じじぃの「科学夜話・今や人に欠かせないインターネット!わかるノーベル賞の本」

レーザって何?

●レーザの特徴 ~純粋でまっすぐ
レーザの特徴として、「いろいろな光が混じっておらず、1色の光拡散せず、1直線に進む光の位相が揃っている(波長の山と谷が揃っている)」というのがあります。
これらの特徴を生かして、計測やディスプレイ用の光、身近な所では、CDやDVDなどの読み取りにも利用されています。 この人工の光は、制御がとても容易で、様々な光を取り出し、増幅させる事が出来ます。

もともとレーザは、光ファイバーを通じてインターネットができるように、情報通信の世界でよく使われてきました。また、パソコンなどでCDやDVDに書き込むときにも、レーザが使われています。
https://laser-navi.com/laser_process/about_laser.html

『マンガと図鑑でおもしろい! わかるノーベル賞の本』

うえたに夫婦/著 大和書房 2023年発行

レーザーより先に生まれたメーザー 1964

量子エレクトロニクスの基礎とメーザー、レーザーの発明 チャールズ・H・タウンズ(アメリカ 1915-2015)、ニコライ・G・バソフ(ソ連 1922-2001)、アレクサンドル・M・プロホロフ(ソ連 1916-2002)

1854年、タウンズたち3人はメーザーを開発する。
メーザーとは、「波をそろえてエネルギーを高めたマイクロ波を、細いビーム上に出す技術」のこと。その数年後、マイクロ波を光に置き換えた技術「レーザー」も生まれた。
これらの技術はさらなる研究や応用へつながることとなり、非常に高く評価された。

今や人に欠かせないインターネット 2009

光通信用のファイバー中の光伝達に関する革新的な業績 チャールズ・K・カオ(イギリス、アメリカ 1933-2018)

1960年代に光ファイバーの研究が始まったが、数十mで光が消えてしまうため実用化が消えてしまうため実用化は困難だった。
しかしカオは1666年、不純物を取り除いたガラスを使えば長距離の通信が可能ということを発表。
そしてその数年後に実用的な光ファイバーが開発され、光通信が可能となった。

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どうでもいい、じじぃの日記。

うえたに夫婦著『マンガと図鑑でおもしろい! わかるノーベル賞の本』という本を見ていたら、「今や人に欠かせないインターネット」という項目があった。

「しかしカオは1666年、不純物を取り除いたガラスを使えば長距離の通信が可能ということを発表」

2017年、NHK Eテレ モーガン・フリーマン 時空を超えて 「時間の正体は何なのか?」を見た。

こんなことを言っていた。

「私たちが見ているものは、程度の差こそあれ全て過去に起きた出来事なのです。太陽と地球の距離はおよそ1億5000万キロ。ですから、太陽から出た光が地球に届くまでに8分ほど時間がかかります。突然、太陽が爆発したとしても私たちがそれを知るのは8分後だということです。宇宙の最も遠い部分からやって来る光は138億年前のもの。すなわち宇宙が始まった時のものです」

かつてカール・セーガンは、星を眺めるのは過去の時間を振り返るのと似ていると言った。

すべての生物には寿命がある。

なぜ光は、138億年もの旅をしているのに、減衰、消滅しないのだろうか。

光ファイバーとは。光回線はなぜ速いのか?

ネットで、「インターネット 光ファイバー」をキーにして検索してみた。

1秒ぐらいで返事が返ってきた。

光ファイバーとは光を通せる繊維のことです。光信号によって高速でデータを送ることができ、 近年のインターネット回線は光ファイバーを利用した光回線が主流になってきました」

「また、光ファイバーは2層構造になっているのも特徴です。光ファイバーは、石英ガラスやプラスチックで作られる中心部の「コア」と、周囲を覆う「クラッド」と呼ばれる部分から構成されています」

光ファイバーは、電磁波による影響を受けることが少ないため伝送損失が低く、長距離の地点にもデータを安定的に伝送できます」

しかし光って、何だか分からないけどすごいですね。