じじぃの「人の生きざま_284_藤城・清治」

藤城清治 - あのひと検索 SPYSEE
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影絵作家・藤城清治 風の又三郎 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=8r6h9gUYyls
藤城清治太田光 絵本【マボロシの鳥】が発売されました 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=MlK-u2o1fKc
作品 「悲しくも美しい平和への遺産 2005」 画像
http://www.seiji-fujishiro.com/images/genbaku/genbakudome-s.jpg
作品 「桜島 2010」 画像
http://eventjot.com/images/1/1038/13691/original.jpg
影絵 風の又三郎 Google 検索
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藤城清治美術館ブログ
藤城清治美術館 那須高原は、光の祈りの芸術作家 藤城清治の70年を超える長年の創作活動の集大成として、四季美しい那須高原に誕生した初の常設美術館です。
http://fujishiro-seiji-museum.blogspot.jp/
藤城清治 ウィキペディアWikipedia)より
藤城 清治(ふじしろ せいじ、1924年4月17日 - )は日本の影絵作家。キャラクター「ケロヨン」の原作者としても知られる。東京府(東京都)出身・目黒区在住。ホリプロ(同社も目黒区に所在)とマネジメント契約を結んでいる。

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日曜美術館 「影絵作家・藤城清治 89歳の“風の又三郎”」 2014年3月16日 NHK
【出演】藤城清治(影絵作家)
去年11月、影絵作家、藤城清治さんが89歳で挑んだ「風の又三郎」がついに完成した。18枚の影絵で物語の世界を絵画化した連作だ。藤城さんは若い頃から宮沢賢治にひかれ、「銀河鉄道の夜」をはじめとするいくつもの童話を影絵作品にしてきた。しかし「風の又三郎」だけは、物語の素朴さから、ずっと手がけられずにきた物語だった。去年の夏、「風の又三郎」に挑むことを決め、制作に取りかかる藤城さんの取材を開始。岩手を訪れ、賢治が描いた自然を見つめる姿。完成した一部の作品を日曜美術館で放送した。その後もアトリエでの制作に密着。最後の一枚が完成する瞬間をカメラに収めた。半年を越える格闘の日々。起き上がれないほどの疲労に襲われ、完成させることができないかもしれないという不安と闘いながら、時には明け方まで作業を続けていた。
風の又三郎」全編が展示された藤城清治美術館で、司会の井浦新が物語を朗読。光と影のドラマが刻まれた「風の又三郎」の世界をじっくりと紹介する。
こん身の力で描ききった光と影の"又三郎"。1時間の拡大版で、藤城清治さんの今を見つめるドキュメント。
http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2014/0316/index.html
2013年8月25日 NHK日曜美術館』 「影絵作家・藤城清治 89歳の“風の又三郎”」より
広島の原爆ドーム近くで、スケッチブックに絵を描いている画家の映像が出てきた。
80歳のとき、新たなテーマを見つけます。サイン会で訪れた広島で原爆ドームを見たとき、心を揺さぶられたのです。
雨が降る中、3日間、原爆ドームをあらゆる角度からスケッチし続けました。広島から帰るとすぐに影絵の作品にとりかかりました。
作品 「悲しくも美しい平和への遺産 2005」
何枚もスケッチを重ね、徹底的に見つめた原爆ドーム。藤城さんはそこに妖精たちを描きました。悲惨な現実の中に、未来の希望を求めるかのように。
藤城さん、「原子力のものすごい風圧と熱でもってねじ切られた壊れた形がそこに残っている。そこで多くの人命を一瞬に奪ったというその力がそのまま残っている。その形というのは描きとめたい。描いてみたい。そういうものこそ、やっぱり描きたい」
このことをきっかけに、どこへ行くのにもスケッチブックを持ち歩くようになります。
作品 「桜島 2010」
実はそれまで影絵のためにスケッチをすることはほとんどありませんでした。
すべてのもの、自然の美しさにも言えるだろう。目に見えるものだけではなく、奥にある目に見えないものまで描いてこそ本物と言える。
大部屋に数人が絵のための作業をしていて、壁には数枚のデッサン絵が飾られている映像が出てきた。
8月に入り、「風の又三郎」の制作が続いていました。作っているのは又三郎が転校してきた日の一場面です。
藤城さんが下絵を任せた若いスタッフに激しい表情で何か話しています。
藤城さん、「ただ絵を引けば良いという感じで引くからおかしくなる。どうせいいかげんにしちゃうんだけど、そういう面白さだけは残したい」
どうやら、定規を使って描いた機械的な線が気に入らなかったようです。あえて大雑把な線で描き直し、勢いよくカミソリを入れます。
好物のメロンパンを頬ばりながら、しばし休憩。実はその間も次のアイデアを考え続けているのです。
突然、半透明の紙を手でばっさりとちぎり始めました。その紙を教室の天井や壁の部分に貼り付けていきます。そして、いろいろにパステルを塗り、指で無造作に溶かしていきます。
こうしたやりかたは作品に込める強いこだわりがあります。
藤城さん、「妙に自分なりに作ったんじゃつまんない。やはり、リアルなものを残したい。でもなにか、その古さ、思い出、子どもたちのいろんな触ったり、ガタガタしたり、揺れたり、そういうものが詰め込まれたものを。紙をちぎったり貼ったり、ちぎったり削ったりすることで影絵というものはできるから」
教室に1人の少年が座っていて、教室の外では地元の少年たちが中を覗いている画像が出てきた。
出来上がった作品です。転校してきたばかりの又三郎。教室の窓の外から子どもたちが興味深げに見つめています。
紙をちぎって貼っていた天井と壁にも、まるで自然に出来たかのようなヒビや汚れ。机も使い込まれた暖かさが感じされます。古い校舎の匂いまで伝わってきそうです。
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藤城清治 Google 検索
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