池上彰のニュースそうだったのか!! 2015年10月10日 バラエティ動画
http://varadoga.blog136.fc2.com/blog-entry-77146.html
北朝鮮の民主主義レベルは世界最下位!アジアでは日本1位、韓国2位=英機関調査 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=us9C_Fkc-3Q
なかよしテレビSP 1/2 (骨盤枕に高須院長が反論!)(忍び寄る孤独死の恐怖)2012.11.27 動画 デイリーモーション
http://www.dailymotion.com/video/xvf1dr_yyyyyyysp-1-2-yyy-yyyyyyyyyyy-yyyyyyyyyy-2012-11-27_shortfilms
池上彰のニュースそうだったのか!! (追加) 2015年10月10日 テレビ朝日
【ニュース解説】池上彰 【進行】宇賀なつみ 【ゲスト】岡江久美子、北村晴男、坂上忍、小籔千豊、ビビる大木、遼河はるひ、新井恵理那
多数決で決める民主主義と優秀なリーダーがひっぱる独裁、経済活動は自由だけど、格差が大きい資本主義とそんなに裕福ではないけれど、みんなが平等の社会主義、あなたはどの国が幸せだと思いますか?
様々な国の形を知ることで日本のあり方を改めて池上彰が考えます。独裁=悪ではない!?独裁的国家だけど、みんなが裕福で幸せな国!?税金はものすごく高いけど、老後の心配も貯金も一切いらない国!?いろいろな国を知りましょう!
英国のエコノミスト誌が発表した世界民主主義ランキングで、世界167ヵ国中、日本は20位だった。1位はノルウェー、2位はスウェーデンと北欧が続き、英国は16位、米国は19位、韓国は21位、フランスは23位で民主主義国とされ、独裁主義体制の国の中で中国は144位、北朝鮮は最下位の167位だった。
→ https://en.wikipedia.org/wiki/Democracy_Index
意外にも日本はアメリカに近い格差社会であった。
http://www.tv-asahi.co.jp/ikegami-news/
ジニ係数 ウィキペディア(Wikipedia)より
ジニ係数(Gini coefficient, Gini's coefficient)とは、主に社会における所得分配の不平等さを測る指標。ローレンツ曲線をもとに、1936年、イタリアの統計学者コッラド・ジニによって考案された。所得分配の不平等さ以外にも、富の偏在性やエネルギー消費における不平等さなどに応用される。
【日本の所得ジニ係数の推移】
上記所得再分配調査の結果に寄れば、日本のジニ係数は、当初の高齢化によるとされる急激な上昇分を社会保障の再分配によってほとんど吸収してるが、十分ではなく税による再分配が弱まっているために、ジニ係数の上昇を早めている。原因として、中間所得層に対する税率が OECD 各国に比べて低すぎること、労働年齢層に対する社会保障が少ないことが明らかにされ、養育に対する支援も少ないことで子育て世帯の貧困率を高めている可能性があることが指摘されている。
2008年のOECDレポートでは、日本のジニ指数は80年代より毎年上昇していたが、2000年以降の4年間にかけては下落したと報告されている。しかしそれでも日本の貧困レベルはOECD諸国の中で4番目に高いと指摘している。
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『文藝春秋』 創刊90周年記念二月号
老後への覚悟を持て 村上龍
60歳をむかえた時代のリーダーが考える中高年のサバイバルとは (一部抜粋しています)
50代半ばになると、体力が落ちてきたことを感じ始めました。ちょうど55歳のときに、自分と同年代の中高年向けの職業ガイドを作る計画が持ち上がったんです。9年前に作った『13歳のハローワーク』という中学生向けの職業ガイドが好評だったこともあり、今度は自分と同年代の、老後の入口に立つ中高年の人々に向けたものを作りたいと考えた。
けれでも、取材を始めてすぐ、13歳と55歳では状況がまったく違うことが分かった。13歳の中学生には膨大な時間があるので、大人になるまでにいかようにも変わる可能性がある。けれども人間55歳ともなると、それまでの人生でやってきたことを生かすしかない。さらに今の中高年の間には明らかな経済的格差があり、階層ごとに必要とされる情報が全く異なるので、世代全般を対象とした職業ガイドを作ることは無理だとわかりました。
