じじぃの「もう病院で死ねない・医療費抑制の波紋・在宅医療・長期入院!クローズ」

鳥越俊太郎のひと言 介護の現状(11/01/04)  動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=C4Kr8-5vOTk&feature=fvwrel
ユビキタス在宅医療介護情報共有システム 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=mDscGAVxU28
NNNドキュメント'11 動画 「在宅入院 救急医が挑む第3の医療」 TV小僧
http://veohdownload.blog37.fc2.com/blog-entry-10120.html
デスバレー(死の谷 ウィキペディアWikipedia)より
デスバレー(valley of death 死の谷)とは、研究戦略、技術経営、プロジェクトマネジメント等において、研究開発が、次の段階に発展しない状況やその難関・障壁となっている事柄全般を指す用語である。具体的には、基礎研究が応用研究に、また、研究開発の結果が事業化に活かせない状況あるいはその難関・障壁を指す用語である。 日本語の文献では「死の谷」と書かれることもある。デスバレーの名は、デスヴァレー (カリフォルニア州) に因む。

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クローズアップ現代 「“帰れない”認知症高齢者 急増する精神科入院」 (追加) 2012年11月22日 NHK
【キャスター】国谷裕子 【専門家・ゲスト】玉井顯(敦賀温泉病院院長・精神科医
介護が必要な認知症の高齢者が300万人を超える中、精神科病院への入院が急増している。その数は全国で5万2000人、12年前の2倍近くになっている。暴力や暴言、妄想などの症状が悪化し、家族や介護施設のスタッフが対応し切れなくなった上での選択だが、症状が改善した後も、家族や施設側が受け入れることができず、入院が長期化、社会的入院が広がっているのだ。さらに、刺激のない入院生活が長く続く中で、認知機能や身体機能が低下するなど、様々な問題が起きている。こうした中、精神科病院が早い段階から本人と家族を支援することで、入院そのものを減らそうという模索が始まっている。増え続ける認知症高齢者をどう支えるのか考える。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3278.html
NHKスペシャル 「日本のがん医療を問う」 2012年6月30日
【キャスター】国谷裕子 【ゲスト】厚生労働大臣小宮山洋子国立がん研究センター理事長…堀田知光、厚労省がん対策推進協議会会長代理…天野慎介、がんと共に生きる会副理事長…濱本満紀
国が、がん対策を進めるために定めた「がん対策基本法」が施行されてから5年。地方と都市の治療格差を解消するため、各地に拠点病院が整備され、「日本のどこでもがん治療が受けられる」ようになった。しかし、NHKが今回、がん患者やその家族2000人を対象に行ったアンケートでは、「自分の治療が正しいのか分からない」「治療にお金がかかり過ぎて困っている」など様々な不安の声が寄せられた。この5年で日本のがん医療は、どれだけ変わったのか? NHKでは、専門家とともに、48万人の治療データを分析。病院ごと、地域ごとの治療実態に迫った。その結果、拠点病院においてすら、科学的に効果が高いと証明された治療・「標準治療」の実施に、ばらつきがあり、未だに「治療格差」があることが分かった。また、がん治療が進歩する一方で、治療費用が高額化し、飲みたい薬が飲めない現状や、最新のがん治療薬である「分子標的薬」の開発が国内では進んでいない現状も浮かび上がってきた。医療の進歩や、拠点病院の整備が進む一方で、取り残される患者たち。がんが国民病となる中で、様々な課題にどう向き合っていくのか。専門家や患者とともに、考えていく。
日本の医薬品開発では、研究開発が、文科省経産省ー臨床、治験ー承認が厚労省で、臨床、治験という領域が3つの省の間にあるドラッグ・ラグを「死の谷」と呼んでいる。
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2012/0630/
プライムニュース 「社会保障改革の理念を小宮山厚生労働大臣に問う!」 2011年12月16日 BSフジ
【キャスター】島田彩夏、反町理、小林泰一郎解説委員 【ゲスト】小宮山洋子 厚生労働大臣、宮本太郎 北海道大学大学院教授
小宮山厚労相「急性期の重篤な患者さんがいる病院は、医師とか看護師とかを増やしてしっかり対応する。ちょっとした病気であればかかりつけ医がする。在宅で医療を受けるとすると、社会的入院のようなコストが減って、今回在宅医療介護というところを重点化したいと考えていて、医療提供体制の中では、そこがポイントとなっているんですけど、そういう意味では、中学校単位くらいで、地域包括ケアという言い方をしています。介護も高齢者住宅などに住みながら、住み慣れた所で過ごすのは高齢者にとっていいですよね。そこで在宅の所をカヴァーできるような仕組みをつくろうということで、今回、拠点事業という拠点となる所を作っていくために、来年度の予算の中でも重点化して予算をとっていますので、そんな仕組みを作ることも、医療にかかるお金、介護にかかるお金を効率化できる。予防とか、生活支援とか、いろいろなサービスを自宅にいながら受けられる仕組みを作っていきたいと思っていて、そのことも医療費を軽減することにつながるだろうと」
