じじぃの「人の生きざま_219_C・ルビア」

カルロ・ルビア - あのひと検索 SPYSEE
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CERN en 3 minutes 動画
http://www.youtube.com/watch?v=xIefsM1PZPY
Carlo Rubbia - Scoperta dei Bosoni W e Z 動画
http://www.youtube.com/watch?v=UyceDfiD76k
カルロ・ルビア ウィキペディアWikipedia)より
カルロ・ルビア(Carlo Rubbia、1934年3月31日 - )はイタリアの物理学者。1984年のノーベル物理学賞受賞者。
【経歴】
ゴリツィア出身。ピサの Scuola Normaleで宇宙線の研究をした後1958年ころ渡米しコロンビア大学ミューオンの実験に加わる。1960年頃、ヨーロッパに戻り、新設された欧州原子核研究機構(CERN)で弱い相互作用に関する実験を行った。1970年にハーバード大学の教授になったが、ヨーロッパとの間を行き来してCERNでの仕事を続けた。1976年に陽子と反陽子を同一のリング中で加速するSuper Proton Synchrotron (SPS)の製作を指導した。SPSは1981年から稼動し、1983年1月にUA1検出器でWボソンの生成されたことを発表した。2ヵ月後にはZボソンも観測された。
1984年、カルロ・ルビアはシモン・ファンデルメールとともに、ノーベル物理学賞を受賞した。史上、発見から受賞までが最も短いノーベル賞受賞となった。
1989年から1993年までCERNのジェネラルディレクターを務めた。

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ヒッグス粒子の発見』 イアン・サンプル/著、上原昌子/訳 ブルーバックス 2013年発行
電弱理論の確証を求めて (一部抜粋しています)
CERN加速器の構造は、すぐに着手された。広大な実験室に主として加えられたものは、反粒子の生成と備蓄のためのシステムだった。反陽子は、金属のターゲットに陽子のビームを衝突させることで生じる。100万個の陽子を衝突させて、生じる反陽子はようやく1個だ。生じた反陽子は吸い取られ、冷却されてビームとなり、装置へ照射されるのを待つばかりとなる。
粒子同士の正面衝突を観測するため、CERNは検出器を設置する場所として、加速器のまわりに巨大な空洞を2つ掘った。1つめの検出器はとてつもなく大きかった。カルロ・ルビアの設計によるこの装置は非常に複雑で、重さが2000トン以上もあった。2つめの検出器は、フランス物理学者、ピエール・ダリュラが率いるチームによるもので、より小さく、よりシンプルで、より安い費用で建設された。
ルビアの検出器の名前は”ゴリアテ”(旧約聖書に出てくる巨人の名前)で、ダリュラのほうは”デイビッド”(ダビデの意。ゴリアテダビデによって殺される)だったが、CERNは、それらが設置された”地下エリア(Underground Areas)”にちなみ、それぞれUA1、UA2と呼んだ。
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CERNでは、カルロ・ルビアがLHCを現実のものとする仕事を任されていた。ルビアは加速器の技術者であるシモン・ファン・デル・メールとともに、W粒子とZ粒子の発見に導いた研究によって1984年にノーベル物理学賞を受賞している。そのルビアが、研究書の将来計画を議論する新しい委員会の長に任命されたのだった。
それからわずか数週間後に、キーワースがSSC建設の重要性を下院で力説したことを受け、訪日したルビアは日本の物理学者たちに、CERNLHCを1992年までに建設できるだけでなく、わずか2億5000万ドルの予算で完成させると説明した。
そのような彼のやり方は、「いかにもルビアらしい」と評されるものだった。ルビアの言動は日本の物理学者たちの気を引き(それ以外の人々は傍観していたが)、SSCが完成して稼働する前に、LHCが最高の発見を実現する装置としての役割を本当に果たしてくれるという期待を抱かせた。

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カルロ・ルビア Google 検索
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