じじぃの「未解決ファイル_161_光速の壁」

Faster than the speed of Light 動画 YuTube
http://www.youtube.com/watch?v=5i_9Hvnx-6s&feature=related
IMAGE - The Neutrino's 画像
http://protonsforbreakfast.files.wordpress.com/2011/09/cern-gran-sasso-neutrino-path.jpeg
NHKドキュメンタリー 時空を超えて 「“時間”は存在するのか?」 (追加) 2016年6月10日 NHK Eテレ
【語り】モーガン・フリーマン
時間とは何なのか?
この宇宙に実在するものなのか? あるいは、人間が作った幻想なのか? 科学最大の謎と言われる「時間」に、世界の研究者たちがさまざまな角度から迫る。
時間とは何なのだろう? どのように定義できるのだろう? 1日を数字で刻むもの。脳で構築しているもの。時間は実在せず、空間から推察されるという説、宇宙の光の速度の変化をはかることで、実在を証明できるという説もある。事故にあった時にスローモーションのように感じるのは、脳の働きによるものだと言われる。
空間が先か時間が先か。これは宇宙の大爆発誕生ビッグバンにまで遡る議論です。
ビッグバンによって宇宙が誕生して以来エントロピーは増大してきました。
フェルミガンマ線宇宙望遠鏡は宇宙のかなたで起こるエネルギーの放出ガンマ線バーストを観測します。
ガンマ線バーストは宇宙の初めの頃の光の速度を知る手がかりになります。
近い将来 フェルミガンマ線宇宙望遠鏡が捉えたガンマ線バーストのデータから時間が存在する証拠が得られるかもしれません。
http://www4.nhk.or.jp/P3452/5/
ニュートリノ:光速を超えず 欧州研で検証実験 2012年3月17日 毎日jp
素粒子ニュートリノが光より速く飛んだとする名古屋大などの実験結果を検証していた欧州合同原子核研究所(CERN)は16日、検証実験の一つでニュートリノは光速を超えなかったと発表した。
昨年9月に発表された実験結果は、光より速いものはないとするアインシュタイン相対性理論の前提を覆すとして大きく注目された。各地で検証実験が計画されたが、先月には装置をつなぐケーブルに緩みがあった可能性が浮上。検証の一つで否定的な結果が出たことで、実験が誤りであったとの見方が強まりそうだ。
http://mainichi.jp/select/science/news/20120317k0000m040141000c.html
サイエンスZERO 「光速を超えた? ニュートリノの謎に迫る」 2012年2月10日 NHK Eテレ
【キャスター】安めぐみ 、山田賢治 【コメンテーター】科学作家 竹内薫 【語り】土田大
2011年9月、世界を揺るがす実験結果が発表された。素粒子ニュートリノが光より速いスピードで飛んだというのだ。光速を最高速度とし、現代物理学を支えてきたアインシュタイン相対性理論をゆるがしかねない結果である。ニュートリノは、本当に光より速いのか? 今、さまざまな検証実験が始まろうとしている。驚きの結果を鮮やかに説明する、奇想天外な理論も登場。世界が注目する“超光速”ニュートリノの真相に迫る。
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp375.html
どうでもいい、じじぃの日記。
2/10、NHK EテレサイエンスZERO』の番組で「光速を超えた? ニュートリノの謎に迫る」を観た。
大体、こんなことを言っていた。 (手抜きしている)
スイス・ジュネーブにあるCERN(欧州原子核研究機構)の会議場で重大な発表を行なっている映像が出てきた。
去年9月、この大ホールで世界を揺るがす重大発表が行われました。
ニュートリノという素粒子が何と、光より速いスピードで飛んだという衝撃の実験結果です。真空を進む光のスピードは秒速およそ30万km。ニュートリノがこれを超えたというのです。アインシュタイン相対性理論では光の速度は超えられないものとされています。今回の結果はこれを揺るがしかねません。
