じじぃの「人の死にざま_771_A・マイケルソン」

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Nobel Prize Winner Albert Abraham Michelson 動画 YouTube
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Prelude to Einsten's Theory I - The Michelson-Morley Experiment (2/3) 動画 YouTube
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アルバート・マイケルソン
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アルバート・マイケルソン フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 (一部抜粋しています)
アルバート・エイブラハム・マイケルソン(Albert Abraham Michelson, 1852年12月19日 - 1931年5月9日)は、アメリカの物理学者。光速度エーテルについての研究を行った。1907年、光学に関する研究によってノーベル物理学賞を受賞した。これは科学部門における、アメリカ人初の受賞でもある。
【干渉測定】
1887年、ウェスタン・リザーブ大学のエドワード・モーリーとともに、当時光の媒質として仮想されていたエーテルを検出するため、公転運動する地球とエーテルの相対運動による光波の干渉を検出する実験を繰り返した(マイケルソン・モーリーの実験)。ところが、もしもエーテルが光の媒質として存在するのなら当然生じるはずの干渉現象が見出されなかった。マイケルソンはその結果に驚き、翌年もさらに精度を上げて実験を繰り返したが、やはり干渉は起きなかった。この実験結果の影響は大きく、干渉が起きなかったことを説明するためにヘンドリック・ローレンツローレンツ収縮の方程式を考案したほどである。
このことはあらゆる方向に運動する物体から観測する光速度は常に一定であるという「光速度不変の原理」の発見につながり、のちにアルベルト・アインシュタイン特殊相対性理論の根拠となった。そのため、極めて意義の大きい失敗と言える。なお、アインシュタイン特殊相対性理論を構築する際にマイケルソン・モーリーの実験のことを知っていたかどうかという歴史的議論もあった(特殊相対性理論では、エーテルは「不要」とされている)。

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『宇宙はわれわれの宇宙だけではなかった 』 佐藤勝彦/著 PHP文庫 2001年発行
アインシュタインは宇宙をいちばん知りたかった (一部抜粋しています)
ニュートン物理学では、速度は常に何かに対しての速さであるといわなければ意味がありません。
例えば、いま、電車の中である人が進行方向に時速5キロメートルで歩いているとしましょう。このとき、電車が時速100キロメートルで走っていれば、その人は「地面に対して」時速105キロメートルで進んでいることになります。逆に、電車の進行方向とは逆に歩いていれば、その人は「地面に対して」時速95キロメートルの速さです。
このように速度というものは「何に対して」ということをいわなければ、ニュートンの物理学では意味がないわけです。ところが、マックスウェルの「電磁気の法則」では、「何に対して」ではなく、電磁波は「いつも光の速さ」で伝わらなくてはいけないという結論を出していたのです。これは明らかな矛盾です。
この矛盾を解決するため、当時の人は、電磁波を伝える特別な物質が宇宙には満ちあふれており、それに対して電磁波は、「光の速さ」で伝わると考えたわけです。それがエーテルと呼ばれる仮想的な物質です。年配の読者の中には、この名前を聞いたことのある人もおられるのではないでしょうか。
しかし、エーテルが宇宙を満たしているなら、それは次のような実験で簡単に確かめることができるはずです。
まず、宇宙に光速の乗り物で飛び出し、進行方向に光を発射する。そうすると発射された光の乗り物に対する速度は、「光の本来の速さ」マイナス「乗り物の速さ」になるはずです。これは、光は常にエーテルに対して光速で進むけれど、同じ方向に運動している乗り物からみれば、自分の速さだけ遅くなるはずです。
また、進行方向とは逆向きに光を発射してやれば、このとき乗り物から測った光の速度は「光の本来の速さ」プラス「乗り物の速さ」となります。
これが証明できれば、エーテルに対する乗り物の速さが確認されたことになり、すなわちエーテルの存在を確かめたことになるわけです。
もちろん、わざわざ宇宙に飛び出さなくても、地球は太陽のまわりを秒速2キロメートル(時速7200キロメートル、コンコルドの4倍の速さ)の猛スピードで回っているので、地球から進行方向(あるいは逆方向)に光を発射してその速度を測定してやれば、これは簡単に実験できます。蛇足ですが、この当時、光の速度が秒速30万キロメートルであることはわかっていました。
では、実験をしてみましょう。
ということで実験を行ったのが、有名なアメリカ人のマイケルソンとモーレイの2人です(1887年)。
余談になりますが、マイケルソンは後にアメリカ人としてはじめてのノーベル物理学賞をもらっています。
結果はどうだったのでしょうか。
驚いたことに、どちら向きに発射しても「光の速さ」は「光の速さ」であり、地球の公転速度を足したり引いたりした速度ではなかったのです。つまり、エーテルは仮想だったことがこの実験ではっきりしてしまったわけです。
「光の速さ」は、観測者がどんな運動をしていても常に「光の速さ」である。観測者が仮に光子ロケット(準光速)に乗って測定しても光は「光の速さ」である。運動によって速度を足したり引いたりできない。
このように、われわれの常識である速度の足し算や引き算が光の速さについてはまったく使えないのです。
こうして、ニュートンの物理学とは明らかに矛盾する光の性質がだんだん明らかになってきたわけです。

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