じじぃの「再生可能な自然エネルギー・国内最大規模の地熱発電計画と地域の現実!ニュースJAPAN」

20120430 “沸騰”地熱発電 最前線 動画 デイリーモーション
http://www.dailymotion.com/video/xqi6pm_20120430-yy-yyyy-yyy_news
Iceland New Geothermal Power Plant 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=ehRgYs9qOvk&feature=related
柳津西山地熱発電所

地熱発電 Google 検索
http://www.google.co.jp/images?hl=ja&rlz=1T4GZAZ_jaJP276JP276&q=%E5%9C%B0%E7%86%B1%E7%99%BA%E9%9B%BB&gs_l=hp...0l5j41l2.0.0.0.21895...........0.mQYMAGfydhE&sa=X&oi=image_result_group
プライムニュース 「どう活かす地域資源 新エネルギーの有望株 急進する大分県の地熱」 (追加) 2014年3月27日 BSフジ
【キャスター】八木亜希子、反町理 【ゲスト】小坂憲次自由民主党参議院議員再生可能エネルギー・省エネ関係団体連絡協議会顧問)、中島英司(大分県商工労働部工業振興課長)、倉阪秀史(千葉大学大学院人文社会科学研究科教授)
原子力発電所の停止以後、火力発電コストが経済を圧迫している。そうした中、さまざまな再生可能エネルギーの進歩に期待が集まるが、その拡大ペースは飛躍的とは言い難いのが現状。
一方で地球温暖化に関して、国際的な最新報告がIPCC気候変動に関する政府間パネル)から発表される。環境的な負荷の軽減と、安定供給が両立出来る再生可能エネルギーをどう広めていけばよいのか。その有力な候補の一つと言われる地熱発電を主体にエネルギーの地産地消を推進する大分県を実例に、日本の再生可能エネルギーの現状と課題を考える。
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d140327_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d140327_1
上半期貿易赤字は過去最大の3兆2190億円、半期ベースで3期連続の赤字 2012年10月22日 Ameba News
財務省は22日、2012年度上半期分貿易統計(速報)を発表した。
それによると、輸出額から輸入額を差し引いた上半期分の貿易収支は3兆2,190億円の赤字となり、半期ベースで過去最大の赤字幅を記録したことがわかった。
http://news.ameba.jp/20121022-317/
2030年代に原発ゼロ」新エネ政策決定 野田政権 2012年9月14日 朝日新聞デジタル
野田政権は14日のエネルギー・環境会議で、「2030年代に原発稼働ゼロ」を目指す新しいエネルギー政策「革新的エネルギー・環境戦略」をまとめた。東京電力福島第一原発事故を受けて高まった「脱原発」の世論を踏まえ、原発政策を大きく転換。ただ、具体的な道筋は明記せず、情勢に変化があれば見直す可能性も示した。
http://www.asahi.com/politics/update/0914/TKY201209140362.html
地熱発電地表調査を容認 磐梯山周辺連絡協 2012/09/25 福島民報
福島県内の磐梯朝日国立公園内の地熱発電
建設計画について、磐梯、猪苗代、北塩原の3町村でつくる磐梯山周辺地熱発電事業検討連絡協議会は24日、磐梯町意見交換会を開き、地熱の有無や分布、地質の構造などを調べる地表調査を容認する方針を示した。会長の五十嵐源市磐梯町長は「開発ありきではなく、調査してもらうことで、今後の議論の参考材料にしたい」などと述べた。
http://www.minpo.jp/news/detail/201209253843
日本と世界の地熱発電の発展 自然エネルギー財団
