じじぃの「人の生きざま_210_G・スムート」

ジョージ・スムート - あのひと検索 SPYSEE
http://spysee.jp/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%83%88/57486
12_1宇宙マイクロ波観測衛星COBE. 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=oVNenDGNwyk
NASA | The Cosmic Background Explorer (COBE) - Vintage Reissue 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=H5Hxhgnni2E
ジョージ・スムート「宇宙のデザイン」 TED RANDOM
Serious Play 2008で、宇宙物理学者のジョージ・スムートが深宇宙の探査から得られた驚くべき画像を見せながら、暗黒物質や謎めいた空間に満ちた宇宙がいかにして形作られたのかを考えます。
http://tr.loopshoot.com/id/404
ジョージ・スムート ウィキペディアWikipedia)より
ジョージ・フィッツジェラルド・スムート3世(George Fitzgerald Smoot III、1945年2月20日 - )は、アメリカ合衆国の天体物理学者。カリフォルニア大学バークレー校物理学教授。
1989年にアメリカ航空宇宙局NASA)が打ち上げた人工衛星COBE(宇宙背景放射探査機)による観測でジョン・マザーとともに主導的な役割を果たし、宇宙背景放射が完全な均一ではなく、わずかな異方性(揺らぎ)があることを発見した。ビッグバン理論ではこの異方性が成長して現在の宇宙を形づくる銀河などの基となったとされ、スムートの分析結果はビッグバン理論を強力に裏付けるものとなった。
2006年、「宇宙マイクロ波背景放射の異方性の発見」により、ジョン・マザーとともにノーベル物理学賞を受賞した。
COBE ウィキペディアWikipedia)より
COBE(Cosmic Background Explorer宇宙背景放射探査機)は宇宙論的観測を目的として初めて打ち上げられた人工衛星である。Explorer 66 という別名も持つ。COBE の目標は宇宙マイクロ波背景放射 (CMB) を観測し、我々の宇宙の形状を理解する助けとなるような測定データを得ることであった。
【歴史】
1974年、NASA は小型・中型の探査機を用いた天文学ミッションの公募を行った。集まった121件の提案のうち3件が宇宙背景放射に関する研究を行うというものであった。これらの提案は最終的には赤外線天文衛星 (IRAS) に取って代わられる結果になったが、この時の複数の提案から、NASA宇宙背景放射の研究を検討に値するものであると認識することとなった。1976年、NASA は1974年の3件の提案チームそれぞれからメンバーを選んで一つにまとめ、各案を統合した衛星の企画を提案した。1年後、このチームによって、デルタロケットまたはスペースシャトルで極軌道に衛星を打ち上げるという計画が提出され、この衛星は COBE と呼ばれた。COBE には以下の実験装置が搭載されることになった (Leverington, 2000)。
1.差分マイクロ波ラジオメータ (Differential microwave radiometer, DMR) : CMB のマッピング観測を行い、CMB に含まれる非等方性を検出する。主任研究者はジョージ・スムート。
2.遠赤外絶対分光測光計 (Far-infrared absolute spectrophotometer, FIRAS) : CMB のスペクトルを測定し、黒体放射との違いがあるかどうかを調べる。主任研究者はジョン・C・マザー。
3.拡散赤外背景放射実験装置 (Diffuse Infrared background experiment, DIRBE) : 宇宙初期の赤外銀河を検出する。主任研究者はマイク・ハウザー。

                                  • -

『宇宙はなぜこんなにうまくできているのか』 村山斉/著 集英社 2012年発行
膨張する宇宙 (一部抜粋しています)
宇宙は、「永遠不変」でも「定常的」でもなく、かっては小さな火の玉だったことが確実になりました。その状態から現在にいたるまで、膨張し続けているのです。
そこで誰もが気になるのが、「宇宙に果てはあるのか」という問題でしょう。宇宙が膨らんでいると聞けば、その外観があるように思うのは自然な成り行きです。アインシュタインが考えていたような永遠不変の宇宙なら、「無限に広いから果てはない」と考えることもできますが、膨張しているとなると、有限の空間が大きくなっているような気がしてしまいます。
これは、はっきりいって、よくわかりません。しかし少なくとも、膨張するためには必ずしも「果て」がなくてもいい、とはいえます。
ここで再び、風船のことを考えてみてください。風船の内側が宇宙だとすると外側があることになってしまいますが、先ほどもいったように、膨張しているのは風船の表面です。風船が膨らむと表面積は広がっていきますが、そこには「果て」も「外側」もありませんよね? 閉じた世界が膨張していくだけです。
この宇宙では(地球上をまっすぐ進んでいくと、やがてぐるりと回って元の位置に戻るのと同じように)どこまで進んでも行き止まりはありません。もちろん、外に出てしまうこともない。現実の宇宙も、そういう構造になっている可能性はあります。だから、たとえ「果て」がなくても膨張することはできるわけです。
そういう意味では、膨張する宇宙も無限なのだと考えていいでしょう。果てのない無限の宇宙がさらに膨張しても、とくに不思議なことはありません。風船の表面のように、果てのない空間でも、二点間の距離が広がっていけば、それが膨張しているということです。
たとえば、狭い部屋の壁を壊して大きな部屋をつくり替える作業は、「膨張工事」とはいいません。それは「拡張」です。でも、おそらく宇宙はそんなふうに広がっているわけではないでしょう。小さな火の玉だったときも、膨張して大きくなった現在と同じように、それが宇宙のすべてだったのです。
さて、その火の玉の名残(なごり)である宇宙背景放射の観測に関しては、2006年にもノーベル物理学賞が与えられました。受賞したのは、NASAの天文物理学者ジョン・マザーとカリフォルニア大学バークレー校のジョージ・スムートです。
彼らは「COBE」(Cosmic Background Explorer = 宇宙背景放射探査機)という人工衛星を使って、1989年から1993年にかけてマイクロ波を精密に測定しました。すでに存在が明らかになっている宇宙背景放射をさらに詳しく調べたのは、そのわずかな「ゆらぎ」を測定するのがいちばんの目的です。
というのも、宇宙背景放射の存在を予想したガモフは、それが完全に均一なものだとは考えていませんでした、ビッグバンの残り火だとすると、そこには若干の「むら」があることが理論的に予測されます。全天からマイクロ波が同じ強さで降り注ぐのではなく、ほんの少しだけ電波の弱い部分があちこちにある。一見すると「ベタなぎ」に見える海の海面が、よく見るとかすかに波打っている(揺らいでいる)ような状態をイメージすればいいでしょう。
しかし、それは最大でも10万分の1という微妙なゆらぎなので、技術の進歩によって観測機の制度が上がらなければ見つけられません。海の水面でいうと、100メートルの深さに1ミリメートルのさざ波、というほどのわずかなゆらぎです。それが20世紀の終わりに近づいて、観測可能になったわけです。
CODEは、そのゆらぎをはっきりと観測することに成功しました。これによって、宇宙の初期にビッグバンが起きたことがより確実に証明されたので、マザーとスムートの2人にノーベル物理学賞が与えられたのです。

                                  • -

ジョージ・スムート Google 検索
http://www.google.co.jp/images?hl=ja&rlz=1T4GZAZ_jaJP276JP276&q=%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%83%88&gs_l=hp...0.0.0.1.1357589...........0._n0cYXguCY4&sa=X&oi=image_result_group&ei=-ZgdUf6eM4PmmAXH14HQBA&ved=0CCwQsAQ