じじぃの「科学夜話・カルビン回路・植物における光合成の研究!わかるノーベル賞の本」

【高校生物】 細胞4 ミトコンドリア葉緑体(15分)

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=BJ0GEstZCbw


5分でわかる!ミトコンドリア葉緑体

映像授業のTry IT
ミトコンドリア葉緑体も、元々は別の生物
このように、細胞内に好気性細菌やシアノバクテリアが細胞内にとりこまれて共生した結果、ミトコンドリア葉緑体ができたという説を、共生説というのですね。

このように、細胞内に好気性細菌やシアノバクテリアが細胞内にとりこまれて共生した結果、ミトコンドリア葉緑体ができたという説を、共生説というのですね。
ミトコンドリア葉緑体も、元は別の生物だったことから、独自の増殖方法やDNAが見られると考えられています。
https://www.try-it.jp/chapters-10923/sections-10924/lessons-10940/

『マンガと図鑑でおもしろい! わかるノーベル賞の本』

うえたに夫婦/著 大和書房 2023年発行

葉っぱに秘められたナゾを追え! 1915

植物の色素、特にクロロフィルの研究 リヒャルト・ヴィルシュテッター(ドイツ 1872-1942)

ヴィルシュテッターは1905年から、研究が困難とされたクロロフィルの研究を始めた。
彼は独自手法の開発によってクロロフィルの種類や量、化学構造を明らかにし、さらにはクロロフィルと血液色素ヘモグロビンとの関連性も見出した。これらの研究は植物化学の基礎となっていった。

植物のはたらきのナゾ 1961

植物における光合成の研究 メルヴィン・カルビン(アメリカ 1911-1997)

光合成という現象は古くから知られていたが、化学的にどのような反応が起きているかは不明だった。
そんな中、カルビンは1946年から炭素14を用いて光合成における炭素の反応経路を追跡することに成功。この反応経路は「カルビン回路」と呼ばれ、現在も重要な反応として広くしられている。

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どうでもいい、じじぃの日記。

うえたに夫婦著『マンガと図鑑でおもしろい! わかるノーベル賞の本』という本を見ていたら、「植物のはたらきのナゾ」という項目があった。

再放送だったが、NHK BS1 「生命大躍進 第1回 そして"目"が生まれた」を観た。
https://www.nhk.or.jp/special/detail/20150510.html

生き物が「眼」を持った経緯を簡単に説明すると、

海の海草が光合成をするようになった。

その海草をプランクトンが食べた。
クラゲなどが、そのプランクトンの光を感知する遺伝子(HOX13遺伝子)を身体に取り込んだ。

生き物は、初めは明暗を識別するだけであったが、一応「眼」を持つようになった。
これが約5億年前のカンブリア紀の生命の大躍進なのだそうだ。

「生物はある固定した観点から世界を見ることだけでなく、相互作用する多種のパースペクティヴを自らが取り入れることによって、世界を眺めることに展化したのである。それは、『眼』の奪い合いの歴史であったのだと言えるだろう」

眼がより進化した生き物が、後の生き残りに有利に働いた。

動かなくてもよい植物と、生きるために動き続けなければいけない動物

実は植物の葉緑体ミトコンドリアと同じように二重の膜をもった共通の構造をしており、どちらも太古の時代には独立した微生物だった。

そして植物の進化が始まると、光合成によって原始地球の大気中の酸素濃度が上昇してきて、今度はその酸素を利用してエネルギーを産生するミトコンドリアだけしかもたなくても活動できる動物が飛躍的に進化できる環境が整った。

だそうです。