じじぃの「ぼけっと、Eモニ_100104」

E morning テレビ東京
http://www.tv-tokyo.co.jp/emorning/tokusyu/_2010.html
どうでもいい、じじぃの日記。
1/4、テレビ東京 朝のニュース番組『Eモニ』をいつものように、ぼけっと観た。
主なニュース
日航の融資枠 2000億円に拡大
東証大発会
FRB議長規制強化を発表
●鳩山総理 今日、年頭の挨拶
今日の特集
土俵際ニッポン どうなる2010年
【コメンテーター】慶應義塾大学経済学部教授 金子勝大和総研シニアエコノミスト 亀岡裕次
司会者 2010年の展望ですが、今年の期待と懸念を伺います。まずは金子さんから、懸念について。
金子 「アメリカの長期停滞」。アメリカの成長産業が見えてこない。アメリカが落ちつかないと、世界が落ちつかないだろう。
今年1年間でどのようなイベントが行われるのか。5月に上海万博が開催、7月に参議院選挙、11月にアメリカの中間選挙が行われます。
司会者 選挙の影響は。
金子 参議院選挙、アメリカの中間選挙が経済に悪い影響を与える可能性がある。選挙向けの政策に徐々になってしまう。
司会者 期待については。
金子 「マニフェストの実行」。民主党マニフェストの中で大胆なことが書かれているが、まだ表に出て来ていない。マニフェストに期待している。
司会者 亀岡さんにマーケットの立場から伺います。期待について。
亀岡 「円安による株高」。円高、ドル安傾向になってきているが、ドルが弱くなった結果の円高でしかない。今年は円安、ドル高になる可能性がある。FRB金利を低くしてしてきたが、このところ期待インフレが2%ぐらいになってきている。ドルがアメリカの金利と同時に強くなる可能性がある。
司会者 懸念については。
亀岡 「金利上昇による影響」。1つには金利上昇がコストの上昇になって経済に悪影響を及ぼす。もう1つは株式市場の資産価格に悪影響を及ぼす。株価が下落すると低金利の円は買い戻されやすくなる。年後半に円高になる可能性がある。
マーケット関係者30人に聞いた。民主党の政策次第という結果になった。民主党は重点的な戦略分野として環境・健康・観光を挙げ、470万人規模の雇用創出を目指すと言っている。
土俵際の日本経済、果たして目論みどうりにいくのでしょうか。
司会者 経済再生にどのような道を。
金子 少子高齢化でおきている長期停滞化を止めると同時に新しい産業を作るという意味では、地球温暖化税とか、排出量取引の税制のグリーン化で一気に北海道から九州までエネルギーの衰退地域をスマートグリッドで結び付けるような大プロジェクトを立ち上げて、家電とか車とか建物の断熱化をするとかのイノベーションを行って、新しい需要を作っていくような大胆な成長軌道を描けるようなビジョンを出してほしい。
じじぃの印象
金子さんはリーマン破綻の前に、アメリカのバブルがそのうちはじけるだろうと予言していた。その通りになった。
オバマグリーンニューディール政策の柱は「スマートグリッド」だと言われている。「スマートグリッド」が土俵際の日本を救うということなのかもしれない。
http://d.hatena.ne.jp/cool-hira/20091113/1258061452