これらの国はいずれも、資源量が世界的に見ても多い国々であることもわかりますが、日本は、この10年でニュージーランドアイスランドに抜かされ、熱水系の資源量が世界第3位であるにも関わらず、地熱発電の累積設置容量は世界8位と後れを取っています。
http://jref.or.jp/energy/geothermal/develop.html
文藝春秋 2011年7月号
現代のグスコーブドリ 評論家 立花隆 より
樋口一葉旧居のすぐ近くの菊坂下通りには、宮沢賢治の下宿跡がある。その頃(1921年)賢治は、東大赤門前の謄写印刷店で筆耕の仕事をしながら馬鈴薯と水だけの食事(菜食主義の実践)で、毎晩童話を書きつづけていた。なんと1日300枚という驚異的なペースで書き、8ヵ月後に帰郷するときにはトランクいっぱいの原稿をもち帰った。「注文の多い料理店」などはこの間の作品である。
もう少しあとの作品となるが、「グスコーブドリの伝記」は、現代に示唆するところきわめて大きな作品だ。
グスコーブドリは、郷里岩手の貧困と干魃、冷害、飢饉、地震、噴火などの災害とその苦しみを知りつくした上で、イーハトーブ火山局につとめるようになり、イーハトーブの300をこえる火山をコントロールして、自由自在に噴火させたりそれを止めたりする技術を学んでいく。そしてついには、目の前に迫る大冷害を防ぐために、自らが犠牲となって火山を大噴火させ、噴出する炭酸ガスの温暖化作用で冷害を本当に見事に食いとめてみせるという壮大な物語である。
いま、原発事故のあとを受けて、次世代エネルギーをどこに求めるべきかの議論がもち上がっている。そしてもっと再生可能の自然エネルギーを利用すべきだとの方向づけが強くなりつつある。
その1つとして最近特に注目されているのが、地熱エネルギーだ。日本は痔熱の利用率が極端に低い(ポテンシャル量のわずか2%、総発電量のわずか0.3%)。しかし技術的にはきわめて高いものを持っており、日本の3社が世界の地熱発電の7割を制している。資源的にも世界3位の地熱資源を持つ。フル活用したら簡単に原発23基分になるというのに、0.3%ではもったいなさすぎる。
会津地熱発電の技術開発をしている人に取材に行って、「現代のグスコーブドリですね」といったら、我が意を得たりというように、「そうです。その通りです」と嬉しそうに2つ返事で答えた。

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ニュースJAPAN 特集「地熱発電と地域の現実」 2012年10月25日 フジテレビ
【キャスター】大島由香里奥寺健
再生可能エネルギー戦略の柱となっている地熱発電
現在、全国18の地域で建設計画が進行しています。福島県では国内最大規模の地熱発電計画をめぐって、議論がわき上がっています。
福島県内で、1995年から運転している地熱発電所周辺で起きたという異変の現場を取材しました。
地熱発電と地域の現実
山あいに小さな円系のガスタンクのようなものが並んでいる建物の映像が出てきた。
奥深い会津の山の中にある柳津西山地熱発電所。1995年から運転を開始し、単体での出力は日本最大の6万5,000kW。過疎に悩む柳津町が誘致したという。
柳津町地域振興課の課長、「ここの山の方に、20数本の井戸が掘ってあります。で、パイプラインを通じて、こちらに送られてきます」
自然エネルギーとしては、安定した出力の地熱発電だが、減衰という課題もある。
柳津西山地熱発電所では、毎年40万MWh前後を発電してきたが、ここ数年はピーク時から半減している。
発電に使う熱水は、地下1,500メートル以上から汲み上げて、そのうち6割を地下に還元しているが、熱水の中にヒ素や高濃度の硫化水素が含まれており、環境への影響を懸念する声もある。
柳津町地域振興課の課長、「環境影響調査ということで、この自然界、あと我々生活している人に悪影響がないかというのを、ずっと継続してやっていますし、今のところ順調に運転している」
運転開始当初は、近隣から「異臭がする」という苦情が相次ぎ、原因は蒸気に含まれる硫化水素と判明した。
地熱発電所は、すぐに除去装置を取りつける対応を取っていた。
一方、地熱発電による温泉への影響について、
