じじぃの「情報収集衛星・H2Aロケット打ち上げ成功!知りたがり」

海外の衛星搭載 H2A打ち上げ成功 (追加) 2012年5月18日 NHK 動画あり
海外から受注した衛星を初めて載せたH2Aロケットの21号機は、18日未明、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、予定の高度で韓国の多目的衛星などを切り離し、打ち上げは成功しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120518/t10015201501000.html
情報収集衛星も搭載 H2Aロケット打ち上げ成功(11/12/12) 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=aV7dWe9tQic
衛星「だいち」からのリアルタイム画像 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=ZwkRCmZRquI
宇宙から見守る地球の息づかい−「いぶき」プロモーションムービー 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=kTJxf62HgOA
JAXAから「しずく」の名付け親認定書が届いた 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=gy_2rk2Pn6c
[ScienceNews]災害時の衛星利用〜準天頂衛星「みちびき」の試み〜 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=8rBVQU3bCUA
キリンの「氷結」 画像
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/9a/18c788a6d16484acff5f785cbb4d517f.jpg
H2Aロケット打ち上げ成功 情報収集衛星を搭載 2011/12/12 日本経済新聞
三菱重工業宇宙航空研究開発機構JAXA)は12日午前10時21分、政府の情報収集衛星「レーダー3号機」を載せた主力ロケット「H2A」20号機を種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げた。衛星はロケットから分離されて予定の軌道に入り、打ち上げは成功した。
政府の情報収集衛星レーダー3号機を搭載し、打ち上げられるH2Aロケット20号機(12日、鹿児島県・種子島宇宙センター)=共同
H2Aの打ち上げは9月以来で、成功は14回連続。成功率は前回から0.3ポイント上昇して95%(20機中19機)になった。国際的に高い信頼性の目安とされる「20回の打ち上げで95%」に到達、衛星打ち上げビジネスに弾みがつきそうだ。
今回打ち上げた情報収集衛星は、電波を使い夜間や悪天候でも地上の様子を撮影できる「レーダー衛星」の3号機。レーダー衛星はこれまでに2基を打ち上げたが、電源系の不具合でどちらも稼働しなかった。
情報収集衛星北朝鮮の軍事施設や大規模災害の被災状況なども監視することができる事実上の偵察衛星で、レーダー衛星と望遠鏡とデジタルカメラで地上を撮影する「光学衛星」を2基ずつ、計4基で運用する計画。来年度、レーダー衛星の4号機を打ち上げれば4基体制が整い、地上の見たい場所を1日1回、昼夜や天候を問わず撮影して分析できるようになる。
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819595E3E3E2E2E68DE3E0E3E0E0E2E3E39F9FE2E2E2E2
宇宙開発利用の成果活用による 社会貢献事例(代表例) JAXA
ロケット先端部(フェアリング)用に開発された断熱材技術は、軽量で熱制御性に優れ、かつ優れた施工 性を有しています。
この技術を応用して、㈱日進産業が、幅広い温度帯の建築、車両、設備、部品等の産業ニーズに応える ことのできる「高性能塗布式断熱材」を開発し販売しています。
厚さ1〜2mmで究極の断熱効果を発揮するこの断熱材によって、エアコンの稼働率が下がり、CO2発生 を抑制し、地球温暖化の防止にも寄与します。また、「塗るタイプの断熱材」であるので、曲面にも塗布可能 で、様々な用途にも利用可能です。
http://www.jaxa.jp/about/iso/img/spinoff.pdf
NASAと「氷結」の意外な関係 エキサイトニュース
アメリカ航空宇宙局、通称NASA
ここで生まれた技術は、日常生活にかなり応用されている。
例えば有名なのが低反発枕スペースシャトルの打ち上げで、宇宙飛行士にかかる重力を和らげようと作られた素材がもとになった。あと、搭乗員同士がワイヤレスで通信するための交信システムから、テレビリモコンなどのコードレス製品も生まれている。
http://www.excite.co.jp/News/bit/00091191885841.html
クローズアップ現代』「日本初の宇宙船HTVの挑戦」 2009年9月29日 NHK 動画あり
【キャスター】森本健成 【コメンテーター】宇宙飛行士 若田光一JAXA名誉教授 的川泰宣
日本の宇宙輸送船HTVが世界の注目を集めている。今後の国際宇宙ステーションの運用を左右するHTVの可能性を探る。
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=2792
『知りたがり!』 フジテレビ 2010年12月13日
【司会】伊藤利尋渡辺和洋 【ゲスト】 千秋、田中卓志山田美保子 【コメンテーター】科学ジャーナリスト 寺門和夫
▽最愛の母に別れ 浅田真央選手 胸中明かす
H2Aロケット打ち上げ成功 14回連続…世界クラスに!
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/shiritagari/index.html
どうでもいい、じじぃの日記。
12/13、フジテレビ 『知りたがり!』の番組で「H2Aロケット打ち上げ成功 14回連続…世界クラスに!」を観た。
大体、こんなことを言っていた。 (手抜きしている)
種子島宇宙センターからのH2Aロケット20号機打ち上げ瞬間の映像が出てきた。
伊藤 H2Aロケット。14基連続で成功している。成功率が非常に高いんだということですが、1回打ち上げるのにいくらと、お金がかかるわけです。どんなメリットがあるんでしょうか。
科学ジャーナリスト 寺門和夫さんが詳しく解説する。
伊藤 昨日の打ち上げで成功率95%になったと、これがもつ意味は大きいということですが。
寺門 日本の場合は打ち上げの機会が少ないので、関係者の方は大変だったと思う。
H2Aロケットは輸送用のロケット
千秋 宇宙のどこに運ぶんですか?