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d111216_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d111216_1
プライムニュース 「地域医療の現状と充実 政治・政党との距離感」 2012年4月17日 BSフジ
【キャスター】八木亜希子、反町理、若松誠解説委員 【ゲスト】横倉義武 日本医師会会長、渡辺俊介 国際医療福祉大学大学院教授
横倉会長「1つには医療従事者の偏在という問題がありますね。特に医師の偏在、看護師さんの偏在というものがございます。地域偏在については、現在は一時に比べると、毎年千二百数十人、医師の養成数が増えました。その多くはそれぞれの地域枠ということで、その大学のある県の出身者を優先的に入れましょうということです。医師が一人前に社会に出るには学生が6年でしょ、初期臨床研修が2年、合計8年かかるわけです。やっと第一線に出てくるという状況ですから。まだその医師の養成を増やして、4年、5年ですから、もう少しすれば、その増やした人達が出られるということになる。そうすると徐々に改善すると思います」
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d120417_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d120417_1
はじめての在宅医療
―10の素朴な疑問に在宅医がお答えします―
http://zaitakuiryo-yuumizaidan.com/docs/booklet/nagaokazuhiro2.pdf
先進国の肥満割合が過去最高に、医療費増大の一因に=OECD 2012年2月22日 Reuters
経済協力開発機構OECD)が21日発表した報告書で、先進国における太り過ぎや肥満の人の割合が過去最も多くなったことが分かった。太り過ぎに起因する疾病が治療費を増大させ、医療システムの負担になっているとも指摘している。
それによると、太り過ぎや肥満の人の割合が低いのは日本や韓国で約4%。一方、米国やメキシコは30%を超える水準となっている。
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPTYE81L04I20120222
標準的な厚生年金額=231,648円。という数値を見ました。これは基礎年金+厚生年金... 2012/4/15 Yahoo!知恵袋
この額は言われる通り、老齢基礎年金と老齢厚生年金の合計です。しかし時として本人だけの数字ではなく、第3号被保険者の配偶者の分(老齢基礎年金)が含まれることがあります。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1485632754
クローズアップ現代 「もう病院で死ねない 〜医療費抑制の波紋〜」 2012年5月29日 NHK 動画あり
【キャスター】森本健成 【コメンテーター】結城康博(淑徳大学准教授)
団塊世代の高齢化が始まった日本。現在、死亡する人の数は年間120万人だが、18年後の2030年には160万人へと急増。「多死」の時代が到来する。こうした中、国は「社会保障と税の一体改革」で「施設から在宅へ」という方針を加速させた。平均在院日数を減らし、在宅医療を推進することで、医療・介護費を抑制しようというのだ。しかしNHKの取材で、介護をしてくれる家族のいない一人暮らしや夫婦二人暮らしの高齢者までも、自宅へ戻されていることがわかった。そこには公的な介護サービスも十分に受けられず、自宅で悲惨な最期を迎えなくてはならないという厳しい現実がある。番組では苦悩する医療現場と高齢者に密着取材し、超高齢社会の中での新たな課題に迫る。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3205_all.html
どうでもいい、じじぃの日記。
5/29、NHKクローズアップ現代』で「もう病院で死ねない 〜医療費抑制の波紋〜」を観た。
大体、こんなことを言っていた。 (手抜きしている)
痩せた男性の老人を背中におんぶして、老人の自宅に向かっている介護ヘルパーの映像が出てきた。
心不全で入院していた80歳の男性。歩くことはできませんが、病院から治療は終ったと言われ自宅に戻りました。男性は一人暮らし、世話してくれる人がいないため、1日1回、介護ヘルパーが来ることになりました。
病院を退院させられ、自宅のベッドに横たわっている老人、「自分一人じゃ、何もできない」
医療費の抑制を推し進める国の施策。今、高齢者が退院を迫られる事態が相次いでいます。現在、病院で亡くなる人は全体の8割。しかし近い将来、およそ半数が病院以外で死を迎えるとみられています。