その格差とはどういうものかというと……ビジネスの現場ではよく「二対六対二」の法則と言われます。組織の中には常に二割の上位層、六割の中位層、二割の下位層が存在し、企業の場合なら優秀な上位二割が多くの利潤を生みだし、六割がそれを支えルーティンワークなどをこなし、二割の「お荷物」が必ず存在するという法則です。
この比率が中高年の経済状況にもあてはまる。悠々自適の老後を遅れるのは二割の人々で、お金の心配をしながら老後を送らなければいけない中間層が六割を占める。ボトムの困窮層も二割で、この人たちは明日の生活にも困るような人々です。
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いまの中高年を描こうとするときに、会社や家庭の庇護を失った人間が、新たな庇護を得て救われるような物語は書けない。たとえば熟年離婚した主婦が、結婚相談所で紹介された男性に飽き足らずに、最後に夫の良さを再発見してよりを戻す、と書いてしまうと、リアルじゃないと思う。今の小説を書く作家として、そこにどういう新しい人生との出会いを描くか、今回いちばん心を砕いた部分です。僕が描きたかったのは、中高年が庇護にかわる新たな関係性を見つけて、新たな人生に出会う瞬間かもしれない。「庇護する」「庇護される」に代わる関係は「信頼する」「信頼される」関係だと思います。
僕が書いた営業マンは、早期退職後にキャンピングカーを購入して、妻と全国を回ろうと計画して、浮き立つ気持ちで家族に話したところ、妻の否定的な態度に困惑し、おおいに傷つき、精神状態にまで変調まできたす。会社勤め時代の庇護と従属を軸とした人間関係しか知らない彼は、妻が自分とは別人格で、妻には妻の時間があるという単純なことに気付いていなかったんです。
彼は、妻の人格を尊重して新たな信頼関係を築きなおすことになります。しかし、日本社会には「信頼とは何か」という共通認識もない。言葉だけは流通しているのに、その概念についてのコンセンサスが社会にない。
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盆暮れに贈り物をするようなことでは、信頼関係は築けない。どこかに尊敬があり、お互いに努力がある。それは家族の間でも同じことです。その単純なことを、日本人の多くは軽視してきた気がしてなりません。
これだけは言えますが、定年後には信頼できる友人がいたほうがいい。でもそういう友人は、フェイスブックや異業種交流会で広がっていくわけではない。こればかりは自然に出来ていくもので、戦略的につくれるものではありません。
メディアでは、「日本はこれからどうなるのか」「日本の中高年はどうなるのか」という問題設定を相変わらずしていますが、そう聞かれても僕は分かりません。これまで述べてきたように、「日本」単位で物事を考えるのは、もう有効ではないと思うからです。
中高年一人一人にとっては、日本がよくなるかならないか、ということは大した問題ではありません。日本がよくなると、つられて自分がよくなるわけではないし、自分がいまダメなのは、日本がダメだからではない。
高度成長期と違って、日本経済の回復と自分の境遇が必ずしもリンクしていない。悠悠自適層も中間層も困窮層の人も、自分がどう生きていくかは自分で考え、生き延びなきゃいけない時代なのです。
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どうでもいい、じじぃの日記。
『文藝春秋』創刊90周年記念二月号を見ていたら、村上龍「老後への覚悟を持て」に「中高年のサバイバル」のことが書かれていた。
ビジネスの現場ではよく「二対六対二」の法則と言われます。組織の中には常に二割の上位層、六割の中位層、二割の下位層が存在し、企業の場合なら優秀な上位二割が多くの利潤を生みだし、六割がそれを支えルーティンワークなどをこなし、二割の「お荷物」が必ず存在するという法則です。
この比率が中高年の経済状況にもあてはまる。悠々自適の老後を遅れるのは二割の人々で、お金の心配をしながら老後を送らなければいけない中間層が六割を占める。ボトムの困窮層も二割で、この人たちは明日の生活にも困るような人々です。
こういう比率の法則があるとは知らなかった。オレなんかは「お荷物」層だったんだろうなあ。
日本がよくなると、つられて自分がよくなるわけではないし、自分がいまダメなのは、日本がダメだからではない。
高度成長期と違って、日本経済の回復と自分の境遇が必ずしもリンクしていない。悠悠自適層も中間層も困窮層の人も、自分がどう生きていくかは自分で考え、生き延びなきゃいけない時代なのです。
格差社会はストレスが溜まる社会だ。あまりいい社会じゃないようだ。