柳津町地域振興課の課長、「『これは大変だ』というような問題、トラブルは起きていない」
山あいに4〜5軒ほどのまとまった旅館の映像が出てきた。
地熱発電所からおよそ1.7km、5軒の旅館が集まる西山温泉の前組合長・原さん(77歳)が、6年前の出来事を初めて証言した。
原さん、「地熱開発が進んで、ずっとここが、源泉の温度が下がったのと、温泉の出る量が減ったので、40度以下になっちゃった。風呂として入れなくなっちゃったから。どうしていいか、わからなかったですね。商売が続けられるのかどうか」
地熱発電所側は「温泉の変化は、地熱発電の影響ではない」、としながらも、地域貢献として源泉を深く掘り下げる対策を取った。
現在、原さんの温泉は、以前と同じ状態に戻っている。
原さん、「私たち、温泉組合の人たちは、みんな当然因果関係ありと思ってる。地熱発電が始まるまでは全然変化はなかった。ずっと安定していましたから、温泉が変化する、こんなんになるなんて、予想もしなかった」
また原さんは、ここ数年、地震が多くなったと感じると言う。
原さん、「時々、直下型の地震っていうか。『ドーン』と突き上げるような地震があるんです。地元の人は、地熱地震だと言っています」
2009年10月、柳津町震源とする「震度4」の地震が発生しており、地元では、地熱発電との関連性が話題になった。
この地域の地震を調査した東北大学の浅沼准教授、
「地熱開発というのは、どちらかというと、地震が発生しやすい場所がターゲットにしているということがあるので、私どもとしては、この有感地震地熱発電所の操業、あるいは何らかの人為的行為によって発生したのではないということを結論づけております」
カルデラのようなすり鉢状の山の映像が出てきた。
一方、日本最大となる27万kWの地熱発電所が計画されている磐梯朝日国立公園
福島県の対象7市町村から、国がまず交渉相手に選んだのは、会津地域だった。
猪苗代町の町長、「通産省(経産省)の方がおいでになって、ぜひ猪苗代町磐梯町、北塩原の3町村でもって、これについて考えてくれないかと」
9月、3つの自治体は、いち早く1次調査の受け入れを表明した。
調査は、検討材料として必要と強調する一方、期待をにじませる。
猪苗代町の町長、「メリットの方が多いんじゃないですか、私から言えば熱の利用、これは農業に私は使いたい」
地熱発電所の余熱を利用した農業は、柳津町でも計画されたが、コストがネックになり断念した。
現在、全国18ヵ所の地熱発電所で、余熱利用をしているのは、3ヵ所ある。
一方、柳津町には、地熱発電所の固定資産税6億円が、初年度だけで入ってきた。
西山温泉の前組合長・原さん、「町村では、もちろん固定資産税がごっそり入りますからね、それはやりたいでしょう。でも、それだけではね、何か万一影響があったら、その人たちはどうするのかっていうのが」
柳津西山地熱発電所の電力は、東北地方で使用されているが、大規模地熱発電の計画は、どこで使う電気なのか明らかにされていない。
福島大学の後藤准教授、「今回の提案される大規模地熱というものの、その電力をどうするのかと、また首都圏に送るのかということですね。本来、自然エネルギーというのは、自分の近くでエネルギーを作り出して、それを近くで使うという。それに反する計画になっていないかということです」
発電所に翻弄されてきた福島の人々。一方で、財政難にあえぐ自治体の思惑。
新たな大規模地熱発電を福島に造る目的が今問われている。
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/livenews/index.html
どうでもいい、じじぃの日記。
http://space.geocities.jp/hhiratsuka2005/
10/25、フジテレビ 『ニュースJAPAN』で特集「地熱発電と地域の現実」を観た。
「メリットの方が多いんじゃないですか、私から言えば熱の利用、これは農業に私は使いたい」
日本は天然資源に恵まれていない国だという。
しかし、地熱発電を有効利用しているアイスランドがある。
地熱発電と温泉が共存できる方法がきっと見つかるに違いない。