか不安なので貯金する」
若い人、「消費税がまた上がるので、備えのために貯金する」
「2015年あなたはお金をどうする?」 投票結果
貯める    ・・・ 58%
使う(投資) ・・・ 42%
貯めるという人のほうが多い。貯金のDNAはしっかりしている。
「貯める」ということには、将来不安だ、ということが恐らくある。「とりあえず将来が心配だから貯金しよう」という動きは逆にいうと、アベノミクスがなかなかデフレ心理から国民を脱却させようとするのは難しいということになる。
池上彰さん、「株で成功した人が特集されれば、『じゃ私も』という人が少しは出てくるかもしれないが、多くの人は実感していない。実感がないと『使う』にはならない」
2015年景気は良くなるか?
テレビ東京日経新聞による世論調査で、安倍内閣の支持率上昇し51パーセントとなった。
アベノミクスについては、半数以上の人が景気が良くならないと回答した。
池上彰さん、「アベノミクスは道半ばであり一応指示するが、それほど期待していないということでしょうか」
http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/
深層NEWS 3時間生激論SP! 2014年12月26日 BS日テレ
【司会】小西美穂(日本テレビ)、玉井忠幸(読売新聞編集局次長兼編集委員)、近藤和行(読売新聞編集委員)、岸田雪子(日本テレビ)、下川美奈(日本テレビ)  【ゲスト】石破茂(地方創生担当大臣)、長妻昭(民主党政調会長代理)、竹中平蔵(慶応大学教授)、金子勝(慶応大学教授)、北川正恭(早稲田大学大学院教授)、香山リカ精神科医
戦後70年の節目の来年、日本が進むべき道は?
アベノミクス・どう評価?
ゲストがアベノミクスのここまでを100点満点で採点。
香山リカ氏は100点満点で33点。金子勝氏、北川正恭氏は100点満点で0点と厳しい。
金子勝氏、「規制を打ち砕く時に労働者派遣法を変えたりすると派遣が永続化していくし、実際に増えているのは非正規雇用だ」
北川正恭氏、「成長戦略が本格的に動いてこないと実感がない。これからが本番」
香山リカ氏、「アベノミクス、3本の矢、異次元の金融緩和という言葉が明るい兆しを与えて、期待感を抱かせたことは意味があった。2年以上経った今、まだ実感できないどころか悪くなっているという人が増えている印象がある」
長妻昭氏、「民主党政権の時も有効求人倍率は上がる一方で、失業率もずっと下がっていた。雇用についても安倍内閣で増えたが、正社員は民主党政権に比べて22万人減って、非正規の人は増えている。格差も拡大した」
竹中氏氏、「今春、消費税を上げるまでは、全体としては画期的によくなった。消費増税で腰折れしたのが残念。全体をよくするのはこれから」
石破茂氏、「地域地域の経済をいかにして活性化させていくかを考えることが必要」
アベノミクス・町工場の実感は
アベノミクスの効果、恩恵を町工場の方に話を聞く。工場で作られているのはゴム製品を作る時の金型。
高橋金型製作所の高橋勝氏、「(アベノミクスの効果や恩恵について)期待はしているが実感はない。去年と比べても売り上げが減少していて、悪い方に流れている感じ」
廃業について、「去年夏が非常に状況が悪く持ち出せるものも限界を迎えていて、従業員交えて廃業するか話し合いをした」
見通しについて、「大企業の方を向いて、こちらの現状を見てくれていないのではないか実感としてある」
石破茂に伝えたいことについて、「日本は技術立国だということをよく聞くが、このままだと中小企業は壊滅状態でだめになってしまう。中小企業にも恩恵があるような政策を実現してもらいたい」
高橋金型製作所社長の高橋正智氏、「給料はここ3〜4年もらっていない。年金生活者なので妻と合わせれば何とか生活はできる」
アベノミクスの課題は?
石破茂氏、「地域の選挙区の代議士がその状況をつぶさに聞いてくる。自民党は働く人の味方と思ってもらわなければ自民党の存在意義はない」
長妻昭氏、「賃金で言えば、日本は労働生産性が先進国の中で下がって20位になっている」
竹中平蔵氏、「正社員は守られた安定した雇用に見られるが、1970年代の東京高裁の判例があって世界水準から見ると過剰に守られている」
地方創生について
北海道夕張市を取材。
夕張市は人口減少、高齢化、財政危機と日本が抱えている課題をそのまま持っている。
人口9461人、かつて炭鉱の町として栄え、最盛期の人口は約12万人。
多い時には24の炭鉱があり、それぞれの周辺に住宅や商店が軒を連ね集落を作っていた。
炭鉱が閉山となり多くの人々が去っていった。残った人のほとんどがすでに高齢者。老朽化が進んだ住宅が市内の至るところに点在している。
市が除雪や上下水道などの行政サービスを効率化するため、点在する市営住宅に住む人々に対し清水沢地区への移住を勧めている。
将来は役所や病院もこの地域に集め、「コンパクトシティー」にする方針。
そこに新しく建てられた6棟の市営住宅「歩団地」は28世帯がすでに入居している。歩団地の建設費用は約4億円。
市は20年かけてさらに増設し移転を完成させる計画。移転に反対する住民も少なくない。
長期的には効率化を実現できるというコンパクトシティー構想だが、当面のコストと住民の理解という点でハードルも高い。
香山リカ氏、「夕張市も市立病院、民間病院も破綻してしまい、子ども、女性、高齢者、病気の人が痛手を被る。市を出られない人が残ってしまう」
石破茂氏、「新しい総合戦略で例えば新しいエネルギーや農業、札幌からの人口移動を図るか。夕張にしか出来ないプランを作って欲しい。国は支援する」
金子勝氏、「産業をどう作るかの視点が無くて、規制緩和すればなにかできるという話ではない」
http://www.bs4.jp/shinsou/