今回の実験(OPERA)に参加した研究員、「この結果が本当なら、研究者の人生は完全に変ってしまうでしょう。私たちの自然についての理解も覆ってしまうかもしれません」
竹内さん、「第一報を聞いたとき、私は目が点になったんですよ。こんなことがありえないだろう、がまず印象でしたね」
安さん、「光より速い物質、ありえないことですよね」
竹内さん、「そうなんです。それが超えてしまうとなると、相対性理論の見直しが必要なので大変なんです」
山田さん、「根底から覆されるような」
竹内さん、「現在の物理学会でもかなりホットな話題で、今インターネットで関連した論文が200本上がっているんです。非常にホットな話題です」
      ・
このシステムは原子時計を搭載したGPS衛星を利用して、スタートとゴールのズレを正確に把握するものです。2つの時計のズレさえ正確に分かれば後で補正して正しい時間を割り出すことができるのです。
東京・小金井市NICT情報通信研究機構)の建物の映像が出てきた。
実はこの方法、日本の標準時を決めている専門機関でも使われています。
NICTの研究員、「こちら、GPS受信器です。オペラ実験で使われているのと同じモデルになっていて、精度として約5ナノ秒=10億分の5秒の精度で時計合わせができます」
GPSを使った時間の測定は国際的な標準時の決定にも使われている、きわめて誤差が少ない方法でした。
ヨーロッパの地図にスイス(CERN)とイタリア(グラン・サッソ)の位置と、その距離730kmが書かれた画像が出てきた。
実験で得られたニュートリノと光の差57.8ナノ秒に対し、GPSを使ったときの誤差は5.0ナノ秒。結果を左右するものではなかったとオペラチームは主張しています。
竹内さん、「GPSについては意外と精度があるということは納得しました。ただどうしても、ヨーイ・ドンでニュートリノと光は競争していないんですよ。つまり、地面の中はニュートリノしか進めないないです。だから、ニュートリノだけが一人でレースをやった。その結果、光速より速かったということで、ヨーイ・ドンでやっていないところが、疑問が残ります」
山田さん、「実はもう1つ、重大な疑問点があるんです」
その疑問点とは1987年に観測された超新星爆発のデータと、今回の実験結果が矛盾することです。超新星爆発の瞬間、大量のニュートリノが生まれ、それを世界で初めて観測したのが日本のカミオカンデでした。この時、10万年光年離れた超新星からニュートリノと光はほぼ同時に到達していました。しかしもし、今回の結果が正しいとすると、ニュートリノの方が4年速く到達したはずです。この矛盾をオペラ実験の研究者はどう考えているのでしょうか?
オペラ実験チームの一員で名古屋大学の小松准教授、
「僕らとしてもそれは、重々承知した上でですけれど、今回得られる結果が矛盾するものだけれども、否定しようがない。我々自身もどれが真実なのか分らない」
竹内さん、「だけど、理論物理学者がいろんな仮説を検証しているんです。たとえばプリンストン大学のステッィーブン・ガプサー教授は「プレーンワールド(膜宇宙)」仮説でこれを説明しようとしているんです」
安さん、「プレーンワールド?」
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じじぃの感想
「国際研究実験OPERAのチームが、人工ニュートリノ1万6000個を、ジュネーブCERNから約730km離れたグラン・サッソのイタリア国立物理学研究所研究施設に飛ばしたところ、2.43ミリ秒後に到着し、光速より60.7ナノ秒(1億分の6秒、ナノは10億分の1)速いことが計測された」
なんか、誤差範囲のような気がする。ニュートリノがフライングしたのかもしれない。
地球から月までの距離は約38万4400km。光の速さでおよそ1秒だ。1秒でどれだけ差が出るのだろう。
ニュートリノだけが一人でレースをやった。その結果、光速より速かったということで、ヨーイ・ドンでやっていないところが、疑問が残ります」
201X年、「はやぶさ2」が月の表面に、ニュートリノ検知器と光検知器を置いてきました。
201Y年、日本のピカチュウ・チームが地球から月にニュートリノと光をヨーイ・ドンで飛ばしてみたら、光の方がニュートリノより速く着いたことで、アインシュタイン相対性理論が正しいことが立証されました。
なんちゃって。