2010年 医療費 国の予算の4割に
山下公園近くの横浜市立みなと赤十字病院の建物の映像が出てきた。
横浜市立みなと赤十字病院です。治療を終えたと判断された患者は、速やかに退院させています。
ベッドでぐったりしている女性の老人を2人で抱えて車椅子に乗せている映像が出てきた。
1ヵ月前、激しい下血で運び込まれた91歳の女性。寝たきりの状態が続いていますが、下血は終ったため、退院することになりました。
運び出された老人の身内の女性、「”腸炎は治って、あとはすることありません”と、はっきり言われた。もう少し元気になって、心配のない形で退院させてもらえるのが一番ありがたいと思うのですけど」
みなと赤十字病院は地域医療の中核を担う救急病院です。救急車の受け入れ回数は年間1万2000件を超えています。
入院患者のおよそ半数が65歳以上の高齢者。次々に運びこまれる患者を受け入れるため、早期の退院を促しています。
      ・
病院のベッドで横たわっている高岡さん(男性・72歳)に看護師さん(女性)が何か話かけている映像が出てきた。
高岡さんは先月上旬、腎不全で入院しました。
看護師さん、「自分でゆっくり、立ってくれる?」
高岡さんは50年以上ずっと、一人暮らし。年金もなく、わずかな貯金があるだけです。
看護師さん、「今日はどうですか、ある程度よくなっているんでは」
高岡さん、「怖い、先々が。不安・・・」
看護師さん、「そう。・・・」
高岡さん、「自分の部屋で火事にでもなったら、完全にアウト。逃げられないから」
今年になってから自立で歩けなくなった高岡さん。病院内でリハビリを始めました。しかし、退院は7日後に迫っていました。
今月初め、高岡さんは予定通り、退院となりました。
アパートの階段を介護ヘルパーに助けられて上っていく高岡さんの映像が出てきた。
1日2回。食事や排せつの介護を受けることになりました。介護ヘルパーが帰った後も、高岡さんはずっと同じ場所に座りこんだままでした。
高岡さん、「年とると、やっぱり考えますよ。自分の命が減っていくから」
スタジオから
森本さん、「退院を促す病院の看護師さんのつらさも伝わってきたんですが、できるだけ早く退院させるという動きは変わらないのでしょうか?」
結城さん、「基本的に今、国が在宅医療、在宅介護を進めているので、この政策の流れは変わりません。ただ、VTRにあったように、自己負担、具体的には毎月20万円。地方によっては15万円ですが、このお金を支払えるのであれば、次の転院先、もしくは有料老人ホームや高齢者住宅といった選択肢があります。お金を払えない人はやむなく在宅に戻ってしまうというのが、医療改革の政策になっています」
森本さん、「20万円というのは大きな負担です。在宅で医療を続けなければいけない人が多くなっていきますね」
結城さん、「ですので、これからは在宅介護というのが非常に重要になってきます。どうしても家族の依存や、本人の強い意志に基づいているので、ハードルが高いといえます。そして国の方針が在宅介護を中心になってきているので、(死を)看取るという問題も避けることができないといえます」
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じじぃの感想
「基本的に今、国が在宅医療、在宅介護を進めているので、この政策の流れは変わりません。ただ、VTRにあったように、自己負担、具体的には毎月20万円。地方によっては15万円ですが、このお金を支払えるのであれば、次の転院先、もしくは有料老人ホームや高齢者住宅といった選択肢があります。お金を払えない人はやむなく在宅に戻ってしまうというのが、医療改革の政策になっています」
毎月20万円、か。そういえば、大企業を定年で辞めた場合、年金額は月30〜40万円になるようなことをテレビで言ってたな。
もう、病院で死ねないのか。
日本は世界一の長寿国だ。格差はあっても、世界で最も、公平な医療を受けられるに違いない。
5月23日、経済協力開発機構OECD)は各国の国民の幸福度を測定する「より良い暮らし指標」の最新版を公開した。日本はOECD加盟国など36ヵ国中21位だった。
指標は11項目で構成されており、「健康・衛生」で日本は29位だ。
【健康・衛生:Health】
 1位 スイス
 2位 ニュージーランド
 3位 オーストラリア
 4位 カナダ
 5位 イスラエル
 6位 アイルランド
 7位 スウェーデン
 8位 ノルウェー
 9位 アメリ
10位 アイスランド
11位 スペイン
12位 オランダ
13位 ルクセンブルグ
14位 ギリシャ
15位 ベルギー
16位 イギリス
17位 イタリア
18位 フランス
19位 オーストリア
20位 フィンランド
21位 デンマーク
22位 ドイツ
23位 チェコ
24位 スロベニア
25位 チリー
26位 ポルトガル
27位 メキシコ
28位 ブラジル
29位 日本
http://www.oecdbetterlifeindex.org/topics/health/
世界一の長寿国である日本。OECD調査で36ヵ国中、「健康・衛生」で29位の日本。
日本のような健康保険制度もなく、ハンバーガーばっかり、食べているアメリカが9位だ。
このギャップはどこから、くるんだろう。不思議だ。