じじぃの「人の死にざま_1352_ハトシェプスト」

HATSHEPSUT　動画　YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=NuAtboH6LsU
Hatshepsut - National Geographic　動画　YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=s9jmZiy_T-c
ハトシェプスト女王葬祭殿

ハトシェプスト女王

ハトシェプスト　ウィキペディア（Wikipedia）より
ハトシェプスト女王（Hatshepsut）は、古代エジプト第18王朝5代目のファラオ。在位は、紀元前1479年頃 - 紀元前1458年頃。
父はトトメス1世、母はイアフメス。夫はトトメス2世、娘はネフゥルウラー。
【ハトシェプストのミイラ】
2007年6月、エジプト考古学庁のザヒ・ハワスは、1903年にハワード・カーターらにより王家の谷の「KV60」と呼ばれる小さな墓で発見された身元不明のミイラをハトシェプスト女王と断定した。

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『NHKスペシャルエジプト発掘―解き明かされる4つの謎』　NHKエジプト発掘プロジェクト　NHK出版　2009年発行
ハトシェプスト　海をわたったエジプトの民　（一部抜粋しています）
およそ3500年前、ナイル川中流のルクソールには、巨大な神殿が次々と建造され、ファラオと神官たちによる組織的な政治が行われた。古代エジプトが最も輝いた時代である。
ツタンカーメンの墓で有名な「王家の谷」の近くにある、ハトシェプストの葬祭殿は、女性として初めてファラオとなったハトシェプスト女王をたたえる巨大な建物で、断崖を背にして3層になったテラスを持つ。ここに女王が生前行った功績が残されている。
第2テラスの南側の柱廊にある壁画には、幻の国といわれる「プント」との貿易の様子が描かれている。太いロープと高いマストの巨大な帆船、それを操縦する船員たち。プントの首長がエジプトの女王と面会する様子や、没薬や乳香、金や象牙などの貴重な品々を差し出すプント人の姿も描かれている。
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それでは、ハトシェプスト女王は、なぜ危険の多かった海を渡りプントとの貿易を行なったのだろうか。
ハトシェプストがファラオとして君臨したのはツタンカーメンの時代を遡る、紀元前1479〜1458年、古代エジプトがその勢力を大きく伸ばそうとした時代である。「王家の谷」KV20がハトシェプストの墓だ。
祖父と考えられているのは18王朝の開祖、イアフメス王。2世紀の間古代エジプトを支配していた、ヒクソスの軍勢を掃討したとされる人物である。イアフメス王の息子、アメンヘテブ１世には、後継者がいなかった。そこでイアフメス王の血縁とみられる王女と結婚した有能な将軍トトメスが王位を継承することになったというのが、歴史家が推測するストーリーだ。
ファラオとなったトトメス１世の娘がハトシェプストである。そして、王位を継いだのが、側室の子であるトトメス2世であった。ハトシェプストは異母兄弟であるトトメス2世と結婚する。当時は近親者と結婚することはタブーではなかった。
ファラオの長女と結婚した者が王位の継承権を得るため、近親間で結婚することが多かったという。ハトシェプストとトトメス2世の間には女子が誕生するが、後継ぎのトトメス3世は側室のイシスの子であった。
そして、トトメス2世の病死という思わぬ事態により、ハトシェプストは未亡人となる。王の死因は心臓病であったと推定されている。当時ファラオの座には男性のみが就くとされ、トトメス3世が継ぐことになるのだが、彼はまだ4歳という幼さだった。伝統にしたがいトトメス3世の摂政となったハトシェプストだが、その権力を日に日に強固なものとしていった。
ついには、自らがファラオとなることを決意する。
しかし、女性のファラオは前例がなく、反対の意を示す者もいた。そこで、ハトシェプストはつけひげをし、男性のファラオとしてふるまうこととなったのだ。この頃のレリーフや彫像では、ファラオの頭巾をかぶってシェンジュウトと呼ばれる腰布に身を包んだ、”男装”のハトシェプストの姿が見られる。

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ハトシェプスト　Google 検索
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