寺門 主に輸送用ですが、地球の周りを国際宇宙ステーションISS)が回っています。最近まで古川宇宙飛行士が長期滞在していたが、そこと地上を結ぶという主な役割があります。
伊藤 人工衛星の場合は、地球を回る衛星の軌道上に衛星を運ぶわけですね。じゃあ、今回何を運んだかというと、「情報収集衛星レーダー3号機(偵察衛星)」で北朝鮮の軍事施設などを監視するということです。ロケットの成功率が高まったことで、他国の衛星を受注する可能性がある。
寺門 ロケットはアメリカ、ヨーロッパとライバルです。今度の成功で同じレベルになった。ロケットの開発にはお金がかかるので、他国の衛星を打ち上げるというのが期待されているわけです。
千秋 何億円ぐらいですか?
寺門 まあ、100億円ぐらい。
みんな、「エー!」
世界に誇る日本の衛星
地球観測衛星「だいち」     打ち上げ日 2006年1月  H2Aロケット8号機
 世界各地の土地利用や環境変化、自然災害などを観測
●観測技術衛星「いぶき」     打ち上げ日 2009年1月  H2Aロケット15号機
 世界初! 世界各地の温室効果ガスを観測
●水循環変動観測衛星「しずく」  打ち上げ予定 2012年春
 海面水温を0.5℃精度で観測
準天頂衛星システム「みちびき」 打ち上げ日 2010年9月  H2Aロケット18号機
 1基は打ち上げられたが、最低3基が揃っていないと機能しないため、まだシステムとしては未完成
伊藤 「いぶき」は地球の特定された場所のCO2量を測定できる。これは世界初なんです。さらに来春打ち上げ予定なのが、水循環変動観測衛星「しずく」というのですが、これは海面水温を0.5℃精度で観測できるのだそうです。これも温暖化と関係していると思うが、宇宙から0.5℃単位で海の温度を観測できる。
みんな、「エー! 宇宙から」
寺門 地球環境問題を解決するにはどうしたらいいのかという時には、科学的データが必要です。その時、日本の人工衛星というのは非常に世界的に貢献していると思う。
伊藤 よく「GPS」という言葉を聞くでしょう。あれはアメリカの衛星なんです。日本でGPSと同じ機能を持つ衛星「みちびき」を打ち上げました。ただまだ、システムとして機能していません。
寺門 人の位置情報を得ようとしたとき、ビルの陰に隠れてしまった時などのためには最低3基必要なんです。現状ではビルの陰に隠れてしまうと、その分どうしても精度が落ちてしまう。
伊藤 「みちびき」のシステムが完成すると、今100メートル位の誤差があるのが、数センチから10センチの誤差しかない位置情報が得られるということなんです。今アメリカのGPSを使っているが、常に衛星が真上にいてくれる状態がいいわけです。
山田 「GPS」機能が働きました、と音声がくるのが、今後は「みちびき」機能が働きました、と教えてくれるんですか。
寺門 将来、そうなるような計画を持っています。
宇宙予算のカベ
JAXA 今年度 1866億円
NASAの10分の1 ESA欧州宇宙機構の約3分の1
さらに・・・ 削減の危機
はやぶさ2」 中止になる可能性がある?
田中 1年に何回打ち上げているんですか?
寺門 日本の人工衛星は1年に1基か、2基です。
伊藤 予算が限られていると、目に見えるメリットあるものとすると、「みちびき」は優先度が高いとなりますか?
寺門 国民の生活を考えると、準天頂衛星とか、地球観測衛星とか、なりますね。
千秋 衛星って、ずっと使えるものなんですか?
伊藤 「だいち」は東日本大震災のとき、宇宙がらどこまで津波が押し寄せたかの映像を送ってくれた。その「だいち」は5月で寿命が切れたそうです。宇宙開発が遅れるとH2Aロケットの打ち上げの数が減って、ロケットの精度が悪くなるかもしれない。どんどん打ち上げると国際的な信頼度が増すんですが。もう1つ見逃せない点がある。宇宙開発すると日本が元気になる。実は家の建築用等塗布断熱材にロケットの塗料が応用されているんです。
寺門 H2Aロケットの先端部分に衛星が入っているんですが、その部分に熱から保護するために断熱用の塗料が塗ってあるんです。それを住宅に塗れば住宅が断熱材になるんです。
伊藤 もう1つある。キリンの「氷結」。「氷結」といえばどんなイメージですか?
みんな、「缶」
伊藤 表面がデコボコしている。これ「ダイヤカット缶」と言うんですが、これによって非常に軽くなった。30%軽量になった。これも宇宙開発からなんですか?
寺門 宇宙で使うものは軽くて、強度が高いものが要求される。この「氷結」なんかは宇宙開発されたものが応用された例です。
伊藤 宇宙開発はロケットだけじゃなく、いろんな技術に応用される。広がりがあるんだということを見逃せないということですね。
じじぃの感想
9/29、NHKクローズアップ現代』「日本初の宇宙船HTVの挑戦」を観た。
種子島宇宙センターからH2Bロケットによって打ち上げられた宇宙輸送船「HTV」。無事に国際宇宙ステーションISS)とのドッキングに成功した。
あの「HTV」は少し改造すれば、有人用の宇宙船になるのだそうだ。
「宇宙予算のカベ」
少し、悔しい気がする。